菅野貴夫の野球電鉄 -72ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

時間堂[つながる]ツアー2014
「衝突と分裂、あるいは融合」

札幌の地域稽古に参加して参りました。


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これは札幌駅。キレイ!そして空もキレイ!信号機の部品が写り込んじゃった!





まだこれから二ヶ月後に本番があるのでね、感傷的なことは控えまして、



大好きな街と大好きな人たちがまた増えて、たいへん幸せです。



大通り沿いとススキノ、札駅(地元の人は札幌駅をそう呼ぶらしいですね)と、劇場のある琴似周辺しか徘徊しませんでしたが、
すごくワクワクしたし、もっと色々なところへ行ってみたいと思いました。札幌だけでもかなり広い街だし、その範囲を北海道とすると途方もない広さなんですが。函館の夜景はもちろん、道東や道北にも行ってみたい。

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街中にお馬さんがいるんだね。かわいい!




北海道文化財団の方とお話する機会もあって、稚内や釧路でもワークショップを開催する機会があると知り、なんなら仕事で行けたら最高だなと。




で、札幌キャストの皆さま。
世莉さんが「奥ゆかしいね」と表現してましたが、ホントそんな感じで、僕の社会性を欠いた表現で言うと「北のかわいい動物たち」です。
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かわいいだけじゃなくて、一緒にワークをやってるうちに内在しているものが少しずつ出てきたりして、でもやっぱりほんわか優しくて、僕はもう愛しくてしょうがなくなってます。



みんな本当に素敵なんですが特に、札幌唯一の男性キャストがどんな人だろうなーと思っていたらハタチそこそこのかわいい男の子で、稽古場でいじったり、でも郷土愛が大きくていろいろ教えてくれるので、最終的に毎日その子に案内してもらって飲みに行ってました。マサヒロありがとう。11月も頼むよ。



そして稽古場見学には、全部で20人ちかくの方々がいらしてくれました。札幌キャストの皆さま、プロモーション活動を助けてくださるコンカリーニョの斎藤ちずさん、札幌の劇場introの菜摘さんのおかげです。ありがとうございます!




毎日飲んだくれてしまいましたよ。食べもの美味しいんだもの。肉も魚も野菜も。じゃがいもスイーツも。





今回のツアー公演では、事前稽古でちょうど劇団員の俳優がひとりワン地域ずつ派遣されてるのですが、みんな自分の行ったところに特別な思いを持つんだろうなと思います。そこも楽しみだね。



そしてうちの首脳陣2人は全ての地域に行ってるんだけど(札幌からは朝6時に仙台に向かって旅立っていきました)、体調を崩されぬよう祈るばかりです。



ワタクシは東京に戻ってそのままツアー稽古直行だったので、どさくさに紛れて初スカイライナー。もちろん特急料金は自腹です。空間は快適でしたがシートが硬いので何とかして欲しい。
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ツアー稽古といっても客演のお三方はまだ合流していないので(鮎美もすれちがいで仙台だし)、東京キャストの弥生たんと三嶋さんが助けに来てくれました。頼もしい演出助手もお2人ついてくれるし、ありがたいことです。




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つうことでいよいよ本腰を!簡単そうな本を選んだけど難しい!




過去最高のパフォーマンスをお見せします。


みんなでつくるものだけど、個人的にはトゲトゲしちゃうくらい攻めの姿勢を見せて、みんなから怒られたりして、そこでアジャストしたり反発して、上がっていければと思います。



ご期待くださいませ。
いよいよ今日から、時間堂つながるツアー2014「衝突と分裂、あるいは融合」の稽古が始まります。



つっても、福岡では既に始まっていたわけですが。



なんかすごく楽しい稽古だったみたいでね、(そのことは時間堂ブログにて)
いい流れでこちらも入っていければと思います。




そんなわけで私は東京にいて、稽古前の景気づけというか、久しぶりにTシャツを自作しました。
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ラバー素材のやつをカッターで切り、アイロンで圧着するというシンプルな工程です。


直線は定規で切れるんですが、曲線は手でやるしかないので、なかなかシヴィアな作業でした。うまくできたと思います。もうちょい色とか足したいな。




気分よく稽古へ向かいまして、明日からはまたすぐ札幌です。



今回、各地の稽古には首脳陣+劇団員がそれぞれひとりワン地域参加する形になってまして、僕の担当が札幌なので。



スキー以外で北海道に行くのが初めてなので、非常にワクワクしています。


僕はなんだか旅気分が漏れ出しておりますが、いちばん大変なのは全国を駆けずり回る首脳陣のお二なので、体調には十分気をつけてもらいたいものです。


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時間堂のフィジカルアドバイザー・小高師匠の施術を受け悶絶する黒澤世莉氏。

先週の話ですが。

福島県のいわき市にて催された、いわき地区高校生合同演劇ワークショップに参加してまいりました。


講師のせりさん、アシスタントとしてコウジさん、鮎美、僕という時間堂メンバー4人で行ったわけですが、参加者がいわき市のさまざまな高校から集まった演劇部員96名と聞いて、ろくでなしブルースの極東高校川島編を思い出し、ワナワナしておりました。



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行きがけの東海PA。


青い空、東い海!


このあたりには、また来ることになりそうです。



着いた当日は各校の先生がたと懇親会。ありがとうございました。
野球部などもそうですが、大会の時を別にして、各高校間の交流というのは、そんな頻繁には無いらしいです。


昔を思い出してみれば、当然ちゃ当然ですね。試合はともかく合同練習なんてしたことなかった。



で、当日。

なんだかんだで88名の高校生たちと、一日演劇で遊んできました。


我々の自己紹介をして、それから高校生たちに「演劇の面白いところって何?」「いい俳優ってどんなことだろう?」みたいな気さくトークをして、そこから怒涛の


・鬼ごっこ
・ストップアンドムーブ(拍手にあわせて瞬間瞬間で身体のポーズを変える。ピタッと止まることが大事。騒動舎でいう脱緊です。つっても分かる人のほうが少ないですね御免なさい)
・コールドピクチャー(何人かで、お題にあわせて瞬時に絵をつくる)
・工場(まず一人が、例えば腕を上下させるみたいな単純な動きと何かの音を出す。次の人はそれを受けて変化させた単純動きと音を出す。以下どんどん重ねていく)
・空間歩き

以上のエクササイズをやりました。


いやー人数による迫力。
細かく見ると、やっぱり恥ずかしいのか、同じ学校で集まりがちだったり、仲の良い友達とずっと離れない子もいましたが、それも含めて楽しい午前中でした。


午後は、午前最後に振り分けたチームでシーン作り。
我々4人がサポートを担当する4つの「組」に分けて、その中でまた5~6人の小さな「班」に分かれます。学校や学年なども、ある程度ランダムになるようにしました。いや、正直学年まではオジサンには見分けられなかったな…
(なかには自主的にバラバラに分かれるよう行動した高校もありました。すごい!)


そして「歩くと」という、時間堂がここぞと言う時に繰り出すエクササイズをベースに、班ごとのシーンを作ってもらいました。



まずそれぞれ2分くらい「印象に残っている、歩いた思い出」を歩きながら喋ったり動いたりしてもらい、グループのなかで誰のエピソードをやるか決めて、みんなでそのエピソードを表現してもらう」
というやつです。


どのエピソードか決まったら配役(本人でも物でもなんでも)を決めて練習して、いちど組全体でそれぞれを観て、また班に分かれて稽古する。

休憩時間になっても、みんな自主的に練習しているし…なんて素敵な子たちなんだっ!


僕の受け持った組は、それぞれの班にリーダーシップの取れる子がいて、しかもその子が主張し過ぎるわけではなく、みんなから上手く意見を引き出そうとしているのがすごく印象的でした。
口出しする必要は何もなかったので「どんな感じ~?」と聞くぐらいでした。黙って見守ってるだけってのも寂しいからね(笑)



それで最終的にみんなの前で発表したわけですが、これが、全部のグループが面白かった!!


本当に感動した。



すごくモジモジしていた子や、大勢でいるのが苦手で塞ぎ込んじゃってたような子がいざ人前に出るとすっごく惹きつけるパフォーマンスをしてたり、


色んな学校から集まったグループが、初めてとは思えない完成度の高い表現を見せたり、


異性について語るなんて絶対にしなかったような子(先生談)が自ら、好きだった先輩のエピソードをみんなの前でやって生き生きとしていたり(頑なに「全然好きじゃないけど」とか言ってて、それがまた可愛いんだ☆)


ラスト一言で観客を恐怖で凍りつかせるような見事な構成の班があったり。


一年生で、セリフを喋ったこともほとんど無い子が主役になって、実にほっこりするエピソードを見せてくれたり。。。


わー、だれか映像撮ってたらよかったのに。もう一度観たい。



生徒たちもじつに生き生きとやってくれたし、はじめ友達とくっついてた子も強制的にバラバラになったあとの班で「この班楽しい!帰りたくない」と言ってたみたいで、それぞれ実りある経験になってくれていたら嬉しいです。


参加してくれたみんなの未来を応援しているよ。心から。




僕のほうも、生徒たちの姿勢から得るものはたっくさんありました。キラキラ度は圧倒的に勝てないけど、僕もがんばるよ。


また行きたいな。



鈴木先生をはじめとする、いわき地区高校演劇連盟の先生がた、本当にありがとうございました。



東京に帰る前に、ちょうどいわきで公演直前だったダスケこと仙台の原西忠佑くんに会ってきました。おかしなポーズをしているね。
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SENDAI座「12人の怒れる男」全国ツアーの最中で、いわきアリオスというメッチャ綺麗な劇場でした。羨ましい~

こうやって色んなところの人と色んなところで会えることが幸せです。


今回の高校生たちとも、これからの繋がりができたらな~と思いました。みんな赤羽に遊びに来ればいいんだ。









~ヲマケ~

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取っていただいたホテルの部屋から、いわき駅のホームを垣間見ることができました。あっ、あれはE657系だ!
僕の電車好きに配慮してくださったんですね!ありがとうございました!



こんにちは。
東京もようやく涼しくなってきましたね。


さて、この秋から冬にかけて、我々が打ち込む作品のご案内をさせていただきます。





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衝突と分裂、あるいは融合


 [2014] [東京 大阪 仙台 札幌 福岡]


【東京プレビュー】10月9日(木)~13日(日)
【大阪】10月25日(土)~26日(日)
【仙台】11月1日(土)~2日(日)
【札幌】11月8日(土)~9日(日)
【福岡】11月15日(土)~16日(日)
【東京】11月28日(木)~12月1日(月) 
 
 
日本各地から俳優33名を集め、全国の人と演劇で[つながる]2年ぶりの全国ツアー!


全国をともに旅する[全国メンバー]と各都市のみ出演の[地域メンバー]で創作する、時間堂の新しい挑戦です。
活動拠点である<東京>をはじめとし、過去に公演している<仙台・大阪・福岡>に加え、初上陸の北海道は<札幌>と、
全国5都市の街と劇場を演劇とともに巡ります。
 


時間堂 [つながる] ツアー2014  
[東京 大阪 仙台 札幌 福岡]
 
 
「衝突と分裂、あるいは融合」 

 
ものがたり
 
1963年1月1日、日本で初めての国産TVアニメ「鉄腕アトム」の放映がはじまる。
原子力で戦うロボットの活躍は子供たちの心をつかみ、最高視聴率は40%を超えた。
1963年3月30日、新幹線は試験走行で256km/hの国内最高速度記録を達成した。
科学は人類の進歩の証であり、平和をもたらす万能薬だと思われていた。
1963年10月26日。日本で初めて原子力による発電が始まった。

感情さえ制御できない程度の論理で、核分裂を制御しようとする人間たちの喜劇。 
 

 

台本・演出
黒澤世莉


出演

[ツアーメンバー]
菅野 貴夫 Takao KANNO
鈴木 浩司 Koji SUZUKI
阿波屋 鮎美 Ayumi AWAYA
松井 美宣 Minori MATSUI  
(以上、時間堂)

黒住 尚生 Hisao KUROZUMI 
田嶋 真弓 Mayumi TAJIMA
富田 文子 Ayako TOMITA


【日程】

〈東京プレビュー公演〉
toiroan 十色庵
(東京都北区神谷2-48-16 カミヤホワイトハウスB1)
 
10月9日(木)~13日(日) 
 
[東京メンバー]
尾崎 冴子 Saeko OZAKI
神谷 柚里 Yuzuri KAMIYA
中谷 弥生 Yayoi NAKATANI
中山 有子 Yuko NAKAYAMA
前川 昂哉 Takaya MAEGAWA
三嶋 義信 Yoshinobu MISHIMA


〈大阪公演〉
in→dependent theatre 1st
(大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目12-4 インディペンデントシアター1st)
 
10月25日(土)・26日(日) 
 
[大阪メンバー]
岡村 淳平 Jumpei OKAMURA
樫 律子 Ritsuko KATAGI
楠 海緒 Mio KUSUNOKI
辻 智之 Tomoyuki TSUJI
三國谷 花 Hana MIKUNIYA
元西 彩子 Ayako MOTONOSHI


〈仙台公演〉
せんだい演劇工房10-BOX box-1
(宮城県仙台市若林区卸町2-12-9)
 
11月1日(土)・2日(日) 
 

[仙台メンバー]
阿部 紗穂里 Sahori ABE
西海石みかさ Mikasa SAIKAISHI 
髙橋 幸介 Kousuke TAKAHASHI
塚本 恵理子 Eriko TSUKAMOTO
御船 理玖 Riku MIFUNE
村岡 佳奈 Kana MURAOKA


〈札幌公演〉
生活支援型文化施設コンカリーニョ
(札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F)
 
11月8日(土)・9日(日) 
「コンカリーニョセレクション」参加 
 
[札幌メンバー]
蒼井 玲 Rei AOI
大浅 絹子 Kinuko OOASA
澤里 有紀子 Yukiko SAWASATO
田村 政浩 Masahiro TAMURA
廣田 彩 Aya HIROTA
堀内 まゆみ Mayumi HORIUCHI


〈福岡公演〉
ぽんプラザホール
(福岡市博多区祇園町8番3号 ぽんプラザ)

11月15日(土)・16日(日) 
「FFAC PLUS+」参加
 
[福岡メンバー]
篠原 彩花 Ayaka SHINOHARA
武石 夢香 Yumeka TAKEISHI
中島 栄子 Eiko NAKASHIMA
春野 早苗 Sanae HARUNO
村井 善幸 Yoshiyuki MURAI
山田 和音 Kazune YAMADA

 
〈東京公演〉
ミニシアター1010
(東京都足立区千住3-92 北千住ミルディスⅠ番館10F)
 
11月28日(金)~12月1日(月)
会場: ミニシアター1010

 
 
 

[プロデューサー] 大森晴香
[制作助手] 長瀬みなみ


[協力]
アクションチームJ-ONE / M.M.P / 演劇研究会劇団ダイナマイト / 演劇集団UNIT I / 劇団ぎゃ。 / 劇団coyote /劇団ひまわり(札幌) / 激富 / さっぽろ演劇研究室 / スターウィッシュ・プロモーション / テアトルアカデミー / 日本放映プロ / PLUSTIC PLASTICS / 屋根裏ハイツ / 有限会社エンパシィ / レジェンドファイト (敬称略、50音順)

[共催] 福岡:公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
 
[提携] 札幌:NPO法人コンカリーニョ「コンカリーニョセレクション」参加

[助成] 
仙台:公益財団法人仙台市市民文化事業団
東京:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

[主催・企画製作] 時間堂 Jikando Theatre Company
[E-mail] info@jikando.com
[Tel] 070-6659-3841 
[address] 東京都北区神谷2-48-16 カミヤホワイトハウスB1

 

というわけでね、長いです。

本当にたくさんの方々が関わってくださいます。

今までにない規模の旅になるだろう、とドキドキしております。


ぜひ、お見知り置きをお願いいたします。




最後に、今回の作品をやるに当たっての、うちの主宰の挨拶文を載せたいと思います。最後といっても長いのですが。


なぜこの時期に、これをやるのか、全てではないけど答えのひとつであるし、この志には僕も賛同するというか、「大変だけど自分の意志で乗り込んだ船だから覚悟決めてやるしかないな」というのが本音です。



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「ひとの話を聞く」ことは可能か

黒澤世莉

 2011年3月11日の東日本大震災から、福島第一原子力発電所の事故が起こり、いまだに解決していないことは周知の事実です。

 2014年1月現在、原子力発電の是非について、様々な議論が行われています。議論が行われている、ということになっています。私はそこに違和感を覚えていて、それが今回「衝突と分裂、あるいは融合」を書くきっかけになりました。

 原発に反対のひとも、賛成のひとも、その多くが反対意見に対する寛容さに欠けているな、と思います。議論しているようで、自分の主張をするだけで満足しているように見えます。一つの議題について、その本人にとって正解が明らかな場合、反対意見を述べるひとを馬鹿であるように扱う事が多いように思います。これは正面切って誹謗中傷する場合もあれば、無視も含みます。

 原発に限らず、例えば憲法改正についても、尖閣諸島など領土問題にしても、靖国神社の参拝の問題についても、政治的、文化的議題について、日本人は全てにおいて、「対話をする」ということが極めて苦手なのではないか。と私は思っています。自分の意見に反するものにたいして、すぐに民族的な、あるいはイデオロギー的なレッテルを貼り、その対象は異教徒だから話しにならないと断じる。これではまるで魔女狩りです。

 「人の話を聞く」

 こんな簡単なことが、おそらくすべての人が出来ると思い込んでいることが、まったく出来ていないように思います。そして、つきつめていけば、これは日本人にかぎらず、人間一般に言えることのように思います。

 人間は科学的に、あるいは論理的に、思考できるのでしょうか。相手の意見を尊重して、対話できるのでしょうか。感情や印象だけで判断せず、事実を冷静に分析することができるのでしょうか。異なる意見を持った、自分から見たら明らかに間違っている意見を持った人間と、その相手の意見を取り込みつつ粘り強く判断できるでしょうか。こと、原発事故と福島の問題については、今現在苦しんでいる多くの方がいらっしゃることもあって、感情的になりがちだと思います。

 そこで、あえてこの問題に正面から取り組むことにしました。しかし私達が戦うべき相手は福島でも原発でもなく、「非論理的思考と他者への不寛容」です。

 「非論理的思考と他者への不寛容」をより鮮やかに浮かび上がらせるために、いまではなく、過去を描きます。原子力発電のスタートです。いまでは忌み嫌われているといっても過言ではない原子力発電所も、かつては環境問題を解決する「夢のエネルギー源」だった。だからこそ先人たちは困難を克服して挑戦した。50年前の原子力発電を描くことで、いまよりも冷静に、この技術に関する思考を深めることが出来るのではないだろうか。過去からいまを見つめ、未来を見通すことが可能なのではないか。

 次世代により良い未来を手渡したい、という志向は、原発に対して賛成であれ反対であれ変わらないものだと思います。その人間性に対する信頼を持って、考えを異にするものとの付き合い方をぶちこわしたいと思います。



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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




月曜日に東京に帰ってきました。


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最高気温25℃だった陸前高田、たまたま30℃を越えなかった長野と比べ、やはり暑いですね。



半分、夏はもう終わった気分でいたのですが、得したようなしてないような。



さて、夏休み日記の続き。

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岩手最後の晩餐。


宇都宮の叔父さん叔母さんが釣ってきた立派な鯛を、塩で包んで蒸し焼きにする。テレビとかでたまに見るアレです。


すごく美味しかった…最後まで贅沢三昧でした。手間をかけるって、尊いことだな。



出発前も、名残を惜しむようにいとこの子供たちとかくれんぼを繰り返し(通算30~40回やりました)、寂しさを抱えて長野へ。



父親が運転する車の助手席に座り長旅をするのは、僕の原体験です。いいかげん免許とれって話ですが。



帰った翌日の長野も大騒ぎ。


父が母をクルマで会合へ送って出たあとのこと。

姉の息子たちの、いちばん上(6)が大声を出したらいちばん下(0)が起き、泣いてしまったので外に抱っこして連れていく。そろそろ落ち着いたから戻ろうとしたら家の中から上と真ん中(3)のケンカの声が聞こえて断念。父親がせわしなく帰宅して自転車ですぐ出ていく。
中も落ち着いたので家に入ると、こんどは父親が指を切ったとバタバタ帰宅。クルマが畑ちかくのぬかるみにはまり、奮闘していたようです。

すぐにこっちを手伝いに。
ジャッキアップして泥を掘り返し、板を敷いてクルマを押す!


なんだかんだでこの夏、いや近年ないほど泥まみれになったのは大人チームでした。よりによって雨降ってたし。
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夜は高校時代の軟式野球仲間と久々に会いました。今回集まったのは4人だけだったけど、今の話やこれからの話、懐かしい話。楽しくて喋りすぎました。また冬だね。たまにしか会わないけど、かけがえのない仲間。
もちろん冬の前に、時間堂の公演を強力プッシュしますが☆





帰京は姉のクルマに乗っけてもらいました。小判鮫のような人生です。


ただ、いちばん下がチャイルドシートに乗せると泣きわめくので大変でした。

アンパンマンの動画を見せたら泣き止んだので「やっぱりすごい!」と思ったのですがストレスの大きい車中では20分持たず。
苦労しながら最終的に僕が抱っこひもを装着して何とか眠ってくれました。抱っこひも、すげえな。


上の二人は慣れっこらしく、ずっと仲良く遊んでました。さすが。



ま、僕が免許持ってれば話はシンプルだったんですよ。時間堂終わったら取ります。






東京に帰って働いた翌日、ずいぶん前からお世話になっている鉄平さん・吉水ねえさんの芝居屋風雷紡「ひなたのなかのこども」を観劇に日暮里へ。



会場のd-倉庫のそばに喫煙所はないかとうろついて通り過ぎたら、すっかり中学生になったゆん(吉水雪乃嬢)が、道に迷ったんじゃないかと急いで迎えにきてくれました。
もう嬉しくて。


ゆんと始めて会ったのは6、7年前でその時はまだチビっ子だったので、感慨深いというか、いちばん大きい姪っ子のような気分です。



ほかにも大切な演劇仲間にたくさん会えたし。


後半戦もがんばろう、と思える夏休みでした。