英単語と英文読解基礎に関して
参考書や進め方について述べてみましたが
前回の勉強において
最低、シス単1200個の意味がスラスラ想起できて、土橋の英文読解がきちんと説明できる
という段階になってから、今回紹介する英語長文読解の練習に入ってくださいね!!
特に英文の構造について、ある程度の理解と慣れがないと
この段階の練習が空回りしてしまう可能性が大きいので
くれぐれもよろしくお願いしますm(_ _)m
【英語長文に慣れ読解力を鍛える】
速読英単語入門編(改訂第3版)
速読英単語必修編(改訂第7版増補版)
(⇒改訂第7版ではなく、改訂第7版増補版ですのでお間違えなく!!)
入門編・必修編とも、QRコードから音声データに無料でアクセスてきますので
単語の発音の確認、英文のリスニング・シャドウイングにも使えます。
(必修編の改訂第7版では音声データには無料でアクセス出来ませんので、必ず改訂第7版増補版の方をご用意くださいね)
これらで単語を覚えるというよりは
英文の読み込みを数多く行って長文に慣れていくことを目的としています。
関関同立一般入試の合否に直接関わってきますので
この段階での手抜きは厳禁ということでよろしくお願いします!!!!
【具体的な使い方】
英語が苦手な人・英文を頭から読むクセがない人は入門編からスタート
中学の時は英語は得意だったが、高校になって苦手意識を感じてる人は、一応必修編からスタート
①左側の英文を訳を施しながら読む
②右側の和訳と次ページの語彙リストと別冊の解説を用いて英文と日本語和訳をひとつひとつ照合してみる
③英文を頭の中で訳をしながらも読み進め直してみる
④QRコードから英文の音声にアクセスして、音声(ゆっくりの速度に調整しても構いません)を聴きながら、音声と同様の速度と発音で何度かシャドウイング(声に出して読む)してみる(意味を浮かべつつ)。
この時、英文を見ながらでもはじめは構いません。
音ともに慣れることが初期の段階では特に効果的ですので、このシャドウイングは必ず行ってください。
⑤次の英文も同様に続けていきます。
入門編は問題ないと感じたら、必修編に移って同様にトレーニングしていってくださいね!!
入門編は私立高校入試問題が主体なため、簡単すぎず難しくない英文が並んでいますので、
早い段階でなんとなく読めるという感じは掴めるでしょうが
日本語訳等で「正確に」読めてるか?に関しては特に注意を払ってくださいね。
入門編で、中学レベルの英単語はそもそも大丈夫なのか?ということについても確認してますので、
英語が伸び悩んでいる人も、基礎を叩き直すのにちょうど良いタイミングとなると思います。
(中学レベルの抜けが激しいと以後全く伸びてきませんので、要注意です、マジで。)
早く大学入試レベルに入らなくてはと焦って
無理をしていきなり必修編からスタート、とかしないでくださいね。
あと、
シャドウイングのことですが...
正直、関関同立一般入試ではリスニングが課されないため
シャドウイングはめんどくさい作業だと感じると思います
が
音に慣れ英文のリズムに慣れることで
英語の総合力が、覚醒するかのように一気に引き上がります。
その後の過去問のやり込みにおける成長が格段に早くなりますので、
やるとやらないでは成果がめっちゃ大きく違ってきますから
シャドウイング、ちゃんとやってくださいね!!!
ここまでの流れは、ほんまめんどくさいかもしれませんが、、、
しっかり踏ん張って、急ぎつつも丁寧に学習を進めてくださいね!!!
必修編は、センター試験の過去問・英文がセンターレベルの私立大の英文が採用されていて
英語に慣れる上で欠かせないレベルの英文で溢れていますので
最後まで食らいついてやり通してくださいね!!!!
(語彙レベルは、シス単の第2章までと時々第3章の単語が紛れてる程度です)
必修編を読みこなすことに抵抗が無くなってきたら
関西大学・立命館大学・関西学院大学の英文の意味を汲み取ることにも
それほど困らない状況になります。
(同志社大学の英文は一段階上ですので、過去問で訓練してもらうことでブラッシュアップしていきます)
毎日しっかり取り組んでもらえたら、2ヶ月の勉強で入門編〜必修編の読み込みとシャドウイングは終われますが、確実にこなせる方を優先して3ヶ月費やしても何も問題ないとは思います。
(以後も、シャドウイングだけでとも続けていくと、過去問演習の精度がさらによくなります)
勉強習慣がこれまでなかった人が
苦しくてめんどくさくて挫折してしまうのがこの段階の勉強です。
続けることが想像を絶する辛さだと自覚してしまうからなのですが
なんとか踏ん張って、手抜きせずやり切ってみてください。
これまで抱いていた英語に対する世界観が変わって
それが今後のあなたを支えてくれるはずですから
絶対に投げ出すことのないよう頑張っていこうな!!!!
ここまでの段階が終われば
あとは、いよいよ関関同立一般入試の過去問演習へ突入しますぜ!!!
(追記)
よくある長文問題集を使う勉強のやり方もあるのですが...あえて採用はしませんでした。
多くの英文への慣れを優先させるため、速読英単語を使うことにしました。
(塾でも、長文問題集は使用していませんでした。基本的な構造のとり方と読み方をおさえたあとは、速読英単語を回してもらってました。)
最近の長文問題集は、構造図もしっかり掲載されていて確認もしやすく、音声データも充実してるので、特に不満はないのですが...
構造図に頼ってしまい、それをただ見ることが勉強となってしまう人も多いため、かえって自分で多少苦労しながら意味を取ることをせずに終わる可能性が高いことが怖いので、頭を使ってもらいつつ慣れていく方針を採用しています。
構造を捉えるという前の段階の学習をしっかり行っておけば、
速読英英単語の必修編までならそれほど困ることはこれまでの指導でもほとんど無かったので、
あえて、構造図が掲載されていなくて多くの英文が掲載されていて、身につけた語彙も漏れなく確認できて、さらに英文レベルが関関同立入試に適切である、という意味で速読英単語を選択させていただいています。
必修編の難しそうな英文構造には、別冊とQRコードからの動画で解説されていますので
特に心配する必要もないかなと思っています。
(必修編で分からないことだらけなら、前回に紹介した土橋の英文読解と入門編をしっかりやり直してくださいね。そこに色々と穴があるはずですから。)
正確さと慣れを追求していくためにも
英文にどんどん触れていくことが、今回のテーマとなりますので
ここでひと踏ん張りもふた踏ん張りもして頑張っていってくださいね!!!
ちなみに、
ここまでのことが完成したら
解答力が育っていなくとも
共通テストマーク模試などで、リスニング込みで180点を切らなくなります。
そのあたりの点数が出せてきたら、
ここまでの勉強が上手くいってるという目安になるかと思います。
次回は
関関同立一般入試の英語過去問の利用の仕方とその前の準備段階について触れてみますね。
関関同立に逆転合格するための受験サポートです
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このシリーズははじめから一連の流れがありますので、出来ればはじめから読み進めてくださいね!