仕事終わりにシンガポール人の同僚と夜ご飯を食べに行きましたが、いつもレストランを決められずドライブしながらでうろちょろしてしまいます。
そんな中、「最近雨でいやだねー」「雨降るとエアコンが効いてて部屋がもっと寒くなるよねー」とつぶやいたところ、
じゃあ体を温めよう！
ということで海鮮鍋（スチームボート）のお店へ行くことにしました！
連れて行ってくれた場所がこちら▽
店名
南華昌海鮮魚頭爐 Nan Hua Chang Seafood Restaurant
住所
#01-71, 462 Crawford Lane, 190462
レストランの外見がコチラ▽
Nan Hwa Chong Fish-Head Steambot corner
店舗名、長！
外見だけ見るとかなり怪しい感じがします。。。
絶対観光客が入らないようなお店です。笑
日本人同士でも入ろうとは思いません。それぐらいディープなスポットです。
室内と屋外にテーブルがあります。
中はエアコンが効いてて50席ほどあります。外は20席ほどあります。外といっても道路脇なんですけどね。笑
お店がHDB（公共住宅）の1階にあるからなのか、外側の席にはタイガービールを飲みながらお腹を出してるおじさんがたむろしていました。
こういう光景みるともっと入るのを拒んでしまいます。。。
ドローカルを味わいたい方はおすすめかもです。笑
腹出したおっちゃんがたむろってる道路脇で食べる感じがアジアチックで良い感じですー インスタ映えする！
今回はローカルのシンガポール人と一緒でしたし、外は雨が降っていたので室内の席にしました。
円形のテーブルに座り、中央に火山のような鍋が置かれています！
これがスチームボートという鍋です。
【雑学】スチームボートとは？
スチームボートの由来はマレーシアから来ています。Steamboatという意味は日本語で「蒸気船」になります。
この鍋の下に炭を入れて、真ん中の煙突から煙が出るのですが、
その煙の出方が蒸気船に似ていることから、スチームボートという名前が付いたらしいですー
スチームボートのメニュー
まずはメニューを調査！
メイン料理の鍋（スチームボート）を調査したところ、いろんな魚の種類を選ぶことができます！
上から順番に
Pomfret fish: シマガツオ
Red Snapper: 鯛
Grouper fish: キジハタ
Song fish: 鰱魚 (コイの仲間)
魚は四種類あります。ローカルのシンガポール人は上から2番目の鯛を注文したかったのですが、どうやら品切れのようで。。。
仕方なく、3番目のGrouper Fish（キジハタ）を注文しました。
もちろんおすすめは2番目の鯛です。4番のコイはおすすめできません。魚が泥臭いときがあります。
ローカルシンガポール人含め4人いたので、今回はお魚丸ごと注文しました～
もし1-2名で注文したら、魚の半分が鍋に入ります。頭のほうが入るのか、尻尾のほうが入るのかはレストラン次第だそうです。
もし選びたいのなら、店員さんへお願いしないといけません。
メインのお鍋以外の料理も注文しました。
シンガポールの同僚が適当に頼んだので、料理が来るのを待ちました。
↑のお皿メニューは他のお店に比べ格別美味しいというワケではありませんでしたが、
その中でも美味しかったのは豚の蜂蜜煮と海老系の料理です。
他に空心菜炒めも頼みましたが、普通の味でした。
海老は新鮮でちゃんとプリプリしてました。ローカルの同僚も「今日の海老はプリプリして美味しいねー」と言ってて、
「今日」という言葉にちょっと引っ掛かりましたが、美味しかったのでまあ良しです。
（他の日はそんなに美味しくないということでしょうか。。。）
豚の蜂蜜煮は肉がやわらかく、蜂蜜で甘酸っぱい味になっていて美味しかったです。
そしてメインの海鮮鍋が登場！
いやー
鍋が汚い！
そして歪んでる 笑
でもこういうところがアジアチックで素敵！
汚いというのは、鍋の内側が汚いワケではなく、笑
外側に野菜がへばりついていました。（もっときれいに洗えやー！）
でもそんなちっさいことは気にしません！
鍋が熱くなるまで5分待ちました。あ～ とてつもなくうまい匂いがする！
そしてスープが沸騰してきて、食べる準備が整いました！おたまで具材とスープをとります。
さっそくみんなの分をよそって、いざ実食！
まずはスープから飲みましたが、魚の風味がスープにしっかり出ていて超うまい！
こういうスープって普通は塩が効きすぎていることがあるんですけど、このスープは全然塩辛くありません！
すごいぞおい！
なぜこのお店が有名で人気なのかスープを飲んで初めてわかりました！
スープがあまりにも美味しく、具材なんて目の中に入らず、ひたすらスープだけを飲み続けました。
そして次にやったのが、スープをご飯に入れてお茶漬け感覚で食べたのです！炭水化物と融合してこれがまたうまい！
スープをじっくり堪能したあと、次はメイン具材のお魚へ、これを食べたときちょっと残念だったのが生臭かったことです。
鼻から生臭さをちょっと感じてしまいました。残念。でも臭さはちょっとだけだったので食べるには問題ありませんでした。
ちなみに鍋でもうちょっと煮込んだ魚の切り身を食べましたが、これは全然生臭くなかったです。
火がしっかり通ってなかったのでしょうか・・・ 笑
魚はスープの出汁がしっかりしみこんでてこれも美味しかったです。
塩加減もちょうどよく、スープは全部飲みほしてしまいました。
ということでここのお店はスープが肝ですね。
具材
メインの魚以外の具材も豊富に入っていました。
・白菜
・海苔
・タロイモ
これらはスチームボートを注文すれば、セットで入ってきます。なので注文しなくても大丈夫！
もし追加で野菜を入れたい場合は注文しないといけません。
春菊のような野菜や、えのき茸なども追加で注文できます。
味：☆☆☆☆☆
雰囲気：☆☆
衛生面：☆☆
英語の通じ易さ：☆☆
観光客や外国人が通わないせいか、英語はまったく通じず・・・
シンガポールの同僚が中国語ですべて注文しました。もし日本人だけでいくなら、メニューを指しながら注文しないといけないと思います。
キッチンは清潔ではありましたが、HDBなのかちょっと古めの設備でなんかねずみがうろちょろしてるような雰囲気のキッチンでした。
でもホーカーよりは断然きれいです。
価格
4人で＄130ドルしました。なので1人約30ドルになります。
メインの鍋も食べて、またサイドメニューも頼んで30ドルは安い！と感じています。
スチームボートの鍋の種類
「スチームボート」と言っても、いろんな鍋の種類があります。
①一般的な鍋
ガスコンロの上に大きい鍋を置く。日本でもごく一般的な家庭的な鍋！
せっかくシンガポールまで来たのに、このような鍋が出てくると残念。
アジアチックじゃないし、インスタ映えもできない。
②テーブルに組み込まれた鍋
ガスもしくはIHでスープを沸かしている。
中国スタイル。
インスタ映えするだろうが、
アジアチックな斬新さがない 笑
と鍋の種類が色々あるんです。
看板に「Steamboat」と書いてあっても、煙突が付いてる鍋というワケではありません。
そしてポイントはなんといってもガス？炭？どっちで調理するかなのです！
上記2つは画像で分かるとおり、ガスか電気でスープと具材を熱しています。
でも煙突型のスチームボートは炭！備長炭なんです！
炭火にすることで、遠赤外線が働き、スープと具材をダイレクトに熱してくれます！
これが料理を旨くしているんです！
外部サイト：炭火料理がおいしいわけ
今回は車で向かったので交通は簡単でしたが、
是非皆さんにも試して頂きたいので、電車で行く方法もお教えします。
グリーンラインのラベンダー駅（Lavendar）の出口Aに出ます。
出たら大通りが見えます。
ピカピカした台形のビルがある方向に向かって一直線に進んでください。
途中で橋も見えますが、橋も越えます！
そして交差点が見えてきますが、この交差点を左に曲がるとお店が見えます！
徒歩10分の距離です。時間が無い方はタクシーで行きましょう！
捜査完了！
フォローお願いしマシュー
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