こんにちは!4児ママ保健師まなっぺです

音譜


以前からご紹介している中学生の感想シリーズ!

今日で一旦一区切りです照れ

(①〜④についても、この記事のいちばん下にリンクを貼っていますので、あわせてぜひご覧ください)



今日は中絶について



中絶は、

一部の高校の教科書では、

「新しい命の芽を摘む行為」

と表記されていたりもしますが、



私は、

「残酷なことだから絶対にしちゃダメ」

とは言いません。



予期せぬ妊娠をした時に、

選ぶことのできる選択肢の一つであるとまず伝えます。



その上で、

経済的にはどのくらい負担がかかるのか、



そして、

今の日本ではどのような方法で中絶が行われるのか、

その事実を淡々と伝え、



心理的・身体的にどのくらい負担がかかるのかを考えてもらうようにしています。



そして、

今の日本で、

年間どのくらいの数の人工妊娠中絶が行われているのか、

年代別ではどのくらいなのか、

その統計的なことをお伝えします。



中絶なんて滅多に起こらないこと


ではなく


自分や身近な人がする可能性があるかもしれない


そう感じてほしいので。



良し悪しは伝えず、

事実を伝えて、

それぞれが少しでも自分ごととして考えてもらえるようにと思いながら話をしています。



さて、

生徒さんたちはどう感じてくれたでしょうか。




・自分達がやった行動で、1つの命が消えるかもしれないので、考えて行動しようと思います。


・中絶している人が1年にこんなにもいることがなんかショックです。

なぜならそれだけの命がこの世から去っているということだからです。


・中絶手術についてあんなに詳しく話をしてもらえると思っていなかったのでびっくりしました。

お金もかかるし、その人の心に傷を残してしまうこともあるので、そうならないようにお互い気をつけなきゃだめだとわかりました。


・欲望のままにするととりかえしのつかないことになることや、中高生で赤ちゃんができてしまうと自分達ではどうしようもできなくなってしまって、赤ちゃんをお腹から出して死なせなくてはいけないことを聞いて、赤ちゃんも一人の人だから死なせるということはどんなに悲しくて良くないことなのかわかりました。




繰り返しますが、

私は

「1つの命を死なせてしまうことになるかもしれないんだよ」

というようなことは一言も言いません。



むしろ、

身体的にも精神的にも負担が大きいから、

あなた達にはそんな思いをしてほしくないよ、

というスタンスで話します。




でも、

生徒さんたちは、

そこに一つの命の存在を感じ取ってくれている。



そうすることで、

きっと彼らの行動は変わってくるのではないかなと思うんですよね。



そう信じて、

これからも伝え続けていきたいと思います!




ここの学校でいただいた感想は以上です。

少しでも生徒さんと私とのやりとりを感じ取っていただけたなら嬉しいですラブラブ



最後までお読みいただきありがとうございました照れ




 

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