YUKISHITOBLOG -2ページ目

君へ

君との出会いは、僕がまだ物心つく前のこと。
だから、当然君の第一印象とか、そういうの僕は覚えてないんだ。
僕にとって、君は最初からいて当たり前の存在だった。


僕が初めて君を意識したのは、多分小学生の頃。
それまで当たり前にいた君の、今までに観たことの無い顔を観て、ハッとしたのを今でも覚えてる。

初めて僕が君に直接触れたのは、確かその数年後。どこかのキャンプの中の一コマだったはずだけど、ただ僕の記憶には君との楽しい想い出だけが鮮明に残っていて。

中学に入ると、僕は無意識に君を追い求めるようになっていた。林間学校の時も、出し物の準備中は他のクラスにいた君の所に毎日通ってた。これも最近思い出して気付いたことなんだけどね。当時は本当に無意識だったんだ。

高校を卒業するころから、君と一緒にいると、何故か他人から褒められることが少しずつ増えていった。
大学に入ると、これも本当に狙ってたわけじゃないんだけど、たまたま今までよりも君の側にいることが多くなった。

結果、大学二年目にして、僕はようやく気付いたんだ。

実は僕は君のことが好きなんじゃないのか?

ていうか

生まれてこの方ずっと好きだったんじゃないか??

ってね。


四年前のちょうど今頃、僕は生まれて初めて、自覚を持って君の元へ飛び込んだね。

気付いてみれば、どうして20年間この気持ちに気付かずに過ごしてこれたのか、不思議で仕方無かった。

それからは毎日毎日、ひたすら君の元へ通った。

君が微笑んでくれる日には僕は舞い上がり、そうでない日は憂鬱な気持ちでベッドに入る。
そんな日々を過ごしてきた。


でもここ一年は君とほとんどまともに会えない日が続いてたから、少し恥ずかしいけど、改めてこんな風に書きたくなったのかな。

でもね、少し離れてみて確信したんだ。


やっぱり僕は君が好きだ。


だから、これからも君が微笑んでくれるように、必死で毎日過ごすつもりだよ。


一年間ほとんど会えなかったせいで君はまだ少しご機嫌が悪そうだけど、これからまた、今まで以上に頑張るから
ずっとずっとよろしくね。





僕の愛するDANCEちゃん♡

願望

今年入った五本の舞台。一本目の公演期間中に、震災は起きた。当然続行か中止かの選択を迫られたが、その公演は続行した。

当然、自分が主宰する団体の公演の中止も考えた。でも、今この状況で自分が社会的に出来ることを考えた結果、(無意識に自分に都合の良いように考えている可能性も十二分に考えられるが、それも踏まえた上で、)これも続行を決めた。

自身演出の舞台が終わってから、運良く立て続けに3本関わらせてもらうことが出来た。やはりどこに行っても、団体として、企画として、或いは演出家・俳優・スタッフ個人として、311を踏まえた何かを根底に持って舞台に臨んでいた。

それは、当然一年前には無かったことで、こーゆーことをしている以上、今後もっと大きな衝撃が訪れるか、或いは風化されるまでは無視できない流れとして存在し続けるだろうし、嫌でもそれを前提として鑑賞されることになるのだろう。

だからこそ、あえてそこを暗喩にせず、超絶望的なシチュエーションを真正面から捉えてなお、その中で希望を見出していけるような、そんな作品を作りたい。

そして、それを安易にダサくもっていくのではなく、かっこよく、美しい手段を使ってエンターテインメントとして昇華された形で提示したい。

時の旅人

電車。乗車距離は変わらなくとも、あの頃程退屈はしない。

駅。変わる街並み。消えるもの、現れるもの。曖昧な記憶を辿り路を行く。

人々は、便利さを求める。見たことの無い景色が広がる。

家。懐かしい匂い。意図せずとも蘇る記憶。

見えていたはずのものは見えなくなり、見えなかったものが見えてくる。

スマートフォン。カブトムシ、メス。何故そこにいる、カブトムシ。

無限に広がっていたはずの林。畑だった駐車場。

10年前の商店街は、現在のシャッター街。

味と代の変わったたこ焼き屋。

それでもマックは変わらない。

日が暮れる。暗い。虫の声が心地よい。

解放された小学校。広い。小学生だったから広く感じたとかじゃなく、本当に広い。

げんき、ほんき、ゆうき。

友達の家。通学路。ポツンと光るコンビニ。広くも無く、狭くもない微妙なコミュニティ。

毎日のように放課後を過ごした場所。ある意味秘密基地。秘密ではないけれど。

何かを期待する自分。決して何も起こらないことを知りながら。

中学校。バスケコート。行き場を失う。女子高生が通り過ぎる。

全てのものが移ろいゆく中、変わらないものを見つけ出す。