▼iPhone/iPod touch「魔界村騎士列伝」本日より配信開始
何と「魔界村」がiPhone/iPod touch用アプリとして登場。
「アーサーとアスタロトの謎魔界村」の移植ではなく、
れっきとしたアクションゲームの「魔界村」が来るとは予想外。
通常価格は600円だが、11月23日までの期間限定で350円のサービス価格となっている。
おお、安い安いと思って早速落としたのだが、思わぬ落とし穴が。

ぐぬぬ、そう来たか。カプコンは相変わらず策士だな。
軽くプレイした印象は、他のiPhone/iPod touch用のアクションゲームと同じく
タッチパネルに十字キーや攻撃ボタン、ジャンプボタンを割り振っているので
画面の1/3ぐらいを指で覆い隠してしまうことになり
このことが難易度を無駄に上昇させている。
ただ、その辺のことを考慮してか難易度は(序盤に関しては)控え目で
ちょっとした隙間に「魔界村」の雰囲気を味わいたいなら買い。
■iPod:「Apple iPod touch 第2世代 8GB MC086J/A」
■iPod:「Apple iPod touch 第2世代 32GB MC008J/A」
■iPod:「Apple iPod touch 第2世代 64GB MC011J/A」
▼映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」累計興収20億円突破
1位(1):マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2週目)
2位(3):僕の初恋をキミに捧ぐ(3週目)
3位(2):沈まぬ太陽(3週目)
4位(4):映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?(2週目)
5位(5):カイジ 人生逆転ゲーム(5週目)
6位(7):仏陀再誕(4週目)
7位(6):風が強く吹いている(2週目)
8位(-):スペル(1週目)
9位(-):ソウ6(1週目)
10位(-):天使の恋(1週目)
先週の映画市場もマイケル旋風は止まらず。
公開12日間の累計興収は早くも20億円を突破し、21.1億円に到達した。
一部劇場で旧作の「ムーンウォーカー」が再上映されるなど
ブームはまだまだ拡大中。
2位以下は準新作が上位をがっちりと固めており
「僕の初恋をキミの捧ぐ」が12.9億円、 「沈まぬ太陽」が14.5億円、
「カイジ 人生逆転ゲーム」が19.6億円と、それぞれ順調に数字を伸ばしている。
新作は3本。
サム・ライミが久々にホラー映画を手掛けた「スペル」、
人気シリーズ最新作の「ソウ6」、佐々木希主演の「天使の恋」。
まだまだ終わりそうにない「ソウ6」は59スクリーンという少なさながら
土日の2日間で動員2万6920人、興収3982万6100円。
3日間では動員3万7743人、興収5467万1500円を記録。
海外では大幅な前作割れをしてしまったのだが、日本では前作比150%と絶好調だ。
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▼笑いながら観られる痛快ホラー。映画「スペル」
ホラー映画は客を怖がらせてナンボ。
一応表向きはそうなのだが、B級となると話は少し変わってきて
ゲラゲラ笑えるものが珍重されるようになってくる。
今回紹介する「スペル」は、「エクソシスト」などに代表される悪魔憑きの題材を使いながら
底抜けにバカバカしく、膝を叩いて笑える爽快なホラー映画である。
監督は「スパイダーマン」シリーズで一躍巨匠の仲間入りを果たしたサム・ライミ。
ホラー映画好きにとってのサム・ライミは、昔も今も「死霊のはらわた」のサム・ライミであり、
「スパイダーマン」後もおそらく変わっていないはず。
監督こそしていないが、「THE JUON 呪怨」「ブギーマン」「30デイズ・ナイト」など
製作では相変わらずホラー映画に積極的だったので、
今作で満を持してホラー映画の監督に復帰したことは
私にとって「スパイダーマン4」よりも100倍嬉しいニュースであった。
予告はやたら煽っているが、内容は至ってシンプル。
ミス・ポーク・クイーンの過去を持ち、今は銀行のローンデスクで働く主人公が
返済が滞って家を追い出されそうになった婆さんの頼みを無下に断ったところ、
逆恨みされて呪いをかけられるという、出だしから馬鹿馬鹿しさ炸裂なお話である。
婆さんが主人公にかけた呪いの恐ろしさや回避方法などは最早どうでも良く、
神出鬼没かつスタミナ満点な婆さんと、彼氏より逞しい二の腕を持つ主人公との闘いを
「仲良く喧嘩しな」と呟きながら見守るのが本作の正しい楽しみ方と言えよう。
カーテンを揺らしたり影を効果的に使ったりと
低予算で作られた「死霊のはらわた」の頃の演出法を敢えて現代に再現し、
「呪怨」や「リング」といった日本のホラー映画の影響も垣間見える後半の展開など
ただ単に昔を懐かしんで作ったのではなく、1983年のサム・ライミと、
2009年のサム・ライミがちゃんと作品に反映されているのも上手い。
マイケル・ベイが手掛ける古典のリメイクも楽しいが
私はやはり、古典を装いつつ新作を届けてきたサム・ライミに拍手を贈りたい。
ホラー映画ファンなら必見。
「マッチスティック・メン」や「ビッグ・フィッシュ」の頃はあんなに可愛かった
アリソン・ローマンが、しばらく見ない間にすっかりおばさんになっていたことだけが残念。
▼作風の変化と新たな魅力の開花。映画「ソウ6 / SAW6」
【関連記事】追いかけます、続けるならばどこまでも。映画「ソウ5/SAW V」
さて、「スペル」と同時公開になったもう1本のホラーは「ソウ6」。
1年1作のペースで新作を送り出し続けて来たシリーズもついに6作目に突入したが
「4」「5」で未解決になっていた謎が本作でほぼ全て解明され、
第2部完結編に相応しい内容になっている。
余命を知ったジグソウが命を尊さを説く為に始めたゲームも
弟子のアマンダが死に、ジグソウ本人が死に、残るは遺志を継いだホフマン刑事のみ。
ホフマンに疑惑の目を向けていたストラム捜査官は「5」のラストで死んでしまったので、
本作ではホフマンが捜査の目をどうかいくぐって仕事を完遂するのかと、
ジグソウから遺品を受け取った元妻ジルの行動が見どころだ。
かつて「ソウ」のウリと言えば、スピード感溢れる展開と
ラストのあっと驚くどんでん返しだったのだが、
思いもよらぬ大ヒットで続編製作を急いだのか、
「2」「3」とストーリーがどんどんおざなりになっていった。
「4」以降の第2部に与えられた課題は、第1部で無計画にバラ撒いてしまった
謎をきちんと回収し、辻褄を合わせることだったのではないか。
事実、若干の無理は残るものの、「5」でシリーズの時系列はかなり整理され
空白になっていた部分もそれなりに納得出来る形で埋められている。
本作では、ジルの元に渡った遺品からジグソウの計画が明らかになり
一向に終わりの見えなかった本シリーズにも、いよいよゴールが見えて来た・・・ような気がする。
初期に比べて作風は別物のように変わってしまったが
スピード感重視、どんでん返し重視のまま6作も続けていれば
もっと早く飽きられていたはずで、私的にはストーリー重視で見せる今のスタイルも好み。
来年の秋を楽しみに待つとしよう。
ちなみに、本作は上映前に「SAW集編」として「1」から「5」までのダイジェストが
流れる(公式HPでも公開中)のだが、アイディアは秀逸なのに肝心の編集がグダグダで
登場人物の相関図や時系列はさっぱりわからず
シリーズ未見の方が遅れを取り戻す機能を果たしていない。
しばらくシリーズから遠ざかったいるという方や、
今回初めて劇場で観ようと思っている方は、「4」「5」だけでも観ておくことをお勧め。
10月23日発売■DVD:「廉価版1,890円シリーズ ソウ 1」
10月23日発売■DVD:「廉価版1,890円シリーズ ソウ 2」
10月23日発売■DVD:「廉価版1,890円シリーズ ソウ 3」
10月23日発売■DVD:「廉価版1,890円シリーズ ソウ 4」
10月23日発売■DVD:「廉価版1,890円シリーズ ソウ 5」
シリーズの廉価版が10月末に一斉発売。
■Xbox360:「SAW 輸入版 北米」
■PS3:「SAW 輸入版 北米」
そう言えば、確か「5」の公開前には、「6」で映画は完結して
ゲーム版が本当の最後になるという話もあったような気がするのだが、
あの話はどこへ行ってしまったのか。
ゲームは海外では予定通り発売中。ローカライズされるかは不明。
「サイレント・ヒル」ですら二の足を踏んだコナミなら望みは薄いか。
Amazonでは輸入版の取り扱いがあり。