改 国公立大学医学部 2次試験で確実に差がつく英作文の対策 | 大学受験逆転合格法☆偏差値20台⇒80台へ

大学受験逆転合格法☆偏差値20台⇒80台へ

1年で、私が
偏差値20台の5教科を
すべて80台にした要領を公開します★★

東大、京大、早慶、国公立医学部、旧帝大、MARCH、関関同立すべてに通用する考え方を
本気で人生を切り拓くべく頑張ってる人に向けて発信しています

 

​国公立大学 医学部  英作文の対策


英作文が苦手な受験生が

国公立大学医学部医学科入試で

日々の少しのテコ入れで確実に周りと差をつける英作文の対策について述べていきますね。





  ​入試における英作文についての前提の話


まずは前提として、


英語がそれなりに得意である合格者でも


英文読解の経験に比べ、英作をする経験は圧倒的に少ないので

英作文では、かなり稚拙な解答しか作れていないことがほとんどであることも

念頭に置いておいてください。




駿台の700選を丸暗記するような力技の課題や試験があり、

英文の構造解析や英文法もみっちり叩き込まれたひと世代前に比べると、


今は、速読とコミュニケーションに主軸を置きつつ、

頭に正しい英文のストックが少ないまま発進型の英語へ誘われてる状況ですので、


ハイレベルな大学を受験しようと考えている高校生・高卒生にも

中学1年生レベルの英語でさえまともに書けないようなミスが目立つようになってきました。




英文構造を無視(動詞が3つも...、SVCの後にV...、)、

時制の選択に無頓智(現在形と過去形が無意味に混在...完了形が使いこなせない...)

頻繁な冠詞抜け(ノー冠詞多すぎ問題...)、

無茶なコロケーション(それはどういう意味で書いたのだろう...)、

多いスペルミス(中学英単語のスペルも怪しいのか...)


東大・京大・国公立大学医学部志望の受験生の答案にも頻繁に見られるミスなのです。。。



そもそも

日常学習において

基本的な英文を訳すことは出来ても

その和訳から英文を書くことは想定していないため、

英作文への慣れや視点がごっそり抜け落ちているわけです。




「君が正しいと思うことをやるべきだよ」

という日本語に対してどのような英訳を与えますか?



ひとつの解答例としては、

You should do what you think is right.

と書けます。


連鎖関係詞節の代表的な英文を解答としましたが、

思いついたでしょうか?



この英文を先に与えられ、和訳せよと言われたら、

たいていの受験生は、関係詞の直後のSVの挿入は(        )に入れろと学び、

これを訳すことは出来るようになりますが、

英文にせよ、と言われると

何故か書けない人の方が圧倒的に多くなります。


普段の学習で

読むことと書くことが連動してないから、こういう事態に陥ってるわけです。




また、

先程の和文に対して


物事をする🟰do things / do a thing / do the thing

(⇒このつながりありのなのかなぁ...⇒特に問題はありません)

OをCだと考える🟰think of O as C / regard O as C 

(⇒確か熟語でこんなのあった)

正しい🟰correct 

(⇒これしか浮かばない...⇒実際はダメです。

correctは正しいことがひとつしかない時に用います。)


などを頭にうかべて


You should do things (which) you think of as correct.

と書いてみて、、、


(あれ??asは前置詞だから後ろは名詞のはずだけど、形容詞がきても良かったかいな...?

⇒C(補語)が来るので特に問題はありません)


(ofは邪魔だから外しておいた方がいいのかな...⇒英文の構造を壊し(関係代名詞ので目的格が成立しない)熟語が正しく使えていない⇒これでこの英作文はジ・エンドになります)


(the thing と単数形の方がいいのかな...⇒この場合は単数でも問題なさそうですが、行動はひとつではないでしょうから、複数形の方が無難ですね)



今回は悪戦苦闘しながらも、残念ながら正解にはなりませんでしたが、、、


(こういう足掻きは英作文では必要なのですが、

こんな簡単なフレーズにさえ苦戦するようでは、

本格的な英作文になると選択しなければならないことが山ほど出てきますので、

こういう足掻きを最小限にしておきたいところですよね。。。)



文をひとつ知っておくと

無駄に悩まず、強力な一文をズバッと書けることに気づきましたか?


知っていることで自信の持ちようが変わることに気づいていただきたいですね。


正しいとされる英文のストックって大切だと思いませんか?


読みと書きとで、同じ内容を扱ってるのにまるで違う次元のことを扱ってるように感じる人は

読みと書きを一体化させる意味の大切さを理解できるはずですよね。






  当たり前のことを当たり前レベルで​対策する


こうしてみると

難しい名詞などを知ってるかどうかよりも、

簡単な英単語で書けそうな英文こそ

英作文として受験会場で差がつく

と言えませんか?


(最近の和文英訳問題では、受験生が書けそうにない名詞などの表現はハナから出題しないか、ヒントを与える傾向にあります)




ということは、

秋に英作文の「参考書」を慌てて買い込んで、

ありきたりな、たまに対策する程度のものではなく、


当たり前のレベルのことを、それなりに時間(期間)を確保して、日頃から対策を立てれば確実に周りと差がつく

という意識で、勉強を進めておくのが得策であると言えます。






  ​対策の第1段階:日常の読解基礎・文法語法の勉強を英作文へ


日常の読解基礎作りや英文法語法の問題集をやる際に

「ついでに」英作文の勉強を採り入れるのが

無理ない対策の第一歩です。


また

長期に渡って何度か書くことを繰り返しておくと

意識の底に英文が沈みこんでいき

瞬発的に英文が出せるようにもなっていきます


(一気に大量に詰め込んでも、使える形で頭に残すことは難しくなります)





土橋の英文読解の左ページの例文の和訳から英作・英文法語法BEST400の和訳から英作

をコツコツ続けておくと、自然とある程度の英作文が書けるようになります。

読解と文法の土台を作る際に英作文を意識しておくことは

英語力を伸ばすのに必要な作業と考えておいてください。



文法4択問題を回したら文法はOKではありません。(⇒これは大して意味はありません)


文法力🟰文構造を正しく捉え、英作文が誤りなく書ける力

つまり

国公立大学医学部受験では最も必要な力

だと認識しておくことです。




土橋の左側の例文・英文法語法BEST400の和訳

からの英作文は、そこでのポイントを使って書こうと意識してみてください。


書く意識が連動した時、より使える形で頭に仕込まれることが実感できるはずです。


採用されている英文はどれも

単語は難しくなく、1文も短いものが多いので、初手で書く練習には最適かと思います。



(この短めで易しい単語で構成されている英文のストックが、

英作文において後々大きな力になってくれます)



毎日トレーニングだと思ってコツコツ続けてみてください。

(短期間では英作文の学力は熟成しないので、長期に渡って続けることが大切です)



このトレーニングにより英作文の基礎を習得することができます。

(少なくとも正しいとされる短い英文がストックできます)

⇒英作文では、これが後々力となってくれます!




(注)


英作文の基礎的なことから頭に根付かせるように吸収しておかないと

一般的な英作文の参考書などに掲載される「理想的で多少高度な英文」をいくら暗記したところで

些細なミスを連発したり、応用できなかったり、と、

結局は書ける力が育っていないがために

一般的な英作文の参考書で取り扱われていないような日本語の英作文に

苦もなく捻られてしまうものです。


また英作文の授業のほとんどにおいてほ

日本語からの発想法をいく通りか説明されることも少なく、

模範解答と言い換え熟語フレーズを確認する程度のものですので、

その授業を聞いてるだけで英作文が書けるようになることはほぼありません。


英作文に関しては

基礎作り⇒発想法と構成法を学ぶ⇒課題を書いてみて相手に伝わる英文かどうか第三者に添削してもらう

という流れでないと、力をつけるのは難しいと思います。





  対策の第2段階:2種類の参考書で本格的にブラッシュアップする


​大学入試 ガリレオの英作文   発想転換で賢く入試を突破 (クリストファ・バーナード、勝見努 共著) (旧タイトル:コペルニクス英作文

​発想転換で表す 和文英訳ビギナーズブック(クリストファ・バーナード、勝見努 共著)(旧タイトル:大学入試 ガリレオの英作文)


旧版


改訂版




(一般的な英作文の参考書は内容がちょっと高尚であり、高度な使い分けに言及してるものも多く、

受験生がマスターするには骨が折れる内容となっていて、

よくある日本語のパターンに限定してるものばかりなので、それらは採用しませんでした)


これは、80年代の終わりに出版された

今の大学入試英作文の参考書の元ネタ・講師の元ネタとなっている参考書が

2色刷りでレイアウトも見やすくなって、新装再登場したものです。


色々な日本語に対して、発想の転換で分かりやい英文で表現する様を複数学ぶことができます。


これ1冊で、和文英訳型入試へのアプローチの仕方を習得できますし、

また、自由英作文において、1文を易しく正しく書くための表現集としても使えます。

(⇒日頃からぼちぼち目を通しておいてください)



読む最中に、あ〜こんな書き方もOKなんか!

あれ?これでもいけると思ったけどダメなんやな

など、ひとつひとつ吟味して読むように心がけてください。


気になったことは

ノートにまとめておくのもありだと思いますよ。

(凝りすぎない程度にしないと、膨大なただの丸写しになりますので)




​大学入試 自由英作文が1冊でスラスラ書ける本



最近出版されたこれまでの自由英作文の参考書をよく研究して作られた本です。

合格するための自由英作文の書き方が基本的で分かりやすく、

分量も適量なので挫折することもないでしょう。


限られた時間の中で対策するなら

受験生が実戦で採り入れやすい手法を学ぶ方が

実際には高得点化させやすいと思います。

(⇒秋頃に一気に取り組んでみてください)



自由英作文で最も避けたい形は

トップと締めの英文をほとんど同じ英文にしてしまうこと

やたら代名詞を使って書いてしまうことです。


これをすれば、合格点から自動的に程遠い内容となってしまいますので

採点が激甘な英検(2級)のクセは、この機会に拭い去っておきましょう。




  ​対策の第3段階:第三者に解答を見てもらう


英作文に関しては

自己採点をすることはほぼ難しいでしょうから、


過去問のお題などに対して、書いた答案を添削してくれて、

さらに口頭で説明してくれる先生を見つけることが肝要かもしれません。

(単なる赤での修正では、文法やスペル以外の修正の意味が分からないと思いますので)



添削をしてくれる人を探したら

できるだけ自分で間違いのないと思われる英文を書いて

(ケアレスミスなどをすべて自力でチェックする)

提出することを心がけてください。



3単現のSは?

スペルミスがひどいね

関係詞の使い方が全くわかってないよ

など言われて突き返されるようではなんのための添削なのか

意図が曖昧になってしまいます。



60点程度の英作文をどうすれば100点に近づけることができるか?

という部分にアプローチしてもらう添削でないと、

わざわざ時間を割いてもらってしてもらう意味がないですよね。



その際、受験生の立場を考えてもらう必要があります。

あー、〜の表現(⇒見たことも聞いたことも無いもの)知らないんだ。。。

的な解答をされる人から受験生が大学入試ために学ぶことってそうないと思いますね。



同様に

この場合の日本語のニュアンスはこちらの単語の方がよりふさわしい

と言われるパターンにも気をつけておいた方が良いです。


再現性が薄いことを繰り返しても

受験生の身になるとは思いませんので。


大学受験生なら絶対に知っておいてほしいレベルのもので

採点してもらうように、添削者に予め促しておくことが大切ですよね。









以上のことに気をつけ

自信のある表現・型を身につけ、書きやすくする工夫を知り

第三者にこまめに見てもらうことで

英作文攻略を頑張ってください!


周りは6割〜7割書けたらOK

と考えていますので

ここはひとつ満点近くを狙ってみてください。


そのつもりで対策をすることで

日常の少しの時間でも英作文のことについて触れるようになりますので

結果的に周りと大きな差になっていることは保証できます。


英作文の配点はかなり大きいので

医学部受験生の中にも一発台時のような答案を書く人が案外多いことから

数学での失点もカバー出来ることもよくある話です。


周りが案外力を入れないため

英作文を得意にすることで

大きな安心感にもつながりますよね。







大学入試の過去問の解説を販売してます

期間限定で今なら半額です!



英作文の添削も引き受けています