カキのシーズンが来たので漁港の岡山の寄島に行ってみた。
12月に入って行こうと思ったが、すでに遅くなっていた。10軒ばかりある直売店がある。 ほとんどで予約注文がいっぱいであった。一軒ずつ歩いて売っている店を探してみた。 殻付きのカキを5キロばかり買った。
去年は小振りのカキしか買えなかったが、今年のカキは大きい。賞味期限は4日と店の前に書いてあった。生では2~3度食べるにはちょうどいい量である。やはり大きな方が格段に美味しかった。
帰りに笠岡によってみた。 笠岡にはカブトガニ博物館がある。広い庭園には実物大の恐竜が多く展示してあった。遊歩道もありゆっくり過ごすことができる。子供たちの遊園地もあり子供ずれでも退屈しないように配慮されていた。
建物であるが、背後は急勾配の山である。敷地は平坦な広場になっていることから埋め立て地であることが容易に想像できる。
私が過去に建設中に施工の立場でチェック、検討したことがある。 基礎は杭を打っているがその数の多さに驚いた。壁は鉄筋コンクリートで屋根は鉄骨のトラスのアーチであった。外観はカブトガニの形の建物である。
カブトガニは2億年から進化せず、生きた化石と言われている。寿命は10年以上とされ、何回も脱皮を繰り返し成長していく。生物の分類ではサソリ、クモの仲間とされている。
水槽では数匹のカブトガニが展示してあった。 飼育室もあるのだが、工事中で見られなかった。
カブトガニシアターとした80人が座れる大きなスクリーンではカブトガニのテーマの映像を放映している。カブトガニの知識も得る事が出来た。
笠岡湾の繁殖地では、カブトガニ保護区としていて潮干狩りなどは禁止されている。