昨日は愛機スーパーカブで銭湯ツーリングしてきました。銭湯へ繰り出すのは2月の蒲田温泉以来です。
天気は良く、桜の花は満開状態。ツーリングしているだけでも良い花見になりました
今回は、川崎・新丸子の丸子温泉へ向かいました。サウナや食事処もないただの銭湯ですが、自噴の冷鉱泉を使う天然鉱泉銭湯です。
私は20年ほど前、近隣の武蔵小杉に住んでいたことがあり、その時はちょくちょく入りに来ていましたが、その頃以来の入湯です。
午後1時少し前に到着。真っ昼間ですがちらほら人が入っていきます。地元の方やサイクリングの方もいました。バイクや自転車は、建物の前が空いていれば止められます。一杯の時は、東横線の高架下に市営やリサイクルショップの有料駐輪場があるので、そこに止めると良いでしょう(300円ぐらい)。
料金は2月から530円に値上がったようです。20年前と比べると100円ほど上がっていますが、物価を考えたらいたしかたないでしょう。
脱衣所や湯船に特に変わりはなく、設備に古さは感じます。泉質は濃い茶褐色の鉱泉(19度ぐらい)。それを薪で沸かし、湯船は44度とちょっと熱めです。熱すぎると感じたら、源泉の蛇口をひねれば冷泉が出てきますので、それで調整すると良いかもしれません(昔はみんなそうしていた記憶が…)。
蒲田の黒湯と比べると色は薄めで、臭いも気になりません。人の入りは30~40%程度なので、芋洗いということはなく、ゆっくり入れて良かったです。
ただ、熱めということもあり、20分程度で上がりました。天然鉱泉ですから湯冷めはしません。
湯上がり後は腹ごしらえです。新丸子の名物大衆食堂、三ちゃん食堂へ。『孤独のグルメ』にも出ている名店です。午後1時半過ぎとはいえ、店前の行列にちょっと躊躇しましたが「1人なら早く通してもらえるかも」と思い並んでいると、「カウンターならすぐお通しできますよ」とのことで即入店できました
店は相変わらずの賑わいでした。昼間からみんな飲んでいます。この日は午後3時から川崎フロンターレの試合が等々力競技場で開催されることもあり、サポーターグループの姿も目立ちます。
メニューは和洋中なんでもそろっている感じですが、今回は『孤独のグルメ』で取り上げられていたネギ肉イタメとライスとも味噌汁をオーダーしました。
さしみも美味そうです。うなぎもリーズナブルで気になりますが、先日、足尾で食べたばかりなので我慢です。
ネギ肉イタメは長ネギと豚肉の炒め物です。味は塩・コショウベースのシンプルなもので、私は一味唐辛子を加えて食しました。素材の良さがしっかり味わえ、家でも作ってみたくなりました。
ライスは普通盛りでもどんぶり飯ですからボリューム十分。味噌汁もお椀2杯分ぐらいあり、これで満腹です。総額1000円は安くはありませんが、今どき納得の価格です。
マイナス点としては、たばこが吸える(写真の通り灰皿は全席に置いてあります)ことと、飲んでいる方が多いためちょっと騒がしい、といったところでしょうか。逆にたばこと酒が必要な方には、今どき希少な食堂です。
さて、最近は近場のツーリングばかりですが、カブにはちょうど良い距離でもあります。でも次回は、ゴールデンウイーク中に遠出と行きたいですね!