一番の友達
話が3学期に戻ってしまうのですが、息子が別室登校していたある日、私はR君のお母さんと偶然スーパーでお会いしました。 R君というのは息子が2年生の時によく一緒に遊んだ子で、その当時も学校を休みがちだった子でした。 3年生になってクラスが別々になり、その後はなんとなく疎遠になっていましたが、2年生の頃息子は「R君が一番のお友達だ」と言っていました。
私とR君のお母さんもお会いすれば軽く立ち話をするくらいの仲だったので、その日もご挨拶しながら「○○君元気にしてます~?」なんて話になりました。 私がR君のお母さんに「うちの子、3学期に入って全然学校に行ってないんですよぉ。」と言うと、R君のお母さんも「うちも...」と言うのです。 聞けばR君もちょうど3学期からほとんど行けなくなったんだとか。 R君は朝ぜんそくがひどくて行けないんだけれども、その喘息も土日には治まっているんだそう。
「うーん、喘息って緊張で咳がひどくなったりするっていいますよね。」なんて話をしたのですが、その時R君のお母さんが「うちの子、M君(うちの息子)が一番のお友達だって言うんですよ。」と言うのです。 「え。」と思いました。 あまり遊ばなくなってから1年近く経ってるのに? でもそれならウチの子だってR君のことは好きなはずだし、それを聞いたら喜ぶだろうなと思って「本当?それならウチの子にR君に電話してみるように言っておくね。きっと喜ぶと思う。」と言ってその日はそこでお別れしました。
我が子のことを「一番のお友達」と言ってくれる子がいるなんて、すごく素敵なことだなと、しみじみ嬉しくなりました。
しかし不思議なことにはうちの息子にR君の方から電話がかかってきたりすることは2年生の時ですらほとんど無かったのです。 我が家に遊びに来たこともなく、ほとんどはうちの子から電話をするなりしてR君の家に行っていました。 なのでクラスが変わるとどちらかというと自分からじゃんじゃん電話してくるT君とばかり遊ぶようになったという感じでした。
家に帰ってR君の話をしてみましたが、息子はなんだかそんなに興味を持ったふうでもなく、その週の週末に一度電話して遊びに行きましたが、その後はまたぱったりと遊ばなくなってしまいました。 聞くと「R君に遊ぼうって言っても習い事とかしてて何曜日でないと遊べないとかいうから嫌だ。」と。
ふうーん? その時私はR君が本当に習い事をしていると思ったので、友達と遊ぶより習い事に行く方が大事なんだなぁーなんて思っていました。
その後もなんとなくR君のことは気になってはいました。 もしかしてうちの子と一緒に放課後登校したりしたらお互いに楽しく学校に行けるかなーとか、私が家で仕事を出来れば午前中はR君にうちに来てもらって一緒に勉強させたり出来るなーとか、そんなことを勝手に想像したりしていました。
しかしいつかR君のお母さんに電話してみようと思うばかりで時は過ぎて行きました...つづく。
家庭訪問週間
ゴールデンウィーク中、娘は父親の実家に遊びに行きました。 年下のいとこと仲が良くて、いとこがいつも「いつ来るのか」「いつ来るのか」と楽しみにしてくれていました。 またおじいちゃんおばあちゃんも休みのたびに孫が来るのを歓迎してくれていました。 当の父親は子供に見向きもしないで絶縁状態なのですが、祖父母の家とはなにかと交流を保っていたのです。
息子の方は祖父母の家に行くよりもT君と遊んだ方がいいらしく家に残って、T君の家に泊まったり、T君一家に水族館に連れて行ってもらったりしていました。
私はというと、家庭訪問に備え家の掃除をしていました(笑)
あまりにも家の中に無駄な物が多いのでぼちぼち捨てる物と捨てない物を分けたりなどしているうちにだんだん掃除がエスカレートして行き、掃除というより模様替えになって行ってしまったのです。 それでも模様替えまでする気力が出て来たのは非常に良いことでした。 部屋がきれいになると気持ちも晴々するし。 やっぱり部屋が散らかる時っていうのは心もごちゃごちゃと整理がついてない時なのかもーなどと、単なるずぼらなのを別のことのせいにしたりしてました。
ゴールデンウィークが明けると家庭訪問週間でした。 そういえば去年の娘の担任の先生は最初から家の中には上がらずに玄関先で失礼しますと宣言してその通り玄関先で立ち話をして帰って行かれました。 たぶんお母さん達に気を使わせないようにという配慮からだと思いますが、実際に立ち話をしてみると、それもどうなのかなぁという気がしました。 立ったままでは落ち着かないですし、うちはアパートなので玄関先でお話するということはお隣の玄関の真ん前でお話することになってしまいます。 しかもその時の先生がたまたま「お父さんはお子さんに対してどうですか?」というような話をしたため、「いえうちは母子家庭で...」などということも外で言わなければなりませんでした。 まあ隠しているわけでないのでいいのですが、子供の学校での様子などもよく考えたらプライベートなことだし、玄関先で大きな声で話すようなことなのかなーとちょっと思ったのでした。
話を元に戻して家庭訪問週間です。 息子の担任の先生とは散々お話しているし、(学校側で予定を組んだ)家庭訪問はパスしてもらおうかと思ったのですが、先生の方から今後の学習の家庭訪問をどうするか等を打ち合わせたいと言われたのであらかじめ決められた日程通りに来ていただきました。 ゴールデンウィーク中の様子などを話したあと、今後の学習の家庭訪問をどうするかという話になり、先生が直接本人の意向を聞きたいというので別の部屋で姉と遊んでいた息子を呼びました。
先生:「先生さ、これからMさんの家に週に何回か家庭訪問したいんだけど、どれくらい来たらいいと思う?」
息子:「?」
わたし:「先生がね、家に来て勉強を見てくれるんだって。週に何回くらい来て欲しい?」
息子:「うーん」と言いながら指をまるめてゼロの形にして出す。
先生:「えー、ゼロ回なの?」
わたし:「あのさー、ゼロ回ってことは○○の方から学校に行くってことだよ~?」
息子:「あっそうかー。んー、どうしようかなー。」
先生:「どう? 3回くらい?」
息子:「うーんー。」 照れたようにして指をVサインにして出す。
先生:「2回? そう、ありがとうー。じゃあこれから週に2回来るな。よろしくなー。」
というわけでそれから先生は週に2回家庭訪問してくれることになりました。
帰り際、先生が一言「僕が来るからって気を使わないでくださいね。僕の部屋なんてすごく散らかってますから。」
え、それじゃあまるで私が家庭訪問の前だけあわてて片付ける人みたいじゃないー。なんで分かったの!?・・・(笑)
その後先生が定期的に来てくださるお陰で我が家は散らかることなくきれいに保たれているのでした(笑)
クールダウン
遠足に行った翌週の月曜日、めいっぱい期待した私は「やっぱり行かない」と言い出した息子にすぐには納得出来ず、「いいから行っておいでよ。」とか、しつこく声をかけたのですがとうとう「行かない!」と拒絶されてしまいました。 がっくりです。
もしかしたら前週のように先生にお迎えをお願いしたら行ったのかもしれませんが、前日は日曜日だったので先生に連絡を取れず、お願いすることが出来ませんでした。
その日はなんとか放課後登校には連れて行ってやるーと思って放課後職員玄関の手前まで連れて行きましたがそこでまんまと脱走される始末。 せっかく学校まで来たので私だけ先生にご挨拶して帰りました。
今思うと、何をあんなにやっきになっていたんだろうと思います。
翌日、先生への連絡帳に、昨日はあせってしまって失敗したこと、これからしばらくまた無理強いせず家で様子を見たいといったようなことを書いて渡しました。
その日から放課後登校もやめました。 無理に行かせようとすればせっかく芽生えた「行こうかな」の気持ちも根こそぎ摘み取るような気がしましたし、やっぱり本人が行く気にならなければ親子共々疲れるだけだと思いました。
担任のH先生とは新学期以来頻繁に連絡を取り合っていました。 どちらかというと先生の側から「学校との関係を絶たせてはならない」という姿勢が感じられ、私がだまっていても先生の方から電話をくれるので私も何かあれば心おきなく話すことが出来ました。
またとても経験の浅い若い人であるにもかかわらず、不登校や子育てについて自分なりに勉強しているのが分かり、話していても学校や子供に対する考え方に私と温度差が感じられずとても楽でした。 時々連絡帳に「お母さんもあせらず、まずは受け止めてあげると楽になると思います。」などと書かれているのを見ると笑いそうになりましたが(笑)、だってなんか11年間子育てをしている私に11年前中学生だった人が子育て指南しているわけですよ? ほほえましいなとも思い、また一生懸命な姿にありがたいなとも思いました。
でももしかしたら「何がなんでも学校へ」と考えるお母さんには頼りなく映るかもしれません。 なにしろ「来れたらまた来いな~」ですから。
ゴールデンウィーク中にやり取りした連絡帳に、先生から家庭訪問をさせてもらいたいと書かれていました。 以前に一度部屋を片付ける気力がなく断ってしまっていたのですが、どうせゴールデンウィークが明けると娘の先生も来るわけで、この連休中に大々的に掃除をする決意をした私でした(笑)
遠足に行く
めでたく1時間目だけ登校した翌日、息子がまたも放課後の別室登校に行かないと言い出しました。 何が嫌なの?と聞くと勉強が嫌だといいます。 「あのねー。他のみんなは朝からずっと勉強してるのよ? 放課後行ってちょっとやるくらいが嫌だってどういうことよ?」 とかなんとか問答したあげく、しかたなくじゃあ今日は勉強はしないで先生と話しをするだけにするということで説き伏せて連れて行きました。
先生に事情をお話して、その日は昨日登校出来てどんな気持ちだった?というような雑談をして終わりました。 帰り際に次にいつ来るかという話になって先生が「明日は遠足なんですよね。」と何気なくおっしゃったので私は「えっ、明日遠足ですか?」と驚いてしまいました。 上の娘の学校行事については気にかけていましたが、息子の方のはなんかもう関係ない気分になっていて遠足がいつあるかなどすっかり頭に無かったのです。
そっか、遠足なんてものがあったのか。 別室登校の帰り道、どうせ行かないだろうと思った私は別に期待するでもなく息子に「明日遠足だってさ、遠足だったら勉強じゃないから行ってみたら?」と言ってみたのです。 そしたら意に反して「うーん、行ってみようかな。」と答えるじゃありませんか。 でもあまり元気な返事ではないので様子を見ることに。 夜になって試しに再び「遠足行ってみたら?」と言うとまた「うん。」という答えが返って来ました。
こりゃー、遠足の用意をせねばなるまいと思い、あわてて先生に電話したけれど先生は席をはずしているとのこと。 しかし近所のスーパーの閉店時間がせまっているし、お弁当のおかずの材料とおやつを買いに行かなくちゃいけないので、息子に「先生から電話があったら明日遠足行くから朝迎えに来てください。」って言っておいてよーと言いつけてダッシュで買い物に走りました。
買い物から帰ると既に先生から電話があったようで、「先生迎えに来てくれるって?」と聞いたら息子は「うーん、最初来てくれるって言ったような気がするけど、そのあといろいろ話ししてたらわかんなくなっちゃったー。」と分けわからない答え。 しばらくして再度先生から電話があり、「遠足行くって言ってましたね。すごいですね。」と先生も驚いた様子。 「そうなんですよー。試しに聞いてみたら行くって言うんです。それであわてておやつを買いに行ってしまいました(笑)」「遠足だったら、一日みんなと一緒にいるわけだし、けっこうクラスに馴染むかもしれませんね。途中で帰りたいって言っても帰れないし(笑)」「そうですね。馴染んでくれるといいけど。」「いやあ、昨日も正直言うと朝になったらダメかなぁって思ってたんですよ。そうしたらちゃんと来れたのでびっくりしているんです。 明日も遠足に行けるといいですね。」などなど、いろいろお話して電話を切りました。
翌朝、やっぱり当日になると緊張しているようでしたが、先生が迎えに来てくれるということもあってすんなり玄関を出て行きました。 玄関を出て行く瞬間まで、いつ「やっぱりヤダ!」と言い出すか気が気でなかったため、息子を送り出したあと私はどーっと脱力していました。 たぶん先生が来てくれなかったらまだまだ一人で行く勇気はなく、到底無理だったと思います。 快くお迎えに来てくださって先生本当にありがとうございます。
その日の遠足は遠足というより社会科見学。 ダムの見学でした。
遠足から帰った息子はダムを下から見上げたらすごく大きかったことや、何かの体験コーナーのような場所でT君と遊んだことを話してくれました。 むむ、けっこう楽しかったのかな?
夜、電話でその日の様子を先生に伺うと、お弁当も一番大きいグループに入ってみんなで一緒に食べていたし、楽しそうにしていて本人としても良かったんじゃないかと思うとのことでした。
まあ今こうして書いていると私も期待しないつもりがバリバリに期待しちゃってたなと思います。 言葉かけとかも。 まだ背中を押すべき時期ではないと、冷静な時は思うのですよね。 でも新学期始まったばかりで、もしかしたら今ってチャンスかなと思ったりして。 背中を押してやって行くならば押してやるべきなのかな?とも思い...
結局私の中では「何がなんでも学校へ!」とは思っていなくても、何がこの子にとって一番良いのかは迷うところなのです。
遠足の翌日はお休みしました。 週末に入って日曜日の夜、1週間に2回も登校出来たということは「もしかして~♪」と思った私は息子に「明日から学校どうする~?」と聞いてみました。 するとなんと「うーん、1時間目だけ行ってみようかな。」と言うではありませんか。 内心、「おお!こ、これは、...このまま登校出来ちゃったりして~!?」と思う私。
しかし、そんなにうまく行くわけないのでした...
久しぶりの登校
そういうわけで放課後登校は私の仕事の都合がつく時にということになったのでだいぶ気分が楽になったのですが、その放課後登校ですら息子は行きたくないようでした。...いったい放課後登校の何が嫌だというのか...
しかしそれとは別にその頃T君もうちの息子に「オレも行くから、おまえも来い。」とか、「おまえが学校に来たらオレがおまえんち遊びに行くから」などの言葉をかけてくれてたようなので、本人も「普通に朝から、行けるものなら行きたいな...」くらいの気持ちは芽生えていたかもしれません。
放課後登校2回目だかのある日、「行きたくない!」だとか言い出す息子に私は「あのさー、朝1時間目だけでもいいから学校に行けば放課後に行かなくていいんだけどなー。」と言いました。ちょっといじわるく(^^; そしたら息子が「じゃあ明日は学校行く!1時間目だけ。」と言うので、「え、まったまたーそんなこと言って明日になったらやっぱり行かないって言うんじゃないのー?」と言うと、「行く!」と言うのです。 「あ、そう? じゃあほんとに約束してよね。 明日になって行かないって言わないでよ。」と言うと「わかった。」と。
まあそうは言ってもしばらく学校に行っていないのが行くなんてかなーり難しいだろうと思って、「じゃあ朝先生に迎えに来てもらおうか?」と提案したら「うん」とうなずきました。
そこで先生に電話して、これこれで明日は学校へ行くと言い張ってますので、朝迎えに来てもらえないでしょうか?というと、先生も、「え、ホントにー? じゃあ明日僕8時に出勤しますので朝また電話します。」と快諾してくれました。 ちなみに先生が遠くから出勤していると悪いと思ってお住まいを訪ねたら割りと学校から近い場所からバイクで通勤しているとのことでした。 そういうことで翌日は1時間目だけ登校してみるということになりました。
果たして翌朝、息子は「やっぱりやだな~」と軽い調子で訴えて来ましたが、私が「何言ってんのよ?」という顔で睨んだらあきらめて着替えてました。 先生から「どうですか?」と電話があり、「一応支度出来てますので、お願いします。」と言って予定通り迎えに来てもらうことになりました。
その日私は運悪く打ち合わせで先生が来るまで家にいることが出来なかったため近所に住む母にかわりに家にいてもらうことにしました。 なので自分で息子を先生に引き渡すことが出来ず、息子がどんな様子で家を出たか仕事に行く道々心配でなりませんでした。 玄関先で「嫌だー」って暴れたりしなかっただろうか、行ったとして学校でみんなに注目されて萎縮してないだろうか、あれこれ想像して気が気でなりませんでした。
打ち合わせから自分の仕事場に戻って早速先生に「どうでしたかー?」と電話してみました。
先生によると別に嫌がりもせず先生と一緒にすーっと教室に入ったということでした。 「教室に入るとT君やK君が「よお!○○」と声をかけて来て、何人かの前のクラスの友達が寄って来てましたよ。 M君は人気者なんやな~と思いました。」と言う先生の言葉に「人気者」のところで笑ってしまい、「人気者ってうか、物珍しかっただけでしょう。」と言うと「いやいや、近寄り難い雰囲気の子のところには来ないですよ。」と言われ、ちょっと嬉しくなりました。 「授業もちゃんと取り組んでいたし、隣の子と授業中に話すくらい余裕を見せていましたよ。 これはひょっとして...(来れるようになるのでは)!?...なんて、ははは。」 「ははは、どうでしょうね~。そうだといいけど。」「まあ様子を見守って行きましょうか。」というやり取りをしてその日は終わりました。
家に帰って、私もあまりしつこく「今日どうだったー?」などと聞くのは嫌だったので「行けて良かったね。」とだけ声をかけておきました。 でもうちの息子は嫌なことがあったらすぐいらいらした態度に出ますから、いたって普通の感じだったので、まあまあ良かったんではなかろうかと思いました。
そしてその週はもう一度いいことが起きたのです...つづく。
4年生になる
新学期初日、「とにかく新しいクラスがどんなだか見るだけ見ておいで。」と声をかけましたがやっぱり行こうとしない息子。 一応前日には行く支度をしたんですけどね。 こういうのって不登校児の典型的な行動パターンらしい。 前日にはまあ周囲のプレッシャーとかもあるし、自分でも明日は行こうという気にはなっている。 しかし当日の朝になるとどうしても出られない。
初日くらい行ったらどうだという気持ちもありましたが、しかたなくその日はあきらめて朝ぎりぎりの時間に学校に電話してお休みを伝えました。
その日の夕方、新担任の先生から「担任のHです。よろしくお願いします。」と留守電が入っていました。
カウンセラーの先生が言っていた通り、学校が配慮してくれて新しいクラスはT君と一緒でした。 というのは初日に遊びに来たT君から聞きました(笑)
せっかくT君と同じクラスにしてくれた先生のためにも、一度くらい行ったらどうなのよ。 行ってみてどうしても嫌だっていうならあきらめるからさーと、私は思っていましたが、 翌日もお休み。
H先生から再び電話があり、「ご迷惑でなければ家庭訪問させていただきたい」とのこと。
迷惑とは言わないけれど、その時私はたまたま仕事のことやなんかでいろんな気力が萎えていて家を掃除する気力もなく部屋は散らかり放題。 こんなところにとても先生に来ていただけないと思ってこちらから放課後に登校しますからと伝えました。
翌週息子を連れて放課後に学校へ行きました。 新しい先生は若い男性の先生でした。 初めて先生と対面した息子はカチンカチンに硬直していましたが、話をしているうちにだんだんリラックスしてきたようで、しばらくすると普通に笑顔を見せていました。 一応防災頭巾などを持って来ていたのでその荷物を置くために教室にも行きましたが足取りも軽く階段を上る息子を見て「あれ、なんか足取り軽いな。」と先生は驚いていました。
その日はこれからどうするかとかあまり詳しい話をした記憶がないのですが、次はいつ来られますか?と聞かれて、私の仕事の都合がつく日に来てもらえばいいですよーというような感じのことを言われたような気がします。
帰り際、先生が息子に「来れたらまた来いな~」と言いました。 前の先生は放課後登校も毎日来ないと許さない雰囲気だったので、だいぶ違うなと思いました。
帰る道々、息子に「今度の先生は『来れたらまた来いな~』って言ってたね。(無理にでも来いって言わないから)良かったね。」と言ったら、息子は「先生っていうのはみんなそう言うんだよ。」と言っていました。
うへー。 「来れたらおいで」なんて言いつつ、そのうちそれが「いつ来るの?」に変わって行く大人の行動パターンを見透かしてるんだなと思いました。
「でもさ、前の先生はいつ来るのか約束してください!なんて言ってたけど、今度の先生はそんなこと言わなそうだから良かったじゃない。」と言うと、「まあね。」などと言っていました。 ナマイキです(笑)
新しい先生はクラスの担任を持つのは今年で2年目という新人さんでした。 私は何度か不登校の親の体験談で「新任の若い先生というのは妙に張り切っていて、それがまたピントのずれた張り切り方でありがた迷惑?」みたいなことを伝え聞いていたので若い先生ってどうなんだろうと心配していましたが、思っていた程妙につっぱしってるふうも無いし、良かったなとホっとしました。
内心、強引な先生だったらどうしようかと心配していましたから。
こうしてやっぱり不登校のまま息子は4年生になりました。
この人が語る不登校
親の会から戻ると私は早速借りて来た本「この人が語る不登校」を開いてみました。 この本はいろいろな著名人の方が不登校について書かれたのを集めた本です。 今手元にその本がないのでうる覚えですがそこには冒頭こんなことが書かれていました。 学校というのは何がなんでも行かなくてはいけないものだという固定観念のために多くの子供達がどんなにつらい思いをしているか。 ひどいいじめを受けながら登校する子、新学期に「行って来ます。」と言って家を出たきり自殺して二度と再び家に戻ることのなかった子。 戸塚ヨットスクールで波間に消えていった子。 これらの子供達は皆学校が絶対だという固定観念の犠牲者だ。
この冒頭の文にもすごく納得させられましたが、 一番心に残ったのはあの西鉄バスジャック事件に巻き込まれた女性(すみません、お名前が分からないんです)が書いた文章の中にある言葉でした。
「子供というのは親がよけいなプレッシャーを与えなければ、本来上に向かって伸びて行く力を持っている」
この方にインタビューしているテレビ番組を私は見たことがあって、バスジャックの犯人に切りつけられて大怪我をされているのですが、それでもその少年に対して「ああ、この子はこんなになるまで傷ついていたんだな。」と思ったそうです。 そんなふうに思えたのもご自分のお嬢さんが不登校になり、いろいろと悩み考えた経験があったからだとか。 そして上の言葉は一緒にバスの乗られていて亡くなられた親しくしていた先生の言葉だそうです。
とても素晴らしい言葉じゃないでしょうか。 私が最近になって思うのは、子供というのは親が知らない間に成長するってことです。 放っておいても伸びて行くんですよね。 ただそれが外から気付きにくかったり目に見えるまでに時間がかかるためにやきもきしたりあせったりして待てないんですよね。
私はこの言葉で、もっともっと子供の力を信じてあげなくてはと思いました。
さて、この本を読んでまただいぶすっきりしてきた私でしたが、親の会でまだ聞き足りなかったことなどをもう一度聞いてみたいと思い、数週間後に会の代表者の方に連絡を取って個人的にお話を伺えないかとお願いしました。 代表の方は快く会ってくださって、駅の近くの喫茶店でいろんなお話を伺うことができました。
親の会の代表の方にしても、会を作った元代表の方にしてもご自分達はお子さんが既に成人されていて不登校というのは過去のことなんですよね。 それでもご自分達がすごく悩んだ経験から、親どうし話し合う場が必要だろうということで今だに会の運営を続けていらっしゃって(もちろんボランティア)、そうやって私などが急に会って欲しいと言えば会ってくれて、本当に立派なことでありがたいことだと思います。
お話を伺っていて思ったのは代表の方もお子さんが成人するまでずっとあれこれと悩みながら迷いながらやって来たということです。 会に参加した時はなんだかみんな達観しちゃっててすごいなーと圧倒されてしまったんですが、そう見えた人達も子育てしている間はずっと悩んでいたんだと思いました。
私もいろんな本を読んだり経験者に話を聞くなどしてだいぶ気持ちは楽になっていましたが、それでもどこかでまだ完全にはふっきれているわけではなく、これからもいちいち節目の時期には悩むだろうなと思いました。 しかしそれもいいんじゃないかと代表者の方に言われました。 悩むことも考えることもいいことだと。
やはり経験者の話ほど参考になるものはないと思います。 その後いまだに親の会の方には行っていませんが、またいつかおじゃましようと思っています。
息子は春休みに入っていました。 「新学期になったらとりあえず学校行ってさ、クラスの様子を見るだけ見てみたら?」と私が聞くと、「うん。」と普通に答えていました。
私はまあ行けたら行ったでいいし、新しいクラスに行ってみてだめならだめでしょうがないだろうくらいの気持ちでした。 しかしその「うん」という言葉にちょっと期待度が上がって期待度50%くらいで新学期を迎えました。
不登校を考える親の会
息子が一人で別室登校していたある日、私は以前から気になっていたあるグループの集まりに参加してみることにしました。 そのグループというのは、不登校の子供を持つ親達が集まって出来たグループで、以前地方の広報誌か何かに載っていたことがあったのです。 その記事によるとその会というのは何か特別なことをしているというわけではなくて、不登校の子供を持つ親どうし集まっていろいろ悩みを話し合ったりしましょうよという趣旨なようでした。 私は同じような悩みを持つ人達に会ってみたかったし、いろんな情報収集もして来ようと思ってその集まりに顔を出してみることにしました。
スクールカウンセラーの先生によると中学生の不登校は非常に多いということだったので、てっきりそういう親の会みたいなものはわーっと人がいて賑わっているんだろうなーなんて思いながら行ったのですが、 なんと私が行った時その会にいたのは私の母の年齢に近いと思われる女性と(この方が会を始められた方)、私より少し年上かなという男性(この方が現在の代表者)と、そして私と同じくらいのお母さんらしき女性一人でした。 「あ、あれ、これだけ?」みたいな(笑)
でも、初めてだったので少ない人数の方が話しやすいかもなどと思いながら部屋に入って行きました。
最初は私が初めての参加なので代表の方が自分の体験談(その方はお嬢さんが過去に不登校で既に成人されてお仕事をしていらっしゃる)をまじえながら自己紹介してくれました。 続いて会を作られた元代表の女性もご自分の体験を話してくれて、そして私と同じくらいのお母さんも、順番に自己紹介してくれたので自然と私も自分の子供のことを話ました。 というか話すつもりで行ったんですけどね。
その後やはり私と同じくらいの年齢の(ちなみに私はこないだ40才になりました)お母さん二人と、過去にずっと不登校だった25歳の男性も加わりました。 お母さん達はいずれももう大人の年齢に近いお子さんが引きこもりでずっと家にいるそうで、その苦労は私など想像出来ないくらいだろうなと思いました。 ただ、一人のお母さんが、うちの子は家にいるけれど面白いことを言ったりにこにこしていてくれるので私も癒されるんですよとおっしゃっていました。 その言葉に他の二人のお母さん達はとても救われているようでした。 17才18才の男性が家で引きこもっているのを間近で見るのはつらいことと思いますが、癒されるっていう発想が出来るのは素敵ですよね。
その会に参加してみて私が一番驚いたのは、 その方達の考え方というのが「学校というものは行ってもいいけど、行かなくても全然OK」というものだったことです。 「ええーっ」と内心かなり驚いてしまいました。 フリースクールなどに行かせることも結局は学校へ行くことを強制することだと。 そもそもそういうことをするのはその子のありのままを認めてあげていないからだ、子供というのはその子の全てを受け入れてあげれば親が何をしなくとも勝手に育って行くものだという考えだったのでした。
フリースクールのこととか、不登校の子の居場所探しなどの情報を得ようとやって来た私は非常に面くらいました。 極端に言うと何もしなくて良いということなのです。
それでも私は自分が持っている疑問をなげかけてみました。 「学校へ行かないと社会性が身に付かないんじゃないかと心配なんですが。」と。 それに対しては「子供って家の中にいてもいろいろなことを学んでいくのよ。 テレビがあるから、こういう場所ではこういう格好をしなくちゃいけないとか、そういう常識も分かるのよ。 」「家にいても、家族とちゃんとコミュニケーションが取れていれば大丈夫。」というような意見が返って来ました。 さらに私が「家に引きこもっていて精神的におかしくなるようなことはないんでしょうか。」と聞くと、今度は別のお母さんが、「それは引きこもったからおかしくなるんじゃなくて、周りの人がみんなしてその子を責めるからだと思う。 それに引きこもるのは本人が引きこもりたいんじゃなくて、周りの大人が引きこもらせているんだよ。」「うちもね、あるとき父親がすごく厳しく責めたの。そしたらもう部屋から出られなくなってしまったの。 どんどん大人がその子の居場所を奪っていたんだと思う。」 とおっしゃっていました。
そうかーと思いました。 それを聞いて、
引きこもる→精神的におかしくなる→家庭内暴力 という私の中での図式が消えてすごくほっとしました。
しかしそれを聞いても何か私の中でその人達の考え方にどこか納得行かないような悶々とした気持ちは残っていました。 もっといろいろ聞きたいけれど、実際に今まさに引き篭もりのお子さんをお持ちのお母さんや、ずっと不登校を経験していた青年の前でその人達を不用意に傷つけるようなことを言ってしまうんじゃないかと思うとそれ以上疑問を口にすることが出来ませんでした。
その時同席していた、過去に不登校だった青年は中学2年生からずっと学校に行かず、高校も行かずに大検を受けて大学に進学し、現在は立派な社会人になっていました。 今となっては不登校だったことも「ああー、そんなこともあったよね。」って感じだそうです。 そして「今でも、なんで学校に行かないといけないのか全然分からないですね。」と言っていました。 とてもさわやかな青年で、話すことも、ヘタに普通に学校に通った大人よりずっとしっかりしていました。 その青年が「自分が不登校だった時にも両親が自分達の好きなことは相変わらず続けていてくれたことは良かった」と言っていました。
それと代表の方が言っていた、「学校になじめないような子というのはとても素晴らしい個性を持った子なんですよ。 おまえよくぞ学校を拒否したなぁと褒めてやってください。」という言葉にも驚かされました。 笑いながら言っていましたが、代表の方は、今では娘のことを誇りに思っているんですよとおっしゃっていました。
みなさん私なんかよりずっとずっと何年も修羅場のような日々を過ごされて、そしてそういう結論に達した人達だったのでした。 なのでびっくりしている私を見て、「びっくりしたでしょう。こんな考え方、急に受け入れられないとしても当たり前ですよ」とおっしゃいました。 私も半分はあっけに取られていたので、「そうですね、でも素敵な言葉をいろいろ聞けたので、家に帰ってそしゃくしてみようと思います。」と言いました。 かれこれ3時間か4時間くらい、みんなで不登校よもやま話をしてました。
最後に、私が「こういう集まりってもっと人がいるものかと思ってましたー。」と言ったら、「昔はすごく大勢の人が来ていたんですよ。今は学校が適応教室などいろいろ対応してくれているので親もそれで安心なんでしょうね。」と言っていました。 そうなのか。 でも親どうし悩みを話し合ったりしたくないのかな?
帰り際、一冊の本を貸してもらいました。 「この人が考える不登校」という本でした。
この本についてはまた次回書きます。
一人で別室登校 そして3学年の終わり
相変わらず朝は私の職場、午後2時から別室登校を続けていた2月のある日、息子が「おかあさん学校」へは行きたくないと言い出しました。 なんのことはない、徒歩35分の距離を歩くのがめんどくさいだけなのです。 そこで私が、「午後一人で学校行ってくれるならおかあさん学校は行かなくてもいいよ。その方がおかあさんも助かるしさ。」と言ったところ、売り言葉に買い言葉というか、よっぽど歩くのがめんどうだったのか「じゃあ一人で行く」という答えが返って来ました。 まあ別室登校もだいぶ慣れて来ていたので一人で大丈夫だろうと判断して私は仕事へ行きました。
夜担任の先生から嬉しそうに電話がかかってきて「今日一人で来れたねー。どうしたの?」と聞かれたので朝のやりとりのことを話ました。
その後息子は一人で別室登校するようになり、付き合わなくて良くなった私はだいぶ楽になりました。
3月になり、以前お会いしたスクールカウンセラーの先生と再びお話しする機会がありました。 「お母さん、以前より楽になられたんじゃないですか。ふっきれたような表情ですね。」というようなことを言われました。 確かにだいぶ吹っ切れちゃってた私でした(笑)
もう3学期も終わろうとしていたのでそろそろ新学年になった時どうするか考えていたのですが、「試しに1週間とか2週間、新しい担任の先生に協力していただいて無理やり学校に連れて行ってみようかと思っているんですがどうでしょう。」と相談してみたところ、カウンセラーの先生に「やってみるのは結構ですが、それで事は解決するでしょうか?」と言われてしまいました。
先生としては無理じいするのは良くないという考えのようでした。 確かに、私も無理やり連れて行ってその時はしかたなく行くようになったとしても、それでなにもかも万事解決じゃないのは分かっていました。 よしんば行ったとして、また以前のように不安な朝が待っているだけ、そんな気がしました。
ただ、担任の先生も変わる、新しいクラスになるというのがきっかけには成り得るので「クラスのみんなも最初は慣れてないから誰も気にしないし、大丈夫だよ。」などの言葉かけをするのは良いと思うとのことでした。
なんだかんだで3学期もあと1週間ほどとなったある日、息子が怒った調子でこんなことを言いました。 「先生が、明日は朝10時に来られますか?って聞いたのね。オレ分からないから分かりませんって言ったのに、分からないじゃダメでしょ。ちゃんと約束してください。って先生が言うんだ。」
ありゃりゃ、もしかしてこないだのようなお説教が始まっちゃったのかなと思いました。
しかもその日はなんだかお誕生日月のクラスメートにあげるメッセージカードを6枚持って帰らされていて、翌日朝10時にそのカードに友達へのメッセージを書いて持って来るように言われたようでした。 カードには「○○さんへ」「よいところ」「メッセージ」といった内容を書き込めるようになっていました。 息子は一応机の上にカードを広げて書こうとはしたようでしたが、「分かんないよ!」と癇癪を起こしてカードを投げ散らかしてしまいました。 適当に「よいところはやさしいところ」とか「お誕生日おめでとう」とか書いちゃえばいいじゃんと私などは思うのですが、その「適当」が出来ない息子なのでした。
翌日は私はいつも通り仕事に出てしまいましたが、息子はその日からあれこれ理由をつけて別室登校をしなくなってしまいました。 3年生最後の日だけは荷物を取りに行くだけだからと説得して息子を連れて一緒に放課後登校しましたが。 誰もいないがらんとした教室に入ったらなんだか私は自分がその教室に通ったかのような錯覚に陥ってセンチメンタルな気分になってしまいました(^^;
一応別室登校の時にやった科目については評価の入った通知表ももらいました。
その時先生は何も言いませんでしたが、あとで聞いた話では息子が別室登校も行かなくなったことについて
担任の先生は息子に無理強いをしたことを後悔していたとのことでした。 一人で別室登校出来るようになったので、これはもしかして行けるんじゃないかと先生も期待したんだろうと思います。 もうすぐ最後だし、あせったのかもしれません。
なんとなくその日先生とは新学期からのことを話すでもなく、尻切れトンボのような雰囲気で、最後にそれまでのお礼を言ってお別れしました。 そんなふうに、3学年は終わりを告げました。
クラスのお母さん
息子が不登校になり始めの頃に手にとった本にはこんなことが書かれていました。
「他人に暴力をふるうなどの迷惑をかけることは問題だが、不登校というのは当人が責任を取れば良いことであって、別に問題ではないのだ。 問題でもないことに周りが大騒ぎしすぎである。」
えっ、不登校って問題じゃないの? そっか、なるほどなーっ、そういえばそーだよ。と、妙に納得してしまいました...。
以前から私は思っていたんですが、もし今がまだ学校が無い時代で、うちがお百姓か何かだったとしたら、いったい我が子は何か問題のある子供だろうかと。 きっと近所の子と走りまわってよく遊ぶいい子だったんではないだろうかと想像しました。 学校に行けないからって何か問題あんのだろうか。 と考えた最初でした。
そんなこともあって、1年生の頃にむちゃくちゃ悩んだのに比べたら私はだいぶあっけらかーんとしていました。 ただ、学校はいいとして、どこか家以外の居場所みたいなのはなくちゃいけないんじゃないか、どこか友達を作れるような場所とかがあればいいんだけど。 とは考えました。 そういえばうちと同じような子を持ったお母さん達って毎日どうしてるんだろう。 他の不登校児って毎日何してんの? という疑問も頭をもたげはじめました。
その時ふと思い出したのは、息子が2年生になった最初の懇談会の日に同じクラスに私以外にも二人のお母さんが「うちの子は精神的に不安定で、学校に行きたがらなくて困っている」というようなことをおっしゃっていたことです。 その時私は「うちだけじゃないんだー。」と思ってちょっとほっとしちゃってたんですが、もしかして身近にそういう人ってけっこういるはずじゃない?と思った私はある日担任の先生に「もし他にも私と同じようなことで悩んでるお母さんがいたらお話してみたいなーなんて思うんですよね。」と言ってみたのです。 そうしたら案の定?我が子が登校拒否するちょっと前にやはり半年ほど学校に来られなかった女の子が同じクラスにいたらしく、早速そのお母さんを紹介してもらうことが出来ました。 もちろん紹介してもらう前にまず先生からその方に私のことを話してもらってその方の了解を得たんですよ。 幸いその方もぜひお話しましょうと言ってくださったみたいで電話番号を教えてもらうことが出来ました。
それから数日後、その方のお宅におじゃまして2時間ほどいろいろなことをお話しました。
その方は二人のお子さんが二人とも小学校3年生と2年生の時に学校に行けなくなったそうなのですが、結局上のお子さんは担任の先生が毎朝連れに来てくれて、無理やり連れて行っているうちに一人で行けるようになり、下のお子さんも放課後登校を続けているうちに行けるようになったということでした。 その方が、学校ってこちらから何か提案するとけっこう対応してくれるから、何か希望があったら言った方がいいわよとおっしゃっていて、なるほどそうなんだと思いました。 その方とは学校に行かせることに対する考え方はちょっと違うかもと思いましたが、違う考えの人の意見を聞くのも参考になるし、やっぱり同じような経験を持つ方とお話するのはいいことだなと思いました。
現在の担任の先生からお聞きしたのですがその方はその後もうちのことを気にかけてくださってるみたいで本当にありがたいことだと思います。