広宣流布の新世紀への堂々たる旅立ちの、歴史的な式典であった | くにまさのブログ

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     (『新・人間革命』第5巻より編集)

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        〈勝利〉 9

 

 その結果、半年前の五月三日の本部総会の時点では、二十五万人であった男子部が、なんと、この男子部総会の時には、三十五万人となっていた(昭和三十六年)

 

 若い力が、使命の光を放って爆発したのだ。心を一つにした団結の力であった。

 

 参加者のなかには、五人、六人と友人に弘教し、集った青年もいた。

 

 職場の第一人者になろうと誓い、会社一番の営業成績を上げ、上司を入会させて参加した青年もいた。

 

 この国立競技場に集った男子部員の誰もが、誇り高き人材として、集う決意をしてきた

 

 そして、それぞれが、社会で模範となるように実証を示しきって、嬉々として参加したのである。

 

 まさに、スタンドの上の「勝利」の文字は、広宣流布の使命に生きようとする創価の青年たちの、青春の勝利を象徴していた

 

 若々しき男子部の代表十万が勢揃いするこの総会は、広宣流布の新世紀への堂々たる旅立ちの、歴史的な式典であった

 

 しかし、この総会を真に荘厳するものは、それをめざして、一人ひとりが何を成し遂げ、自身の人生に、いかなる勝利の歴史を打ち立てて集ったかである

 

 どんな盛大な催しや儀式も、見方によっては一つの”化城”にすぎない。

 

 その本当の目的は、それらを通し、一人ひとりが自身に挑み、勝って、わが胸中に、堅固なる”生命の城”を築いていくことにある