休日の自然観察、
午前は宜野座村の漢那ダム、
午後は金武の億首川へ行きました。
昼過ぎが大潮干潮だったので、
干潮の時間帯に合わせて到着。

中学の頃に学校の校外学習で
野鳥観察しに来た場所。
それ以来だから26~7年ぶり?!

あの頃よりも整備されていて
自然観察しやすくなっています。


マングローブ林を観察できるデッキなど
気軽に散策しやすい歩道があります。



野鳥観察に適したスポットです。

ちなみに駐車場がないので、
展望台下に止めて歩きました。
2~3台は駐車できそうでした。

川沿いの道幅はかなり狭いので
車はあまり通らないけど駐車は難しい。

ネイチャーみらい館を利用するなら
そこに駐車して行けるかな。



大潮の干潮なのでだいぶ干上がってます。
その方がカニとかが出てくるし、
それを狙った鳥もいると思うので、
生き物観察のためこのタイミングで。



マングローブ林を目の前に見れる遊歩道。


画像で分からないけど、
めちゃくちゃカニいっぱいいます。



白いの分かります?
シオマネキのハサミです。



ハサミが白いシオマネキ、
オキナワハクセンシオマネキ。
これがいっぱいいました。



「マングローブ」は特定の植物名でなく、
熱帯や亜熱帯の汽水域の塩性植物の総称、
ということは以前にブログで書きました。

沖縄でマングローブを構成する植物は
オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、
といったヒルギ類が中心です。

億首川にはそれらに加えて、
ヒルギモドキという植物が自生しており、
このヒルギモドキは世界での北限が
沖縄本島、この億首川といわれています。



オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、
そしてヒルギモドキを含む4種類、
これを沖縄本島で見ることができるのは
億首川が唯一とのことです。



展望台脇から河口付近へおりました。
潮が引いているから歩けるけど、
ここも普段なら水に浸かっている場所。



ほぼ海の塩分濃度が強い場所には
タコ足が特徴的なヤエヤマヒルギ。
ここは干潮じゃないと行けないかも。