エフネットスポーツ社長日記 -116ページ目

エフネットスポーツ社長日記

埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

【告知】-----------------------------------------------------
1月9日 ブラジルからバウミール氏を招いて、育成年代コーチ向けの講習会を東川口で開催します。興味のある方はぜひお申し込みください。詳しくはこちら
-------------------------------------------------------------


現在、フットサル日本代表は千葉で合宿中。
千葉での合宿は久しぶりかな。

ということで、昨日の午前練習を見学してきました。
9時半開始(朝早い・・・)で、2時間少しオーバーすぐるぐらいの熱のこもった練習でした。

来年のアジア選手権に向けてというのもありますが、今回結構若手が多く召集されています。
ミゲル監督になってから代表合宿は何度か見学に行っていますが、二日目の午前は細かい戦術的なレクチャーが多い傾向にあるので楽しみにしていきました。

photo:01


まずは全体でストレッチ→体幹トレーニング→ステップワークと続いたあと
鬼ごっこ系のメニュー。
全体のストレッチの前(全体練習前)には、各自でストレッチや、チューブトレーニングなどをしていました。筋トレ系をやる選手など各自自分のリズムがあるのでしょう。
こういう雰囲気を見るのもトレーニング見学のいいところ。

photo:02


そのあとは、5対4×2で、フルコートでのボール回し。これはミゲルのトレーニングでは定番メニュー。
この日は9本目のパスを回すまでに、ハーフ超えしなければならない、ハーフ超えは利き足の浮き球か利き足以外のゴロでのパス、もう一方のグループの選手にぶつかったら、両チームとも鬼は全取っ替え(一人だけ変わらなくていいのは一番年齢が高い人)などのルール付でした。

パスやトラップの技術トレーニングではあるけど、頭を使いながら、またコミュニケーションも取れ、和やかな雰囲気でトレーニングが進んでいきます。

このメニューは途中でルールを変えながら結構長めに。

ストレッチからこのトレーニング終了まで約45分ぐらいでした。

photo:03


ここからはピリッと練習の雰囲気が変わります。
クリアランスからのプレス回避ですが、カーブの動きでパスを3本つないだら、ハーフ超えを目標にプレスを回避します。最初のハーフでは3対3で行います。
ハーフより前には、ひとりがゴレイロトレーニングでシュート練習をしていて、オフェンスがハーフを超えてきたら、この1名がディフェンスになり3対1のカウンターです。
3対1になったらダイレクトでボールを回してゴールを目指します。

最初のディフェンス3人はパスが3本つながるまではパスコースを切りながらついて行くだけ。つながってからはしっかりディフェンスをしていきます。

ここでは、中央のディフェンスが逆サイドを切っていたら同サイドをもう一度使う、とか、同サイドにターンしてきたら裏を取りに行き、ディフェンスがついてきたらアラコルタをするなど、の細かいアドバイスが加えられます。

photo:04


↑次は同じルールのまま、今度はハーフからスタート。PIVOを置きます。カーブの動きからPIVOあてを狙います。
ここでは、PIVOへの当て方や、またPIVOに対しては出してが出そうとしている足が右か左かでポジションを微妙に変える、など細かいアドバイスが入ります。
また、PIVO当てが入ったら3人目が飛び出しますが、パスが出てからではなく、「パスが出るタイミング」で飛び出すようにとの指示が入っていました。

photo:05


↑オフェンストレーニングがひと段落したところで今度はディフェンスを重視したトレーニング。ハーフからの押し上げのトレーニングです。
ディフェンス側ゴレイロから、相手オフェンスにスローでボールを入れたところからスタート。
ディフェンスはボールを奪ったら、自陣のゴレイロにバックパスをしてからカウンターで攻めます。

先程までオフェンスのトレーニングでしたので、オフェンスがある程度しっかり回せる状態になってからのディフェンストレーニング。当然ディフェンス側にエラーが多く出ます。
それを細かく修正していく過程が見れてよかったです。

相手の状態がいいとき(3枚で回しているとき)はしっかり間合いを取りながらついて行く。相手のしたが2枚になったときや、相手の状態が悪くなったときにプレスをかけていき押し出していく。ここでは、相手がどっちの足でもっているから、どういう体の向きでディフェンスをするのかなどの細かい指示が入りました。

また2-1-1になるような場面で、相手の3枚目がエントラリーニャ(ディフェンスの間のスペースに顔を出してくるプレー)してきたとき、2列目の選手がついていかず、3mぐらいの間合いをとってディフェンスをするというアドバイス。この説明は3分ぐらいしていたと思いますが非常にわかりやすかったです。(動画もばっちりとりました)前を向かれてしまったときの対応も細かく指示をしていました。

photo:06


↑このトレーニングでは、ボールが切れたらキックインやコーナーのセットプレーの確認を細かくやっていました。セットプレーの内容は今までの継続ですが、新しい選手が多いので、動きを細かく修正していて理解しやすかったです。

ミゲル監督のセットプレーは、こう動いてこう出す、ではなく、こう動いて相手がこう動いたらこう出す、逆にこう動いたらこう出す、というようにディフェンスの動きを見て変化を加えます。
そのため、分かっていても対応がしにくいので、こういうトレーニング中であってもお互いがしっかりとした練習になります。

この日は以上で終了。

全体的にはシュートまで行かない場面が多く、ミゲル監督からも、「今は打てただろう」と言われてしまう場面が多かったような気がします。シュートの意識はもっと必要だと思いました。

代表だから当然ですが、みんなうまいし、そしてトレーニングに参加する姿勢がすごくポジティブ。こういう雰囲気でトレーニングできれば2時間なんてあっという間ですね。

こういう雰囲気を自チームでも常に作れることが理想。
週末の体調不良からようやく解放されました。
土曜の夜から昨日は本当にきつくて、昨晩帰宅したら38度の熱。
久々に体調を崩しましたが、ゆっくり寝たら快調。ただの寝不足?(笑)

ということで昨日はそんな体調の中、関東女子フットサルリーグ第9節のために前橋に。
前橋の寒さが一層体調を悪化させた説もありますが・・・

photo:01



FFCエストレーラNOVO川口 1-1 フォレストアネックス

女子チームは、立ち上げから関東リーグに参入させるまでチームを率いていましたが
その後は指導現場を離れていました。

関東大会が散々な結果に終わり、リーグ優勝も2位も、降格もないという中途半端な状態で
チームの目標が定まらない、チームもなんとなくまとまらないという状況の中で
今回4年ぶりにチームの指導現場に復帰しました。

昨日で、指導を始めてからようやく1ヶ月。
新しいことに取り組み、チーム全員で戦う、ミスを恐れずにチャレンジする。
はじめは戸惑った選手も多かったと思いますが、なんとかチームが同じ方向に向いて取り組んでいける状態になったかなと思います。

前節は仕事のため参加できなかったので、昨日は自分にとっても復帰第1戦。

前日のジュニアの練習、そして男子の練習で「チーム」ということについて考えさせられたことがあって、試合前に選手にそれを伝えました。

「個人」の前に「チーム」がくること。全ての行動が「チームのため」であること。
すべての選手が「チーム」の一員であり、誰かがやるではなく「自分が」やること。

それが選手に響いたかどうかはわかりませんが、いい雰囲気で試合ができたと思います。

これからがますます楽しみです。
今季はあと1試合。最近調子のいい、サイコロさんとの埼玉ダービーです。

これまで後期リーグでの最高勝ち点は1なので、今年はそれ以上を目指して、そしてなにより取り組んでいることが試合に出せるように導きたいと思います。

関東女子のあとは、台風で延期になっていた関東1部リーグの試合が同じ会場でありました。

本当に切り替えが早くて、アグレッシブで、刺激的な2試合でした。
選手にとっても多くの刺激を受けた試合だったのではと思います。

いいきっかけになればいいですね。

【告知】
12月21日に味の素スタジアムで行う小学生フットサル大会「第2回COPA BRASIL」。96チーム募集ですが、キャンセルが発生して残枠3となっています。都合がつくチームはぜひ今からでもお申し込みください。
大会公式サイト
___________________________________________________________________________



先日、ミゲル・ロドリゴ フットサル日本代表が講師を務める、リフレッシュ講習会に参加してきました。先月に続いて2回目。

これで残りは今年度中にあと5ポイント取得でめでたく指導者資格更新です。

photo:01



今回のテーマは「チームマネージメント」。

今まではトレーニングの紹介や進め方など「実務」に関する講習会でしたが、今日はどちらかというと「メンタル」の部分が中心。

そして、ミゲル監督もおっしゃっていましたが、実は一番大事な部分でもあります。

photo:02



中央に「チームが勝つために」とあります。
この日の話は、ミゲル監督が日本代表で行っているマネージメント手法を主な例としてあげており、話もトップレベルのチームのマネージメントを中心にされていたので、まさにチームのマネージメントとはすべてが「チームが勝つために」あるのですが、
ここが育成年代では「うまくなるために、いい選手を育てるために」となるわけです。

そこは、ミゲル監督もおっしゃっていましたが、間違ってはいけないところだと思います。

この中で、ミゲル監督も一番強調され、一番大事だとおおっしゃっていたのが、「モチベーション」です。
それをチームや個人にどう与えていくかは指導者の役割だが、それは知識や経験、そして技術的なことも含めて非常に難しく、まさに「アート」の世界だと。

モチベーションを高めるために重要なこととして4つの例を挙げていただきました

1.グループの成功への意欲
2.成功の可能性の認知
3.成功を導く価値観
4.勝者のメンタリティ

この中で、ひとつだけ紹介します。

「グループの成功への意欲」

選手が10人いたとします。それぞれにはそれぞれのモチベーションがあります。
このそれぞれのモチベーションの総和は果たしてチームのモチベーションになり得るか。

答えは、そうはならないというのが心理学の世界で検証されています。

ミゲル監督が挙げた具体的な例として、「綱引き」があります。
これはリンゲルマンという学者が発見したので「リンゲルマン効果」といいますが、
1対1で綱引きを行うと、人は「100%」のパワーを注ぎます。
それが、2対2になると、93%に低下し、3人なら85%に低下し・・・
そして、なんと8人になると49%にまで低下したとのことです。

監督はこれをなんとか防がないといけません。

そのためには、1人目の選手も10人目の選手も同じようにチームに重要な存在であると、監督が言葉や態度で示していかないといけません。

よく試合に出る選手にだけ声をかけ、出場時間が少ない選手にはその出場時間なりの声しかかけない。それで、同じようにパフォーマンスをしろといっても、選手のモチベーションは上がりませんね。

選手一人ひとりがチームにとって重要であり、何かしらチームに貢献しようと思わせること。
個人のモチベーションの総和がチームのモチベーションに近づくこと。

「怠情は連鎖する」

自分がそのチームの一員であること、その仲間たちと戦うことに誇りを持てるか。
まさにファミリーのようなチームになれるかどうか。
ひとりでも不満を持っている選手がいればそれは連鎖していきますね。

ちなみに、講習会でJリーグを優勝した広島と逃したマリノスの話が出ましたが
そんなことを予感させる記事がありました。 

V逸の悲劇 横浜M激闘の2013(中)チーム一丸には遠く

今回も非常に勉強になりました。

話のほとんどは、チームだけではなく、会社とかグループ全てに共通するものですね。
これをこのまま、企業のマネージメント講習会としても実のあるものになるのではないでしょうか。

チームに、会社に、還元できるようにしたいと思います。