画家の雑記帳 -2ページ目

すべての人に気に入ってもらう必要などなく。。

自分の描く絵について、年間通して、いろんな

方からご感想を聞く。。まぁ、画廊もしてるし、
毎月、必ずグループ展にも参加しているし。。
とくにグループ展では、いろんな方の作品と
一緒に並ぶわけであるが・・、自分は、
多くの画家さんのなかで、あまり「上手い」
と思っていない。。いや、むしろ、コンプレックス
があるくらいに、下手なほうだと思ってる。。
これは、わざと謙虚に言ってるわけでもなんでもなく、

素直な実感。。なので、もし、お客さんから
「すごく上手ですね〜」なんて言われても、
あまり嬉しくない。。だって、自分より上手い、
上手な人って、この美術の世界、莫大な数が
いるから(笑)。たぶん想像を絶するほどいるw
それを自覚しているからであるw
まぁ、そんなわけで、技術的な上手さ・・
それが描写力であったり、緻密さであったり、
構図であったり、その他もろもろ。。
自分はそういうところで勝負かけてない。。
だから、いろんな人の作品みて、(自分よりも)
上手いな〜と思うことが多い。。そのくせ、けっこう、
周りの方に比べ、わりと高額なほうだと思う。。。
とはいえ、それでも、実際、にもかかわらず、
おかげさまで、それなりに売れてもいるほうだと
思う。。で、わかんないけど、たとえば、極端な
喩えをすると、ダビンチとかレンブラントとかそう
いう人と、(まぁ、画風も時代も違うけど)
シャガールとかルソーとかを比べると、さすがに
後者は上手くもないわけで、むしろどちらかというと、
比較によっては下手なわけで。。。
自分は、どちらかというと、一般的な技術とか上手さ
より、絵心とか、その中になる詩みたいなもんとか、
ユニークさとか、そういうもんで勝負かけてるところ
があり。。(まぁ、絵を描いてるときは、いちいち、
誰かにライバル意識もなく、なので、勝負ではなく、
「大事にしてる」って感じか。。)
さて、ずいぶんと前置きが長かったが(笑)、昨日、
初日にきてくださった、初めてお会いした方が、
じっくりと自分の絵を見てくれたあとに、
「なにか、一度みたら、脳裏に焼き付いて、
心を捉えて離れなくなるような、そんな強い力を
絵をみていて感じます!」(趣意)みたいなことを
真剣な眼差しで言ってくれ、、私はとても嬉しかった。。
まるで、ダイソンみたいな吸引力があるかのような^^
自分の場合、(たぶん)誰からも大多数、けっこう
気に入る(買うほどじゃないけど、気にいるみたいな)
的なものはないのだけど、常に一部の方の心には強く
気に入ってもらえるのを、これまで何度も実感している。
手前味噌だけど。。なので、絵なんて、描いて、それを
100人に見てもらって、95人くらい、べつになんとも
思われなくても平気で、でも5人くらいにはかなり気に
入られ、そして、その中の一人くらいは、よっしゃ、
とかって買ってくれたりするのが多々あるとそれで
いいのだ〜^^なんて、昔から思ってる。。。
その蓄積で、これまで350くらいは描いたとして
250くらいは、いろんな方の家に迎えられてる
というか。。べつに、すごくたくさんの人々に気に
入られなくても、誰かしらの心にズシンを入っていけ
たら、それこそが画家冥利につきる素敵なことである。
そう思ってる。これからもそんな風でありたい。。
つらつら、ふとした所感を書きはじめたら、
またあいもかわらず、長い文章となった。。。
最後までつきあってくれた方、ありがとう(笑)。




(両サイドの2枚はすでにご売約済み)

 

個展案内。

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

去年の個展以来、まったくアップしてなかったですね^^;
今年もやります。

各種案内や記事は、fbを中心にしてましたが

人数制限のあるFBがもはやいっぱいになってきました。
いくつもできないですが、今後の発信を考えてると

徐々に、制限のないブログにシフトしてゆこうと
考えています。

 

 

 

 

 

 

個展開催します。

空想画家・小原聖史と、オリジナル創作額を制作している宮井譲との
コラボ展。ぜひ、ご興味のある方はお気軽にお越し下さい。
入場無料です。

 

 

竹内香ノ子&小原聖史<聖なるエロス展>告知紹介。



明日から、「ヌード」をテーマにした2人展をする。。
ヌードは、昔からちょこちょこ描いてる。
竹内さんもそうだ。で、そんなこんなで

二人展することになった。。
さて、古来から、「芸術の根源はエロスである」
なんて通説もあったりするが、個人的に
そんなもんどうでもいいと思ってる(笑)。
そして、ヌードは時に、芸術か、猥褻か、
などとも問われるような事態も多い。。
まぁ、それも申し訳ないが、ど〜でもいいと
思ってる。。ただ、これまでブログでも、
裸婦画なのに、削除されてしまうことある。。
それは、いけないw許せない。なぜか。
せっかく告知したいのに!ってだけだけど(笑)。
ともあれ、社会的意義とかどうのとかって、
そんなに大事かな。。。綺麗なもんは綺麗、
美しいと思うものは美しい、と、そしてそれを
素直に表現したい、それでいいと思うんだ。。
僕はそう思ってる。花を美しいと思って、
それを愛でることと本質的には変わらんと思ってる。。
それに、おっぱいであれ、おちんちんであれ、
別に特別なもんではあるまい。。
とくに美術の世界において。。でないと、
西洋の石膏像とか、ぜ〜んぶ撤去対象に
なっちゃいますがな(笑)。
生身のカラダというのは、美しい。
それに尽きる。もちろん、僕のように、
年もとり、だらしなく出っぱたメタボ腹に
なったら、それは見苦しいものであるが(笑)。
ご安心ください。展示会では美しいものしか
描いておりません。
どうかその「美しさ」を堪能しにきてください^^


 

新進気鋭のウッドバーニングアーティストの個展を開催。

 

本日4/15(日)より開催となる
<翔WOOD BURNING ART EXHIBITION>
翔さんは、今月号のアートコレクターズでの
特集<必見の若手新人作家>でとりあげられ
ましたが、そのほか様々な雑誌でも特集されて
もいるまさに注目の作家。。凄い迫力のもの
から、ヨーロピアンのもの、和ティストなもの
それぞれのテーマで、幅広く作品が並んでいます。
一つ一つの線、刻みが、あまりに精緻で
クオリティが素晴らしいです。。
木と対話しながら生まれでてきた芸術・・
ぜひ、ご堪能いただければと思います。。






 

「小さな絵の第博覧会」と私の出品作


本日4/6から毎年恒例の「小さな絵の大博覧会」を

開催します。50名60以上の作品が一同に
並ぶので、なかなかすぐに1点1点の詳細紹介
はできないのですが、個々に参加作家の方が
SNSやツイッター、ブログ等で紹介されてるのを
見ることもあると思います。もし、そうしたなかで、
気になる作品があれば、値段、サイズその他、
なんでも、お気軽に下記にお問い合わせください。
随時、通販対応もいたしております。
(すべてが一点モノにつき、売り切れの際はご容赦ください)
<ドラードギャラリー>
メール・baroque@oldtimes.jp(スタッフ直通メール)
電話・03ー6809-3808(水曜を除く12〜20時)
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「王様星(おうさまぼし)の物語」

アクリル・油彩混合技法 M0号
(絵)小原聖史 作 /(額)宮井譲 作
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※この作品は、5月の宮井さんとのコラボ展
に先駆けて、4/6からはじまる「小さな絵の
大博覧会」に出品します。
ご購入希望の方がいた場合、ご予約を承る
ことはできますが、お渡し自体は5月の展示会後
になります。あらかじめご承知おきください。

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〜画家・小原聖史+額司・宮井 譲〜

5/18(金)〜5/27(日)
水曜を除く12〜20時。。
場所/東京・ドラードギャラリー
新宿区早稲田鶴巻町517ドラードワセダ103
03−6809−3808
 


 



 

絵で大事なのは心?

 

絵を描くことに、よく「心が大事」
とか言う人多いけど、そして、そう言いたい
気持ちもわかるし、そりゃあ、心ももちろん大事
だけど、ぶっちゃけでいうと^^;、
技術が9割くらい大事では思う。。
たとえば、あなたがピアノやってる人ということに
置きかえてみる。。
あなたがどんな〜に、心清らかでも、素晴らしい
精神の持ち主でだとしても、まずは、
演奏者としての、それを「音」で表現できる
巧みな技術力がまずないといけないわけで。。
当たり前だけど。。
絵でも同じだと思うんだよね。。
それがゆるい絵であれ、格調高い絵であれ。。
たとえば、カラバッジオなんて、もう気が荒く
短期で喧嘩ばかりして、なんども拘置所に
入れられ、あげく、ある日、乱闘の末、
人をあやめてしまうし。。
ユトリロも、アル中で、酒によって、
喧嘩ばかりしてたということだし。。
ピカソなんて、ことごとくモデルに手を
出しちゃうしw
まぁ、そんな人らでも、なんとも素晴らしい、
いや素晴らしすぎる絵を描いてきたわけです。。
それに、画家自身が心こそ大事、なんていうと、
あたかも、自分の心はとても立派と言っている
ようで、それもちょっといただけない。。
そして、なんでも「心の世界」などと、
それを逃げ道にしてもいけない。。
隠みのにしてもいけない。。
天才でもない限り、千本ノックするみたいな
気持ちで描いて描いて描きまくること、
そこから見えてくるものが本物と思います。。
あなたはもう見えていますか?
私にはまだまだ見えてきません。。。
そして、表現力というものを、
常に謙虚に磨き切っていかねば、
実際には、その「心」とやらも、現れてこない
と思う。。
それと、個性だのなんだのっていっても、
一人の人間の個性なんて、たかが知れてるように
思うんですよね。。内気だったり、派手だったり、
頑固だったり、スケベだったり、饒舌だったり、
無口だったり、、まぁ、なにかしらの属性にも
収まるものだと思うし。。
ともあれ、どうでもいいけど、、どうもね、
心は大事でも、心だけじゃ、ぜんぜんダメな気が
するんだ。。
さて、自分の弱いダメダメな「心」にムチ打って
制作にいそしもうっと^^

 

青木千賀子展レビュー。

青木千賀子展、3・27が最終日でした。
青木さんはテンペラ・油彩の混合技法で
描かれている画家。
岐阜で美術の先生を6年し、今日まで、
団体展では二紀会でご活躍。
作品は可憐な少女や、草花に包まれた胎児など
ちょっとシュールで不思議な絵も。。
二紀会の重鎮であられる吉岡正人先生も
駆けつけてくれ、いろいろお話しを
伺うこともできました♪

画廊のポリシーやスタイル

 
 
今一度、ギャラリーのシステムを
ご案内させていただこうと思う。
ギャラリーには、レンタルギャラリーや、
現代アート系の企画画廊、 はたまた
物故作家専門の画廊やカフェギャラリーと、
まぁいろいろ なスタイルの画廊がありますが、
うちはそのどれでもない。。
まずは定期的に、募集型のグループ展を企画し、
その開催を定期的に しています。これに関しては、一般に作家活動されている方々へ向け、
広く応募してます。企画テーマに合うならば、
水彩・アクリル・油彩・ その他、工芸やCG、
なんでもありってことが多いです。
基本的に、初参加の場合は、作品資料を
メール添付などで審査は させてもらっています。 このグループ展自体は、基本的に、
有料で出品料等をいただいてます。
(一部、招待出品の場合などもあります)
そして、年間を通じ、これらのグループ展で、
販売成果のよかった方、 売れなくても、
作品の個性だったり、なんらの優れた面や
見所のあった人、 将来性を感じたりなどに、
<個展>をオファーさせていただいてます。
これに関しては、会場費とか出品費とかなく、
一般的な企画画廊と同じ、 基本的にすべて
コミッション(販売手数料のみ)で展示会運営
しています。
(作品が売れなければ、画廊は一円にも
ならないどころか、むしろ多くの経費
で赤字ではありますが、売れなければ一切、
なんの費用も頂いていません。) もちろん、
年に1〜2回の割合でのみ、
ご要望があった場合、特別に会場を貸し
(レンタル形式)本人の希望する形で個展を
してもらうこともありますが、 これも基本的に、過去のグループ展に出展したことのある作家さん
というのを 基準にさせてもらってます。
この場合においても、
一定基準の数字をクリア すれば、
次回は招待開催で・・とオファーもしています。
というわけで、 一般的なレンタルギャラリーの
スタイルではなく、現代アート系の企画画廊 ともちょっと違った感じです。
扱ってる作品も、どちらかというと、
ファイン アートが多いです。それと、一部、
大ベテランな先生方もいますが、美大や
専門学校をでたばかりのような
(独学でももちろんいいですが)、数多く これからの新人の方をと幅広く運営展開してきています。 また、一般に画廊には、「取扱い作家」というシステムがありますが (なんか取扱って言葉は好きじゃないけど、便宜上)、わたしのところでは、 これまでグループ展等に参加いただいてる作家さんの中から、画廊として優秀 と判断した作家さんに、このいわゆる取扱い作家、準取扱い作家
といった感じで ご所属もいただいてます。
そして、ただ作品を、個展やグループ展に
展示して いただくだけでなく、作家の画集出版(経費・画廊持ち)やプレスリリース (美術雑誌の企画特集などへの売り込み・紹介等)、
アートショップでの常設展示など、
そうした複合的なファローも行ってきています。。 いま、ここに書いたようなことが、画廊のポリシー&スタイルの主軸となすところで、
また大半な面でもあります。なので、いきなり、ポートフォリオのファイルなど 持ってきて
「ここで個展させてほしい」とか言われても、
基本、無理です。。 ぜひ、ここでチャレンジしてみたい、やってみたい、なんて思ってくださるのでしたら、 まずは、いろんなグループ展を毎月、
発表&募集してるので、
それにご参加いただけ ればと思います。。
その展示会などを通じての交流のなかから、
その後のことは いろいろ判断させていただきたいと思っています。。

お久しぶりです^^;

また、ずいぶんと放置状態となりました。。。
というか、正直、ブログはもうやめてもいいかぁ、
なんて気分でもいました。。
以前は、やたら、スパムみたいなコメントが
入りだしたり、多くの人が乗っ取りにあったり
(自分は大丈夫だったけど)、
写真のアップロードも面倒だし、なんだか、
順番通りにもならばなかったり。。
それにHP、FB、インスタ、などやりだすと、
とても時間がなかったり。。
ともあれ、もうずいぶんたったので、
アメブロのほうでも整備や対応されているのかな。。また、ちょこちょこ様子見でやって
みようかなとも。。。
ブログは、FBとかと違い、カテゴリー分けに
記事アップして、その後、調べたい資料記事を
検索したりするのにも便利だし。。
あと、アメブロ時代から繋がってる人にも、
FBはされてないていう人もけっこういたりして、
なかなか伝えたい情報、伝えれてないことも
多いし。。というわけで、、ちょこちょこアメブロにも出没したいと思います。
今後ともよろしくお願いします。