先日、モビリティリゾートもてぎへ半分仕事で行く機会があり(この春は栃木づいてます)、空き時間を利用して3月にリニューアルオープンしたホンダコレクションホールを見学してきました。訪れるのは10年以上前、おそらくホンダサンクスデーなどのイベント時だったと思います。
エントランス前の桜には、まだ少し花が残っていました。コレクションホールへの入館は無料ですが、モビリティリゾートもてぎの入園料や駐車料金はかかります。
展示内容や一部施設が変わりました。目玉はエントランスに展示されたホンダジェットEliteⅡの実物大インテリアモックアップモデルでしょう。これは昨年のジャパンモビリティショーにも出展され話題となっていましたね。
機内に乗り込むこともできます。航空機には詳しくありませんが、クラストップの販売を誇っているようなので凄いですね。
初めて乗り込みましたが、機内は広くはないです。もう少し頭上空間があると良いのですが、まあ、庶民があれこれ言える立場ではないですね
リニューアルに伴い、ホンダ創業期から2000年代まで順を追ってホンダの歴史を見学できるようになりました。ホンダF1初号機RA271やS360などが展示されています。
驚いたのはRA271に搭載されていた1.5L・V12エンジンが手の届く場所に無造作に展示されていること。ギヤボックスも含めて見学できます。
本田宗一郎がこだわりの空冷エンジン四輪車は、F1(RA302)と市販車(1300 77)の2台を並べて展示。心憎いですね。
1980~90年代の第二期F1活動期はリアルタイムで見ていますから、今でも当時の熱いレースシーンが目に浮かびます。
もちろん二輪車も平等に展示されています。カブ主としては、スーパーカブは外せません。初代のC100や初代ハンターカブなどがずらりと並んでいます。
市販車も各年代のエポックモデルが展示されています。90年代のRVブームのコーナーでは、初代オデッセイ、ステップワゴン、写真の初代CR-V(家内が所有していた)が。この年代のクルマはまだまだ現役かと思っていましたが、30年も経てば旧車・名車ですよね(自分も歳を取りました)。
カフェやライブラリーもリニューアルされ、ゆっくり過ごすこともできます。この日はあまり時間がなく、駆け足での見学となりましたので、またゆっくり訪れたいと思います。
ただ、わが家からだと高速を使っても片道3時間近くかかるのがネックですが、ホンダファンならずともクルマとバイクを楽しめ、自動車文化を勉強できる良いスポットです。