日射しの明るさとは裏腹に、


外に出ると冱てつく風が


頬に刺さるような寒さで、


冬帝の到来といった感じです。



日の当たる大通りの街路樹は


冬枯れの姿となりましたが、


それでも路地裏には、


クリスマス色の


ポインセチアやシクラメンが、


仄明かりを灯しています。




押麦と椎茸のスープ。


SIMPLE MINIMAL-押麦と椎茸のスープ


玉ねぎ、人参、セロリ、椎茸を


賽の目に切り、潰したニンニクと共に、


バターで炒めます。


ブイヨンを張り、押麦を投入します。


押麦がアルデンテに煮えたら、


塩、胡椒、微量の醤油で味を調えます。


水溶き片栗粉で軽いとろみを加えました。



半熟のポーチドエッグを作ります。


ポーチドエッグの上からスープを注ぎ


パセリを散し熱々を頂きます。




人参と林檎のサラダ。


SIMPLE MINIMAL-人参と林檎のサラダ


細切りにした人参と林檎を


フレンチドレッシングで和えるだけの


シンプルなサラダですが、


自然の甘味と酸味が爽やかで、


大好きな組み合わせです。

早いもので今年も残すところ

2週間余りとなりました。


“早いもので‥”


年を重ねる度

1年が早く感じる理由として、

哲学者ポール・ジャネが説いた

ジャネの法則が有名です。

例えば5歳の子なら

1年は人生の1/5に当たります。

それに対して50歳の人なら

1年は人生の1/50になるというもの。


他にも、

身体の新陳代謝のサイクルが

大人になると遅くなり、

幼い頃の早い代謝の記憶が

時間の流れを早く感じさせるという説や、

一定の距離を歩いた高齢者に

かかった時間を聞くと、

実際の時間より短く答える人が多いことから、

時間の感覚が鈍るという説もあります。


しかし、僕にはいずれの説も実感として

しっくりきません。


先日、通い慣れた場所に向う道中、

ふとこんなことを思いました・・。

例えば初めて通る道は長く感じます。

その道を次に通ると、最初に感じたより

早く行けるように感じることがあります。

“慣れ”が1年を早く感じさせる

理由ではないかと思ったのです。


至極当然の話しですが、

幼い頃は“初めて”の事ばかり・・。

初めての海、初めての雪、

初めての電車、初めての球場、

初めての恋、初めての・・。


5歳、初めて行った絵画教室の道程が

どれほど長く感じたことだったろうか。


思えば今まで僕の歩いてきた道は

陸上のほんの一部にすぎません。

未知の道はまだまだ沢山あります。

もっと初めての道を歩いてみよう。

新しいものに触れることが

充実した1年に繋がるように思うから。


こちらは独立時計師

ベアト・ハルディマンの作品です。

$SIMPLE MINIMAL-HALDIMANN H8
        (画像はお借りしました)
ただ中央に配された

トゥールビヨンという機構が

リズムを刻み続けるだけ・・針はありません。

針の無い時計は

時間の分からない時計・・。

そもそも時間は相対的なもの。

この美しさは哲学そのもののようです。



山形牛のメス牛のみに

こだわっているという横浜の精肉店、



牛サーロインを使用した贅沢な生ハム、

加藤牛肉店のブレザオラ。

$SIMPLE MINIMAL-ブレザオラ

生ハムと言っても、

ほとんど牛刺のような状態です。

軽く甘い口溶けの脂身、

風味を活かす最小限の味付けは絶品です。


クレソンに少量のバルサミコと

オイルを和えて添えました。


贅沢な素材には贅沢な調味料を・・

エミリア=ロマーニャ州モデナ、

本場モデナの中でも歴史と伝統を誇る

レオナルディ社、12年熟成バルサミコ。

$SIMPLE MINIMAL-レオナルディ バルサミコ12年

ブドウ栽培から一貫して作られる

高い品質のバルサミコは

各国王室御用達なのだそう。


トラディツィオナーレを冠する

貴重な50年や100年といったものは

そのままで濃厚なソースに・・。

まろやかな甘味と酸味の12年熟成なら

温野菜や砕いたパルミジャーノなどと

よく合うと思います。


ところで、

ハルディマンの針の無い時計は

おそらく数千万円すると思われます・・。

哲学って・・苦笑。

黄色一色となった銀杏黄葉が、


小春空に際立ち、


揺れるたび


きらきらと輝いて見えます。



オレンジ色の桜紅葉は


枝に数えられるほどの葉を


残す余りとなりました。



銀杏が落葉すると、


本格的な冬の到来となりそうです。




中東料理、ガルバンゾーのスプレッド、


フムス。


SIMPLE MINIMAL-フムス


・ガルバンゾー乾燥 100g

 (=ひよこ豆・エジプト豆)

・ニンニク 1片

・練りゴマ 大さじ1

・レモン汁 大さじ1

・EXVオイル 大さじ2~3

・パルミジャーノ 大さじ1弱

・カイエンヌペッパー 少々

・クミンシード(ホール) 小さじ1/3

・胡椒 少々

・塩 適宜

・ブイヨン(または水) 適宜

・豆の茹で汁 適宜


・パプリカパウダー 少々

・パセリ 少々

・EXVオイル 適宜


ガルバンゾーを一晩水に浸し戻します。


豆を鍋に入れ、3倍量程度の水を張ります。


ブイヨンキューブ1/2個を入れ、


薄味のブイヨンでやわらかくなるまで煮ます。



大さじ3~4杯分の煮汁を残し


豆の水気を切ります。



フードプロセッサーに茹でた豆、


ニンニク、練りゴマ、レモン汁、EXVオイル、


パルミジャーノ、クミン、カイエンヌ、


胡椒、塩を入れ、回します。



途中、ヘラで均一なるように混ぜ、


茹で汁を少量ずつ加え固さを調節しながら、


なめらかなペースト状にします。


味をみて、塩やその他の材料で


好みの味に調えます。



器に入れパプリカパウダーやパセリ、


EXVオイルを回しかけ中東風の盛り付けに。


SIMPLE MINIMAL-フムス


パンに塗ってサンドイッチや


野菜のディップなどにして頂きます。



フムスは日本では


あまり馴染みがないと思いますが、


パンに添えると本当に美味しく、


ヘルシーな料理です。


水煮缶詰を使用すれば、


200gの豆と材料を一緒に


フードプロセッサーにかけるだけで、


あっという間に出来ますので、


ぜひ広く定番になって欲しい一品です。