ガエリヤは宝太郎とスパナがぶつかり合うことを計画してたんですね。ほほぉん。

 

前半パートはケミーが世の中に知れ渡った影響を描いたもの。人間の悪いところが存分に出てたし、宝太郎が望んでいたとはまるで真逆な場面が繰り広げられていましたとさ。

 

そこで出てくるスパナの動きに特にフォーカスされたんだけど、まあ普通って感じなのかなぁって気がする。一般の子どもを庇ったりするところとか、身内の様子とか……これらを判断材料にした上で「ケミーの放棄」と「錬金術の管理」を宣言したのは実に彼らしい。

 

そこに反発してくる宝太郎も彼らしい。もとより彼は「ケミーと人間の共生」を願ってきた訳だから、悪意を持ってケミーを用いる人とか絶対的に敵と見なしてきた。この願い、すっごいフワフワしているけど、まだ高校生だし仕方ないよなぁと思う。高校生だからこそ、綺麗事を信じてしまう。そんな感じ。

 

だから「放棄」が宣言された時点、宝太郎はスパナに対して激怒していたという。まあ、ありがちな反応なんだけど、それらの反応を全て利用しているガエリヤが怖い。策士だよなぁと思いながら見てたし、まるで先の作品(『リバイス』)を見ているようでした。あちらの作品も「人間」をテーマにしたものだし、何なら『ゼロワン』だって「人間」をテーマにしている次第だし。使い回し?

 

何だか似たような構造だなぁと気にしていながら、その辺のことを見てました。後述べるところで言うと、アトロポスとグリオンのシーンとりんねかな。前者は嘗てのりんね親子の場面を彷彿とさせたし、何を意味しているかはさておいて、結構何かしらの意味合いが込められているのかなぁと。後者は後に登場する金色の指輪に関係するのか?

 

 

ミルテ掘り下げ回。

 

この作品、見る度に思うけどホントテンポ良いんだよね。バランス良く、かつキャラクターが活躍する裁量も考えられてるからトコトン見やすい。

 

で、今回の話はミルテの掘り下げ回。ミルテは日本語としてはあまり達者ではなく、異教徒という立場。それは他のキャラクターを見ても服装から判断でき、かつ目の色や話し方も見ていれば分かるの話。

 

そんな彼女、ヤナトの国で散々な目に遭っていたそう。その過去の話は河童の石投げによって思い出されたことであり、それを起点にドラマが繰り広げられるという。どんな展開が繰り広げられるのだろう、どんなドラマになるのだろうという意味で面白いし、見やすい。

 

ヤナトの国において彼女の扱いはぞんざいな扱いを受けていたらしいし、その影響で河童の石投げを見た途端にミルテの表情が曇る。けど彼女の心情からするに、そんなことで屈しないのだろうなと半々思いながら見てました。というか、ミルテって表見上弱そうな性格をしているけど、結構強い性格しているよね。

 

それが最後の鬼との戦いで出てたし、結果的に河童達と仲直りしていたし。その河童達はただ勘違いをしていた訳だし、何事もなく解決出来て良かったなぁと思いました。

 

因みに次回はきんたの掘り下げ回らしい。こっちも楽しみだな。

 

 

あかねアクアメインの話でした。

 

前半は前回の続きで脚本についての話。と言っても、ここの話はあらかじめ既定路線に沿って描かれている感が半端なかったのでそこまで面白くはないかな。コミュ力が欠如しているアビ子先生が周囲への、特に信頼している吉祥寺先生から言われているなら尚更の行動だし、同じようにアクアから言われている雷田さんも尚更。

 

ただ、その雷田さんがアビ子先生とGOA先生に任せっきりにしてしまい、思わず表情を歪めたのは意外だったな。と言っても、今まで私たちが見ているドラマというのは、創作に経験があるクリエイターとそうでない者たちが集まって作られているものだし、見やすくなっているもの。その後者が見やすいよう色々と工夫を抑えているものの、今回のようにクリエイター自身が脚本を任せっきりにしたらどうなるか。完璧に役者任せのものになるよってこと。

 

演技に自信のある役者ならまだマシ、自信の無い役者がそれを見たらそりゃ気力無くすよね。だから有馬かなは「とんでもない脚本があがってきたわね」って言ったのです。彼女や劇団ララライの面々は演技に定評のある人物だから良いけど、先のドラマでボロクソに叩かれたメルトとか、アクアにとってこれは悲劇的になる。

 

メルトは知らん。ただ、アクアにとって、感情を引き出すということは「今までの過去を引き出す」ことに繋がり、幼少期に経験してしまったアイの死のことも引き出してしまう。

 

だから今まで感情を引き出してこなかったはずだと思うし、「演技は下手」だとアクアは思うはずだよね。持論だけど、結局それら過去、自身が持つ記憶全てが自分の演技に引き出されるとなれば……まあ、アクアは劇団ララライの面々や有馬かなに負けるはずがない。

 

ラストのシーンは良かったです。というより、あかねがアクアやルビーの正体を知るのも時間の問題だよね。

 

余談で話すけど、どうやら原作ではアイの住所をバラした人物=真犯人が判明しているようだけど、私はあんまり驚いてはない。だって、誰しも子どもを持つことは嬉しいはずだし、そこに復讐の気持ちを抱くか? ってことよ。そこにアイの動機やらアイのパートナーの心情が深掘りされて、また別の話が出れば違う結論になるけど、先の話を傍観するとどうも復讐の気持ちを抱いていないことになる。じゃあ誰が一体アイの住所をバラしたかと言えば、B小町の元メンバーだよね。第1話でしか触れてないし記憶が浅い人も多いかと思うけど、あそこは結構重要な場面だったりします。(個人的に)

 

 

え、これ最終回か????

 

今回の話は「田植え」を主軸にした話。この作品、元はゲームで農作が忠実だから話題になっていたからこそ、アニメ化でどう「農耕」を表すか気になって見てたんですけど、特に不安がることはなかったです。ていうか、田植唄を劇中唄にするって思いつくには思いつくけど、早速使うとは……。

 

因みに「田植え」の描写は結構リアリティーがあって良かったです。トコトン調べているんだなって見てて思ったし、取材協力に農水省と書かれている時点、取材した努力の賜だなと。それに長い年月を要することもこの1話分でひしひしと伝わってきた上、それをどうサクナヒメが思っているのかも見てて伝わってきたし。これもこの作品で覇権アニメでよくね?

 

豊穣神の子どもとはいえ、サクナヒメも実は稲作初心者。どのような年月を要するかなんて神でも知らないことですし、そこは人間にしか知らない部分として描かれているのも結構良い。その点、「実は稲作には結構時間がかかるものだった!」とサクナヒメに驚きを感じさせたのも結構良い。彼女なら「稲作辞めた! 帰る!」ということも言いかねないし。

 

とはいえ、結局稲作を続けざるを得ないのもサクナヒメの良いポイントだと思うのよね。狩りもそうなんだけど、何をしてもうまく出来ない大人達に代わってるの、実はサクナヒメの良い性格なんだなと感じています。

 

その点で言えば田右衛門も結構良き。何をやっても上手く出来ないキャラクターだけど、知識だけは一人前の上に指示をすれば上手くいく可能性が高くなる。その上、周囲への気配りが大人すぎる。「きっとサクナヒメならこう思うのだろう」と思って先んじて行動できるの、山賊ではなく本物の武士だよ……。

 

このまま突っ走れば「名作」の域に達すると思います。まる。

 

 

面白くない。何だこの激ヤバなご都合主義的な話。

 

今回は前回の続きで、聖加治木回でした。と言っても京都の話をリライティングしただけの話だと思うし、プロット的に同じで良いんじゃないかなと思う。違うとすれば、冥国のガエリヤが関わっているか否かの違い。それだけ。

 

聖さんが特別な女性ってまずどういうこと? 他の人とは違うんですか? そこからまず説明して欲しい感が強かったし、だったら他の人たちはどうなのって思う。もし聖さん以外にもそのような人がいればガエリヤはそっちに視線を向いていたと思うしさ、動機が曖昧すぎる。

 

それに前回から気になっているマルガムの因子の話題もそう。とってつけたかのような設定で萎えるし、ここ最近のガッチャードを表しているかのようで寒気を感じる。何なの? そのマルガム因子って。

それに記憶のこともそう。あれって何度か受けてるといずれ思い出してくるようなものなの?

 

いずれにせよ、こういう設定は後から出さない方が良いよねって思えてくる。序盤からこういう設定が出ていれば、今からこういう話出ても「あ~何かこういう設定あったわ~」ってなったわけだし。後出しじゃんけんか?

 

それを象徴するかのような加治木の台詞。何だろ、もう疲れてるんですかね。

 

次回からはガエリヤが本格的に動き出すようです。知らんけど。

 

 

リライティングの過程にまで入るのかなぁと思ったけど、それは杞憂でした。とはいえ、アビ子先生のマイナスな部分がメディアミックス化で影響が出るのは自分でも嫌だなぁと感じる……。

 

前半はアクアとあかねのデート場面。序盤は出番の少ないルビーが出てきたものの、『東京ブレイド』編はあんまり彼女関わらない話だし、客演程度ってことなんですかね。あんまり活躍がありませんでした。とはいえ、舞台を見ることが少ないアクアの視点から、如何に『東京ブレイド』で使う舞台がどのくらい凄いか知ることは新鮮だったので良かったけど……、これアニメだからそんなにイメージは湧かなかったし、凄そうだなぁと感じなかった。

 

これが実写だったら動いているところとか見せられるはずだし、視聴者にアッと言わせられると思うんだよね。ただこれ、アニメという二次元だからどうしようもなく、ただ客席が動きますと言っても二次元の世界だからどうも驚きを感じない。3DCGを使っていたら少し派手になると思うけどね。

 

後半部分はアビ子先生と吉祥寺先生のほぼ罵り合い。前半と後半で『東京ブレイド』制作側と原作側で上手く分けているのは、なかなか見やすかったし良かったんですし、そこで活躍する出演者陣の活躍も良い。特にアクアが良いんだけど、上手く原作側と制作側を結び付こうと考えているし、どうしたら無事に舞台を終わらせることが出来るのかなどと行動してて良い。彼らしい。

 

その影響を受けているあかねもそう。彼の仕事上の彼女とは言え、あかねも制作側の人間の一部であり、問題を無事に解決できない限り安全に幕を下ろすことが出来ない。

 

その他の描写は結構取捨選択されているような感じがします。何だろ、「原作改変」という描写だけで注力されている感じかな。多分この作品に関わっている田中さんの思いもこの話に含められていると思うけど。

 

 

これ、本当に8月中に終わるんだろうね……? 謎が多すぎて回収しきれるまま終わりそうな気がするんだけど……。

 

今回の話は久しぶりの長谷川さんによる脚本でかつ、加治木登場回でした。序盤に登場した聖さんを巡り、加治木には記憶操作(正確には記憶改ざん)の副反応が見られた話。この設定は言っちゃいけない話、後付け設定だと思うし、だったら今までの記憶操作も全部「改ざん」しているってことになるし、ケミーらしき存在を見たところで再び記憶が蘇ってしまう危険性もあり得なくはない。そこのところ、しっかり考えた上でやってるんですかね。

 

それはともかく、その記憶操作を受けすぎた加治木には何やら大変な事態に陥っていましたとさ。で、その加治木は聖さんの冷たい反応で落ち込んでいる素振りを見せていた上、当の本人は大変そうでした。その聖さんも兄が面会拒否をされ続け、気分的にも良くない時に記憶が蘇ってしまうという。あれってどういうメカニズムなんですかね。

 

加治木ならまだマシな説明がつくと思うけど、聖さんはどうして記憶が蘇ってしまったんですかね。あの雑誌がぼんやりと記憶が蘇って、最後の方に登場したマルガムで完全復活という道筋? どっちにせよ、後付け設定のせいで物語の本筋が見えなくなっているような……そんな気がする。

 

記憶が蘇ってしまった加治木は結局錬金アカデミーに運ばれ、ケミーたちを見ることになるとさ。序盤のあの口論はどうなったんだと言いかねない結末に笑えないんですけどね……。掟って破りざるを得ないの?

 

それはともかく、次回の話としては加治木と聖さんがメインなのは間違いなく、おおよそ良い話でよなぁと思いますが。それにしても、ここのところ『ガッチャード』って後付設定が多くて「どうしたの?」と思うばかり。前回もそうなんだけどさ、ライダーオタクの湊Pが最終回目前だから暴走した感じか? 大丈夫?

 

 

この作品、テンポ良くて見やすい上に作画も綺麗だし、キャラクターも好きな人物ばかりだから推せる。うん。これ、名作の匂いがするし覇権勝ち取れる匂いがする。

 

というわけで第2話。ヒノエ島に到着したサクナヒメ一行は道中鬼達に襲われるものの、武神タケリビを親に持つサクナヒメだから簡単に倒すことが出来ると。この辺、サクナヒメがどのくらいの戦闘技術を持っているか一目で分かるシーンだし、その彼女を子どもにしている武神タケリビの技術もどのくらいか、ある程度推し量れるよね。

 

その襲われた峠で出会ったのは、サクナヒメの両親と知り合いのアシグモ。タマ爺曰く、彼はヒノエ島の原住民で戦闘技術はかなり高いそう。そんな彼は一度サクナヒメたちを敵視しようとしたものの、タマ爺の姿と言葉を受け、嘗てサクナヒメの母、豊穣神トヨハナが住んでいたという家に連れて行くという。

 

ここまでの話、非常にスムーズでテンポ良く進んでてとにかく見やすい。しかも、その上で「どのようなキャラクターがいるのか」という点においてでも見やすいし、今後どのようにしていけば良いのかにおいても分かりやすい。アシグモがサクナヒメ一行を連れてきた際に話したこともそうなんだけど、話の終着点をかなり序盤で示しているのも分かりやすくて良いよね。トコトン視聴者に優しい。

 

で、サクナヒメ一行が何をすれば良いかと言えば、最終的にはヒノエ島に潜むと言われる鬼達の討伐なんでしょう。だけど現時点ではそこまで行かず、現状は食糧確保。その為に狩りや稲作をしなければいけないらしい。

 

この辺もスムーズでテンポ良かった。稲作はともかく、狩りは現状サクナヒメしか戦闘技術を持たない訳であり、一応田右衛門という山賊がいるわけなんだけど、結構ビビりなことから頼りにはされていない。しかも稲作もあまり出来ていないことから、稲作もサクナヒメ自身がするという。

 

多分この彼女の行動から他の人々の行動やら心情やらと変化していくんだろうね。そこからドラマ的側面が生まれたり、絆とやらが芽生えていく。この作品で何を見せたいのか、凄い明確で分かりやすかったです。

 

その点で言えば、今回の話。サクナヒメが人間の世で困窮を極めていると聞いた時の様子。今まで神の世で暮らしていたからこそ、今まで贅沢な日々を暮らしていたサクナヒメにとって結構ショックを受けるものだし、だからこそ「食わせてやろう」という感情が芽生える。要するに、豊穣神トヨハナを母に持つサクナヒメだからこそ真に受けたんだろうね。

 

 

やはり「原作改変」を主軸にしてきましたか。1期のこともそうなんだけど、この作品に携わる方々って社会的なテーマに触れることが多いよね。「誹謗中傷」もそうだし、「原作改変」もタイムリーな話題になってしまったし。

 

というわけで今回の話は『東京ブレイド』原作者のアビ子先生と制作陣側でトラブルを起こすという話でした。ナレーションで『今日あま』原作者の吉祥寺先生が言っていたことなんだけど、メディアの映像化とか舞台化ってとにかく人が絡むのよ。その上でコミュニケーションを当然のように取らなくちゃいけない。

 

で、何が一番大事にされるかって思えば当然原作者の意向。この意向なしでは「許諾権取り下げます!」と脅しつけるなんてあり得る話。今回の場合、アビ子先生は展開自体に不満はないものの、キャラクター造形に不満があり、かつ自分が何度か指摘した箇所が直されていないことにも不満があることから、結果的に今回の話になる。

 

その過程を映像化してくれたのは結構良い。言葉より映像で伝えた方が納得感が伝わるし、如何にどのくらいの人数が原作者と脚本家との間に入るかが一目で分かる。その上、地位的に一番低いのは脚本家とも同時に読み取れることが可能となる。なぜかって、メディアミックス化の場合の脚本家って指示通りに描くことが多くなるから。

 

無論そこに脚本家自身の技量がかかることもある。ただそれはオリジナル場面とか、オリジナルと原作場面をどう繋ぎ合わせるか等といったもの。その他の場合は指示に従って書く。まあ、GOAさんが言っていたことがその通りなのではないかと個人的には思ってるが。

 

この問題、どう着地させるかが気になります。まあ、大体はもう見えているけどさ、楽しみ。

 

 

 

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお名作だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 

取り乱しました。と言うわけで始まりました『天穂のサクナヒメ』。花田さん構成・脚本によるこの作品なのですが、名作の予感の匂いがプンプンします。もうこれで覇権確定で良くない?

 

前半はサクナヒメが暮らしている(いた)頂の世について描写されましたとさ。まあ此処の描写は今後の流れとしてあまり重要視されていない時点、サラッと流れていた訳だし、テンポよく話が流れていきました。

 

まあそこから分かることとして、サクナヒメは結構クソガキってことだね。自分の役割を美味しく頂いてぐうたらな生活をしている。でもそこからまともな性格になっていくものだと考えると、ありきたりな設定ながらも面白みがあって良いし、かつドラマ性もあって良き。

 

多分そこだよね、今後の話的には。サクナヒメと侵入してきた人々とどういう日々を暮らしていくのか。そしてどういう絆を築いていくのか。そこがこの作品の論点なのかな……と思います。

 

多分そのぐらいだね。今回の話で語れるところがあるとすれば。第1話としてはかなりスムーズに、簡単に話が進んでいったし、分かりやすかったと思います。どういう話で流れていくのか、どういう論点のもと登場人物が動いていくのか。結構分かりやすかったのではないかと思います。私的に。

 

さてさて。次回はヒノエ島に住み着く準備があるみたいだけど、どういう物語になっていくのだろうか。噂に寄ればこの作品は「農業」要素がガッツリと鮮明に描かれているようなのでとりあえず期待しておきます。