ありがとう、いわき | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

先週の話ですが。

福島県のいわき市にて催された、いわき地区高校生合同演劇ワークショップに参加してまいりました。


講師のせりさん、アシスタントとしてコウジさん、鮎美、僕という時間堂メンバー4人で行ったわけですが、参加者がいわき市のさまざまな高校から集まった演劇部員96名と聞いて、ろくでなしブルースの極東高校川島編を思い出し、ワナワナしておりました。



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行きがけの東海PA。


青い空、東い海!


このあたりには、また来ることになりそうです。



着いた当日は各校の先生がたと懇親会。ありがとうございました。
野球部などもそうですが、大会の時を別にして、各高校間の交流というのは、そんな頻繁には無いらしいです。


昔を思い出してみれば、当然ちゃ当然ですね。試合はともかく合同練習なんてしたことなかった。



で、当日。

なんだかんだで88名の高校生たちと、一日演劇で遊んできました。


我々の自己紹介をして、それから高校生たちに「演劇の面白いところって何?」「いい俳優ってどんなことだろう?」みたいな気さくトークをして、そこから怒涛の


・鬼ごっこ
・ストップアンドムーブ(拍手にあわせて瞬間瞬間で身体のポーズを変える。ピタッと止まることが大事。騒動舎でいう脱緊です。つっても分かる人のほうが少ないですね御免なさい)
・コールドピクチャー(何人かで、お題にあわせて瞬時に絵をつくる)
・工場(まず一人が、例えば腕を上下させるみたいな単純な動きと何かの音を出す。次の人はそれを受けて変化させた単純動きと音を出す。以下どんどん重ねていく)
・空間歩き

以上のエクササイズをやりました。


いやー人数による迫力。
細かく見ると、やっぱり恥ずかしいのか、同じ学校で集まりがちだったり、仲の良い友達とずっと離れない子もいましたが、それも含めて楽しい午前中でした。


午後は、午前最後に振り分けたチームでシーン作り。
我々4人がサポートを担当する4つの「組」に分けて、その中でまた5~6人の小さな「班」に分かれます。学校や学年なども、ある程度ランダムになるようにしました。いや、正直学年まではオジサンには見分けられなかったな…
(なかには自主的にバラバラに分かれるよう行動した高校もありました。すごい!)


そして「歩くと」という、時間堂がここぞと言う時に繰り出すエクササイズをベースに、班ごとのシーンを作ってもらいました。



まずそれぞれ2分くらい「印象に残っている、歩いた思い出」を歩きながら喋ったり動いたりしてもらい、グループのなかで誰のエピソードをやるか決めて、みんなでそのエピソードを表現してもらう」
というやつです。


どのエピソードか決まったら配役(本人でも物でもなんでも)を決めて練習して、いちど組全体でそれぞれを観て、また班に分かれて稽古する。

休憩時間になっても、みんな自主的に練習しているし…なんて素敵な子たちなんだっ!


僕の受け持った組は、それぞれの班にリーダーシップの取れる子がいて、しかもその子が主張し過ぎるわけではなく、みんなから上手く意見を引き出そうとしているのがすごく印象的でした。
口出しする必要は何もなかったので「どんな感じ~?」と聞くぐらいでした。黙って見守ってるだけってのも寂しいからね(笑)



それで最終的にみんなの前で発表したわけですが、これが、全部のグループが面白かった!!


本当に感動した。



すごくモジモジしていた子や、大勢でいるのが苦手で塞ぎ込んじゃってたような子がいざ人前に出るとすっごく惹きつけるパフォーマンスをしてたり、


色んな学校から集まったグループが、初めてとは思えない完成度の高い表現を見せたり、


異性について語るなんて絶対にしなかったような子(先生談)が自ら、好きだった先輩のエピソードをみんなの前でやって生き生きとしていたり(頑なに「全然好きじゃないけど」とか言ってて、それがまた可愛いんだ☆)


ラスト一言で観客を恐怖で凍りつかせるような見事な構成の班があったり。


一年生で、セリフを喋ったこともほとんど無い子が主役になって、実にほっこりするエピソードを見せてくれたり。。。


わー、だれか映像撮ってたらよかったのに。もう一度観たい。



生徒たちもじつに生き生きとやってくれたし、はじめ友達とくっついてた子も強制的にバラバラになったあとの班で「この班楽しい!帰りたくない」と言ってたみたいで、それぞれ実りある経験になってくれていたら嬉しいです。


参加してくれたみんなの未来を応援しているよ。心から。




僕のほうも、生徒たちの姿勢から得るものはたっくさんありました。キラキラ度は圧倒的に勝てないけど、僕もがんばるよ。


また行きたいな。



鈴木先生をはじめとする、いわき地区高校演劇連盟の先生がた、本当にありがとうございました。



東京に帰る前に、ちょうどいわきで公演直前だったダスケこと仙台の原西忠佑くんに会ってきました。おかしなポーズをしているね。
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SENDAI座「12人の怒れる男」全国ツアーの最中で、いわきアリオスというメッチャ綺麗な劇場でした。羨ましい~

こうやって色んなところの人と色んなところで会えることが幸せです。


今回の高校生たちとも、これからの繋がりができたらな~と思いました。みんな赤羽に遊びに来ればいいんだ。









~ヲマケ~

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取っていただいたホテルの部屋から、いわき駅のホームを垣間見ることができました。あっ、あれはE657系だ!
僕の電車好きに配慮してくださったんですね!ありがとうございました!