5/6 旧き佳き | ✈地球サイズの晴天* 100カ国traveler旅ブログ

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これまで100ヵ国を旅した東京で働くさらり~まん兼バックパッカーが日本と海外に関する旅とグルメの情報・ディープスポットを紹介します.
The traveler working in Tokyo who traveled to 100 countries to introduce Journey of information blog.


初、武蔵小山へ。目黒からは私鉄で往復となりますが、訪れたのは、
牛太郎』。武蔵小山にある働く人の酒場。昭和30年創業の老舗な
酒場。「東の宇ち多゛、西の牛太郎」と噂で聞いて、以前から行って
みようと思ってましたが、今回ようやく訪れることができました。


老舗の酒場とは云え、品川区という場所柄実際どうよと思ってましたが、
外観も内装も旧き佳き懐かしき昭和な酒場の雰囲気そのまま。で驚いた
のはその値段。ともかく安い。価格も昭和のままといった感じ。


到着したのは15時。土曜は昼12時に開店するとの情報でしたから、
2クール目狙い。で実際は15時半頃にがらっと入れ替わりました。
たまたま隣に座った姐々が素敵な方でとてもラッキー♡でした。
お店は一応20時までとなっていますが、食材がなくなると早仕舞いも
あるようで、特に18時を過ぎる頃には、常連さん以外は、適宜断られる
ような感じ。適宜なので断られたり断られなかったりという適当さ。笑。


食べログなどの口コミを事前に読んでいたお蔭で、いわゆる牛太郎ルール
なるものを理解して、このお店に突入することができました。笑。で、
このルールというのはよくあるお店の煩いこだわりとかではなく、
商売っ気ゼロというか、逆に煩く無さ過ぎる牛太郎で過ごす指南書みたい
なものでして、初訪の諸兄は軽く読んで訪問するのが正解と思います。


ただこのお店の常連さんはみなさん気さくで感じいい方ばかりなので、
注文や着席など処し方は優しくお声掛けいただけて安心かなと思います。
というのもこのお店の最大の特徴は、店員さんが、お客さんにあまり関心
がないというところにあります。例えば、もつを焼く専門の店員さんは、
声かけてもほぼ反応がありません。笑。


ともかくお店の方はどなたもとてもマイペースな雰囲気ですから、注文は、
何か持ってきたタイミングでお願いするなど技が必要です。簡単な指南書
としてはそれだけです。あとは席がいっぱいで、空いてもそこに入ってく
のは、ご自身もしくはお客さん同士の判断で、お店の人がどうぞ、とか
声を掛けることは少ないように思います。


頼んだのはもつ焼き、ポテサラ、ナムルなど。どれもこれもちゃんとして
美味しかったです。特にもつ焼きは焼き加減が素晴らしく上手と思います。
静岡おでん三河屋の女将ばりに上手だと思いました。また100円で一本
ずつ注文できますから、いろんなものが楽しめるのもありがたいです。
値段といい、雰囲気といい、座って飲める角打ちといった様相でしょうか。
ファンが多いのも頷けます。店主に店員さんに常連さんみなさんのお人柄
が素晴らしいです。とっても遠いお店ですが、定期訪問したいお店の一つ
となりました。