ベトナム航空機操縦室で持 ち主不明の金を発見
ハノイ市のノイバイ国際空港の税関は11日午後3時40分ごろ、香港から同空港に着陸したベトナム航空VN791便の操縦室でアクセサリーに加工された金(きん)合計6.4キログラムの入った4つの袋を発見し押収した。
この事態を受けて、ハノイ市内に向かっていた同機のポーランド人機長、ベトナム人副機長2人、客室乗務員7人が空港に呼び戻され、税関の取り調べを受けた。しかし、誰もこの金の所有者であることを認めなかったため、警察が捜査することになった。ベトナム航空は警察の捜査に全面的に協力すると表明している。
同航空のハノイ~香港線では通常、機内乗務員が香港の空港ターミナルに出入りすることが認められておらず、機内清掃や整備の間も機内にとどまりそのまま折り返し便の業務に就くことになっているという。

ノースウエスト航空にピーナツ問題浮上、デルタと合併で
米ノースウエスト航空が機内での軽食用にピーナツを配り始めたことに対し、アレルギーを持つ乗客から抗議の声が出ている。
ノースウエスト航空は4カ月前にデルタ航空と合併し、2月1日からデルタにならい、機内でピーナツを配るようになった。デルタの本社があるジョージア州は米国最大のピーナツ産地で、サルモネラ菌による食中毒が問題になったピーナツ・コーポレーション・オブ・アメリカの工場も同州にある。
しかしノースウエスト航空の本社があるミネソタ州ミネアポリスでは、地元紙スター・トリビューンでこの話が紹介されると読者から批判が噴出。「妻はアレルギーがひどく、隣で誰かがピーナツを食べればそのにおいだけでアレルギー反応が起きる」「ノースウエストは乗客のことやピーナツアレルギーの実態が分かっていない。なぜプレッツェルではだめなのか」などの声が寄せられた。
これに対しデルタ航空は、要望があればピーナツアレルギーを持つ乗客のために「緩衝地帯」を設けると説明。同航空のウェブサイトによれば、アレルギーを持つ客の前後3列を緩衝地帯とし、この地帯の乗客にはピーナツ以外のスナックを配るよう、乗務員に指示するという。

27分後に着陸の同一航空便も着氷と、民家への旅客機墜落
事故原因を解明する米運輸安全委員会(NTSB)当局者が述べた。事故機はカナダのボンバルディア社製の双発プロペラ機、DHC8―Q400型機で、ニュージャージー州ニューアークからバファローへ向かっていた。
これによると、27分後に到着した便の操縦士は一定程度の着氷を報告していた。墜落機の操縦士は事故発生直前、操縦室窓と翼に相当な程度の着氷が生じていることに言及。NTSBはこの着氷と事故原因の関連性に重大な関心を寄せている。翼への着氷は量により、空気の流れを変えさせ、機体制御に影響を及ぼす恐れがある。
事故機の操縦士が着氷に気付いていた事実は、墜落現場から回収した操縦室の音声記録装置、飛行記録装置の初期分析で判明した。また、飛行記録装置の解読で、事故機の着氷防止装置は離陸後、起動していたことが分かったが、正常に機能していたのかは不明。
同装置の破片も事故現場から回収しており、不具合がなかったのかなども調べる。NTSBは、事故発生時、バファロー空港周辺空域を飛行していた航空機にも着氷の事実がなかったのかを問い合わせている。
飛行記録装置の分析では、事故機が墜落する前の5秒間、高度を一気に240メートルも失っていたことが分かった。
事故では、乗客乗員49人と墜落の直撃を受けた民家内にいた住人1人の計50人が死亡した。