SAKURA(17)

第一話
前回のお話

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どこだっけ。。
たしかこっちだったような・・

僕は刑事特別研修のため、初めてこの場所に訪れた。
刑事なのに迷子・・慣れない土地にくるといつもこうだ。。

今夜宿泊するホテルを探している最中で、
しかも携帯は電池切れ・・

困った。。交番に聞けばいいのだが
何かと面倒な気がする
駅から徒歩15分
タクシー代をケチったのが運の尽きだ。

『梅垣くんって顔の割りに結構そうゆうとこあるよね』

瀬戸さんに言われたのを思いだす
1ヶ月ほどの研修だがそれなりの荷物なので腕が痛い。
これだったらキャスター付きのモノを買えば良かった

しょうがない・・
その辺の人に聞いてみよう

━━━━━にしても
なんでこっちの人ってこんなに歩くのが早いんだ。。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

どうしちゃったんだろ。。九条くん・・
なんか顔色悪いよ?

「ねぇ?大丈夫?
九条くん?」


はぁ?お兄ぃちゃんに『九条くん』ってどういう関係よ!
ソレにさっきから近ぁ~い
もぉ~怒った!みるく怒ったもんっ
ぜぇ~ったい許さないんだからぁ~


芹沢さん!そんな表情で俺を見ないでください!

大丈夫なんです。大丈夫なんです。
みるくさえいなかったら俺は大丈夫なんです!

どうやってこっから逃げればいいんだ。。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「あの。
ちょっといいですか?」

僕はちょうど足を止めて話していた3人に声をかけた。
一人は男性。僕より少し背が低くなかなかのイケメン
でも、少し顔色が悪そうだ。
男性の右側はショートヘアがとても似合うスーツ姿の女性

僕の問いかけで振り向いた女性は
セミロングでかなり可愛いかったので一瞬ドキンとした。

「なんですか?」

セミロングの女性の声がちょっと尖っていた。
取り込み中だったのだろうか・・
三角関係とか?他に年代の近そうな人がいなかったのでスイマセンと心の中で謝る

僕の顔を見たら表情が緩んだので安心したが。

「九十九里浜ホテルって
この辺だと思うのですが・・」

「もしかして迷子ですか?」セミロングが聞いてくる

「恥ずかしながら」

照れた表情をし、梅垣はポリポリと頭を掻いた。
それからバッグを右から左へと一旦担ぎなおす。

「えっとですね。」

セミロングがニコッとしながら僕のほうに体を向けた。
すると夜風に乗って香水の香りが鼻腔をくすぐった。

SAKURA(18)

※梅なんちゃらさんは梅垣さまでした!
梅垣さまと瀬戸さんが気になる方は
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梅垣さまってこんな感じでいいのかな。。
しかも方向音痴にしちゃったし( ´艸`)

特別読みきり:『華へ水を』
芹沢美久→こちら
九条鷹矢→こちら

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登場人物一覧その1→こちら
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