2:6:2の法則というのを
聞いたことがありますか?
働きアリの法則とも言われ、
北海道大学の准教授らの研究で明らかになりました。
簡単に言うと、
働きアリは全員が働いているわけではなく、
上位2割がよく働き
中位6割は普通に働き
下位2割が全く働かずサボっている。
で、よく働くアリ2割を間引くと
残りの8割の中の2割がよく働くアリになり
全体として再び2:6:2の割合になる。
よく働くアリだけを集めても
一部がサボり始め
結局2:6:2の割合になる。
サボっているアリだけを集めても
一部がよく働き出し
結局2:6:2の割合になる。
という法則だそうです🍀
この2:6:2の法則って、
働きアリの生態だけではなく、
人間の経済活動や世の中のおおよその分布にも
当てはまっているようなんです
人間関係もどうでしょうね?
自分によい評価をしてくれる人
氣が合うなぁって人
一緒にいて氣持ちがいい人
が2割(上位)
自分への評価が低く、ダメ出しばかりしてくる人
氣が合わない人
一緒にいると違和感を感じる人
が2割(下位)
普通
が6割(中位)
あなたの人間関係をイメージしてみてください。
おおよそ当たってませんかね
さてさて、ここからが脳科学や量子論の
出番になるのですが…
あなたは、上位:中位:下位の人たちの
どの層を意識していますか?
(上位、下位というのは人間として何かが上回っているとか下回っているとか言う意味じゃありません…念のため)
ついつい下位の
言ってみれば、嫌な人たちを意識していませんかね?
僕もかつて
上司からネチネチ嫌みを言われたり
SNSで批判ばかりされたり
した時に、
それがすべてだと思い込み、頭の中が嫌な人だらけになってた時期がありました
でも、冷静になって、俯瞰してみると
一方で、僕のことを励ましたり応援してくれたりした人もいたし
普通に接していた人もいたんです
なので、
どの層に自分の意識が行っているかで、
自分の人間関係ひいては世の中の見方が
変わってくるんですね
それもそのはず、
脳の門番RASは
意識したことしか捉えないので、
嫌な人を意識すると、その人の嫌なところだけが見えてくるし
それ以外の人だって
嫌なところしか見えなくなってきます
すると、ますます嫌な人が増えていくというループにハマってしまいます
また、
世の中の物質やエネルギーはすべて超ミクロな素粒子でできていて、
人間がどんな意識でいるかによって
その形態が確定するんです
なので、
嫌な人だなぁと意識すると、
自分の周りの素粒子が「嫌だなぁ」で確定しちゃうんですね。
なので、自分にとって嫌な人が現れる。
すると、さらに「嫌だなぁ」意識して…
ということは、
意識をどの層に持っていけばいいか、
もうお分かりですよね
上位、つまり自分が好きな人たちを意識すればいいんです
ただ、
叱られたり批判されたりしても、真剣に自分のことを考える人や
他人からは嫌われてるけど、自分にとってなぜか好感が持てる人は、
いちがいに下位層とは言えず、注意が必要かもしれません。
好きな人たちを意識すれば、
脳が好きなところ、よいところを捉え出し、
周りの素粒子も「好き」で確定します。
ますます、好きだなぁって人が増えていきます。
そうして、
自分の人間関係が良好になっていくんですね
なので、
意図的に下位層から離れようとしなくても、
自然に離れていくんですね🍀
離れよう、縁を切ろうと意識すると、
逆に意識が行って、下位層が居続けて増幅しちゃうかもしれません
とはいえ、
「今の人間関係は嫌な人ばかりで、上位層なんていない」
って思ってる人もいるかもしれませんね。
そういう人はこう考えてみたらどうでしょう
上位層は、アリの生態と同じで必ずどこかに存在する。
地球人口75億人の2割と言えば14億人。
潜在している2割は、
自分の前にまだ現れていないだけで、
意識すれば必ず目の前に現れる。
………
そして、
2:6:2の法則は
1人の人間にも当てはまるんじゃないでしょうか?
人間誰しも、
よいところ : 普通 : よくないところ
があると思います。
これも、2:6:2の割合で存在しているという考えです。
どうしても、自分の
よくないところ、不得意なところ、苦手ところに
意識が行きがちですが、
そうなると、どうなるか分かりますよね
よくないところ、不得意なところ、苦手ところが居続けて、ますますそうなってしまいます。
もちろん、課題意識を持って、よくしていこうとする改善していくことは大切ですよ。
しかし、短所だけを無きものにしようと切り捨てると
働きアリの生態と同じで、また他の短所が出現してきちゃいます。
短所はあって当然。改善できるものは改善する。
でも意識は長所に向ける
すると長所がますます増幅し、
魅力アップ、自尊心の向上に繋がっていきますね
2:6:2の法則
ぜひ、人間関係や自分の長所・短所に当てはめて
活用してみてくださいね〜
