親の自己受容勉強会やります! | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

子どもが自分から勉強を始めるためには、

 

「遊びの解放」

 

が必須です。

 

 

 

子どもの自立にも、

 

「遊びの解放」

 

は必須です。

 

 

 

「遊びの解放」

 

をするには、

 

「親の自己受容」

 

が必要不可欠です。

 

 

 

そのことは、10年前から、散々言い続けてきました。

 

実践してくれた親の子どもたちは、少しずつ変わっていき、学校に行き始めたり、勉強を始めたりしています。

 

 

 

なんでか?

 

「子どもが自分の人生を生き始めたから」

 

です。

 

 

 

子どもは必要とあらば、学校に行き始めたり、勉強を始めたりします。

 

「学校に行きたい」

 

と思ったら、子どもは学校に行くし、

 

「勉強をしよう」

 

と思ったら、子どもは勉強をします。

 

 

 

それも、自分で考えて、自分で選択をし始めます。

 

親が強制をしなくてもいい。

 

 

 

その鍵となるのが、

 

「遊びの解放」

 

です。

 

 

 

 

 

・・・そんなことを10年間、ずっと言ってきました。

 

ただ、

 

「遊びの解放をしています」

 

って言っても、自分で考えて、自分で行動を始める子どもと、そうでない子どもがいました。

 

 

 

何が違うんだろうな~?

 

と思ってたんですけど、ある時、分かりました。

 

 

 

親の話を聞いていると、本人は、

 

「遊びの解放をしています」

 

って言うんだけど、遊びの解放になっていなかった。

 

 

 

「本当は、遊びを制限したいけど、何か言うのをグッとこらえている」

 

「事あるごとに、子どもに不安や心配をぶつけてしまう」

 

「子どもに期待をして、子どもをコントロールしようとしてしまっている」

 

んです。

 

 

 

たしかに、ゲームにとやかくは言ってない。。。

 

けど、

 

「学校に行って欲しい」

 

「勉強をしてほしい」

 

「○○をしてほしい」

 

そういうオーラがムンムンムンムンしてる。

 

 

 

ちょうど今、新学期だけど、

 

「学校に行かなかった」

 

「○○をしなかった」

 

っていう声がそこかしこから聞こえてきて、ガッカリしてる親の姿を見かけます(笑)

 

 

 

まだ、解放し切れてないんですよね。

 

「親が子どもを解放し切れていない」

 

っていうことは、それだけ、

 

「子どもが自分のことに集中できていない」

 

んです。

 

 

 

子どもは、自分が学校に行かなかったり、勉強をしなかったりするたびに、

 

「また、僕が(私が)お母さんをがっかりさせてしまった」

 

って自分を責めるから、

 

「なんで、自分は学校に行くのか?」

 

「なんで、自分は勉強をするのか?」

 

っていうようなことを子どもが落ち着いて考えられないんです。

 

 

 

学校に行かない選択をするにしても、悲壮感は漂わなくなるし、

 

「明るい不登校」

 

になります。

 

 

 

それにしても、なんで、そんなに「遊びの解放」ができないんだろうな~、って不思議だったんだよね。

 

「遊びを制限したら、子どもが勉強をしない」

 

なんて、明白なことなのに。

 

 

 

 

 

 

 

ある時、親が遊びの解放ができていないのは、

 

「親が自己受容できていないからだ」

 

っていうことに気付いたんです。

 

 

 

僕の中では、

 

「遊びの解放はできていて当たり前」

 

だと思っていたから気付かなかったんだよね。

 

 

 

僕のところに相談に来てくれる親の話を聞いていると、

 

「子育てが上手くいっていない親のほとんどは自己肯定感が低い」

 

っていうことに気付きました。

 

 

 

親の自己肯定感が低いと、子どもが自分の言う通りにしてくれないことで、

 

親が不安になったり、

 

恐怖心を抱いたり、

 

それを覆い隠すために怒ったり、

 

ガッカリしたり、

 

罪悪感を抱いたりする。

 

 

 

そういったネガティブな気持ちを払拭するために、

 

「子どもには、私の想い通りにしてほしい」

 

「子どもをちゃんと育てないと」

 

って思ったりしているんです。

 

 


でも、これは子どもが求めていないことで、親が自分のためにやってることなんよ。

 

親の気持ちとしては

 

「子どものためにやってあげてる」

 

って思いたいんだけど、子どもが求めていない時点で、

 

「親が自分のためにやっている」

 

なんです。

 

 

 

親のためにやっていることに、子どもが巻き込まれているから、子どももエネルギーを消耗しちゃうし、時間も使う。

 

その分だけ、子どもは自分の課題に取り組めないし、自分の人生が立ち止まってしまう。

 

 

 

そして、親自身も、そういったネガティブな気持ちに日常的に振り回されちゃうから、あんまり幸福感も感じられない。

 

子どものことが気がかり過ぎて、自分のやりたいことに集中できなかったり、子どもに構い過ぎたりしちゃう。

 

 

 

親の自己肯定感が低いと、

 

・親の幸福感も低くなる

 

・子どもの課題に踏み込んでしまう

 

・子どもが幸せになるのも妨げてしまう

 

っていうことが起こる。

 

親も、子どもも、幸せになるのは難しいのだ。

 

 

 

裏を返せば、

 

親も、子どもも、幸せになっていくのにも、

 

子どもが自分の課題と向き合い、自立していくのにも、

 

「親の自己受容」

 

は必須なんです。

 

 

 

親が自己受容できていたら、親も、子どもも、幸せになっていける。

 

親が自己受容できていない(=自己肯定感が低い)なら、親も、子どもも、幸せにはなれない。

 

すごくシンプルでしょ(笑)

 

 

 

「自己受容ってなんぞや?」

 

って言うと、

 

「自分の良いところも、ダメなところも、全部自分だと思って、認めて受け容れること」

 

です。

 

 

 

認めて受け容れるんだから、変えようとするのをやめたり、何とかしようとするのをやめたりする。

 

自信が無いから自信をつけようとしたり、

 

できないことがあるからできるようにしたり、

 

足りないから満たそうとしたり、

 

損してるから損失を回収しようとしたり、

 

後悔してるから挽回しようとしたり、

 

何もしてないから何かしようとしたり。

 

 

 

そういうことをやめていくこと。

 

そういうことをやめても、自分は自分のままでいいんだ、って思えること。

 

それが「認めて受け容れる」です。

 

 

 

それに関して、おもしろい調査結果があってさ。

 

「ダイエットプログラムに参加している人よりも、参加していない人の方が痩せやすい」

 

んだって(笑)

 

 

 

ダイエットプログラムに参加している人は、

 

「太ってることは問題だ!何とかしないと!」

 

って思って、自分を責めてたり、否定してたりする人が多い。

 

 

 

一方で、参加していない人は、特に問題視していない。

 

自分を認めて受け容れてるわけやね。

 

 

 

ダイエットを例に出したけど、

 

自分を否定して、自分を変えようとしてる間は変わらず、

 

自分を肯定して、自分を変えようとしていない方が変わっていく。

 

 

 

不思議に思うかもしれんけど、

 

「変わらなきゃ!」

 

って思っている間は、

 

「私は、ダメだ」

 

「私は、ダメだ」

 

「私は、ダメだ」

 

って暗示をかけ続けてるようなもんなので、ダメな自分のままが続いていく。

 

 

 

それを認めて受け容れた時には、

 

「そんな自分もOK」

 

「私は、何もしなくても価値がある」

 

「ダメな私でもいい」

 

「すごい部分があってもいい」

 

みたいに思えるから、変わろうとしなくなる。

 

 

 

「ダメだから変わる」

 

のではなくて、

 

「元々、魅力があるんだけど、もっとこっちの方が魅力的だから、そっちにしよ~♪」

 

みたいな感じで変わっていく。

 

 

 

よくBASEでも言ってるのが、

 

「子どもが自分から勉強を始めるのは、子どもが自分をダイヤモンドだと思ってるから」

 

だってこと。

 

 

 

自分をゴミくず(=価値が無い)って思っている人は、価値が無いんだから、自分を磨こうとしない。

 

だから、自分からは勉強をしようと思わない。

 

 

 

自分をダイヤモンド(=価値が高い)って思っている人は、価値が高いんだから、さらにその価値をさらに高めようとする。

 

だから、自分で興味あることを勉強してみようと思う。

 

 

 

やから、子どもが自分から勉強を始めるのには、

 

「自分のことを認めて受け容れているからこそ」

 

なのね。

 

 

 

子どもが

 

「自分はダメだ」

 

って思ってたら、今を変えようとしないし、勉強をしようとしないし、成長しようとしない。

 

 

 

子どもが

 

「ありのままの自分でOK」

 

って思ってるからこそ、今をもっとおもしろくしようとするし、勉強しようともするし、成長しようともする。

 

 

 

そうやって、子どもは変わるし、成長していくんです。

 

つまり、子どもが変化したり、成長をするのには、

 

「子どもが自己受容できていること」

 

が必要だということ。

 

 

 

そして、子どもが自己受容しているためには、

 

「親が自己受容できていること」

 

が必要なわけです。

 

 

 

子育ては、

 

「親の自己受容から始まる」

 

っていうのがBASEの考え方です。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここまでが前置きで、ここからが本題です。

 

相変わらず前置きが長いんですけど(笑)

 

 

 

「親が自己受容できるようになろう」

 

なんだけど、とはいえ、自分1人でやるのが難しい場合も多いと思うのよ。

 

 

 

BASEでも「親の自己受容」をテーマにやってるけど、BASEは6ヶ月あったり、参加費もそれなりにするので、なかなか気軽には参加できないと思う人もいると思うんよね。

 

ほんで、もっとライトに「親の自己受容」について勉強できる機会を作ろうと思うの。

 

 

 

ここまで読んでもらったら分かってもらえたと思うけど、「親の自己受容」は、子育てに必須やから全親ができていた方がいい。

 

BASEは、子どもとのコミュニケーションを学ぶ場所なんやけど、親が自己受容ができていなかったら、子どもとのコミュニケーションもままならないんよ。

 

 

 

親は良かれと思ってやるんやけど、自己肯定感が低いとそれが「自分のため」になる。

 

だから、子どもとの関係が上手くいかなかったり、子どもの勇気がくじけていく。

 

 

 

それを「子どものため」にするには、親が自己受容できている必要がある。

 

親が自己受容できていると、

 

「子どもの話を聴く」

 

「親の本音を話す」

 

っていうことができるようになる。

 

 

 

本音を話すのは怖いんよ。

 

だって、一番大事なところで、一番守りたいところで、心の一番柔らかいところだから。

 

 

 

でも、他者は、自分の心を傷つけることはできない。

 

他者の言葉によって傷ついている時は、

 

「他者が自分を傷つける」

 

のではなく、

 

「他者が自分の心の寸でのところで矛を向け、自分でその矛先を掴み、自分で心に突き刺す」

 

っていうのが傷つく原理です。

 

 

 

他者が傷つけてるんじゃなくて、最後のトドメは自分で刺すんよ。

 

それを「傷ついた」とか「傷つけられた」って言ってる。

 

そして、それを

 

「自分責め」

 

って言います。

 

 

 

自分の心が傷つくのは、自分責め以外にはあり得ない。

 

逆に言えば、自分責めをやめると、相手がどれだけひどい言葉で自分を罵倒してきても、傷つかないでいられる。

 

なぜなら、

 

「他人の心を傷つけることなんてできない」

 

し、

 

「自分が傷つくのかどうかは自分が選択できる」

 

からです。

 

 

 

親が自己受容できるようになると、子どもがどれだけ暴言を吐いたり、暴力を吐いてきても、そんな子どもともコミュニケーション取れるようになる。

 

実際に、BASEでもいくつかそういう事例があって、上手くいってる。

 

 

 

なんでかっていうと、

 

「親が傷つかなくなったことで、子どもの話を聴いてあげられるようになったから」

 

です。

 

 

 

子どもの話を聴いてあげられたら、子どもだって自分の人生を良くしたいと思ってるんだから、少しずつ良くなっていくんです。

 

誰が好き好んで暴れるのか?って話です。

 

ちゃんと理由があって暴れるのよ。

 

 

 

子どもの想いを受け止めて、話を聴けるようになりたい。

 

そのための「親の自己受容」です。

 

 

 

「親の自己受容」

 

ができるようになり、

 

「遊びの解放」

 

ができるようになると、

 

「子どもとのコミュニケーション」

 

が取れるようになる。

 

 

 

子どもとコミュニケーションが取れるようになれば、

 

「家庭を子どもの安全基地に」

 

できるようになる。

 

 

 

家庭を子どもの安全基地にできれば、あとは子どもが自分で、

 

「どうやったら、自分が成長をするか」

 

「どうやったら、自分の人生をより良くできるか」

 

っていうことを考えられるようになり、そのために行動できるようになる。

 

 

 

その時初めて、

 

「自分で決めて、学校に行く」

 

「自分から勉強を始める」

 

っていうことをするようになる。

 

 

 

「親の自己受容」

 

はそのための一歩なわけね。

 

 

 

 

 

 

 

ほんで、その親の自己受容について、みんなで一緒に勉強していきましょう、っていう勉強会です。

 

「親の自己受容勉強会」

 

です。

 

 

 

名前は、何のひねりもなく、そのまんまです(笑)

 

分かりやすくていいでしょ(笑)

 

 

 

「親の自己受容勉強会」は、一昨年にやってたアドラー心理学勉強会と同じスタイルです。

 

全7回あって、午前中に2時間ほど、僕が講義をします。

 

それを聴きに来てもらうんやけど、感想タイムに話を聴いて感じたことや考えたことをアウトプットしてもらって、積極的に学んでもらえます。

 

 

 

午前中の2時間なので、都合合わない人もいると思うし、親の自己受容勉強会のことを後になって知る人もいると思います。

 

リアルタイムで参加できた人にも、参加できなかった人にも、申し込んでくれた人全員に、

 

アーカイブ動画を配信

 

します。

 

 

 

参加費は、各回3,300円(税込)です。

 

アーカイブ視聴のみの場合も、同じです。

 

全てオンライン(ZOOM)で開催します。

 

 

 

日時とテーマは次の通りです。

 

◆DAY1
2024年5月15日(水)10:00~12:00
「子どもが自立し、幸せに生きるための親の自己受容」

◆DAY2
2024年6月12日(水)10:00~12:00
「アドラー心理学を使って、自己否定しちゃうメカニズムを理解する」

◆DAY3
2024年7月17日(水)10:00~12:00
「心を強くする自己受容ベースの生き方に変える」

◆DAY4
2024年8月21日(水)10:00~12:00
「どんな自分にもなれる自己受容の2次元モデル」

◆DAY5
2024年9月18日(水)10:00~12:00
「系譜と継承 ~母親との関係~」

◆DAY6
2024年10月16日(水)10:00~12:00
「しんどい人間関係とオサラバして、幸せな人間関係を築く」

◆DAY7
2024年11月13日(水)10:00~12:00
「ありのままの子どもを認める ~遊びの解放~」

 

 

 

毎月1回ずつ開催していく感じやね!

 

1つ1つは独立したテーマではあるから、途中の回から参加しても内容が分からないということはありません。

 

けど、全体を通して「親の自己受容」について話していくから、できれば全部出てもらうか、アーカイブでもいいから見てもらった方が、僕が伝えている「親の自己受容とは何ぞや?」っていうことがよく分かってもらえると思う。

 

断片的なインプットだけになると、自分の都合の良い「親の自己受容」になるだろうし、「親の自己受容ができているようで、できていない」っていうことにもなりかねない。

 

 

 

 

 

さて、肝心の申し込み方法ですが、こちらから申し込んでください☆

 

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◆DAY1
2024年5月15日(水)10:00~12:00
「子どもが自立し、幸せに生きるための親の自己受容」

 

参加費:3,300円

 

DAY1申込フォーム

 

※アーカイブ視聴をご希望の方もこちらから申し込んでね

※申し込んだら、自動返信メールが届くんだけど、届かない人は別途僕に連絡してー

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「どうして、参加しようと思いましたか?」

 

っていう設問もあるんやけど、もしあれば記入してくれた嬉しい~!

 

特になければ無理して書かなくてもいいよ。

 

 

 

 

またDAY1で何をやるのかは詳しく書かせてもらうけど、

 

「自己受容できるようになりたい!」

 

って思う人は、ぜひ一緒に勉強していきましょ!

 

 

 

関連記事~!

 

これも親の自己受容に関する記事です!

 

子どもの自己肯定感を上げる関わり方