こんにちは。
今回は単刀直入に、公演前からずっと苦しんでいたこちらの魔物写真をやっていきたいと思います。
ワッティさんからの1枚。
また出た。絶望的な途中の景色。
思わず当時の悪夢が頭をよぎります。
こんな地獄捜索の二の舞はごめんだぞ……!
さて今回の写真の要素を見ていくと、
・単線の電化路線(ガイシの数から直流)
・架線柱がシンプル→ローカル私鉄か?
・50キロの速度制限標識
・手前が国道or県道クラスの道路(交差点)
・背後に小山→山あいを走るローカル私鉄?
こんなところ。
まず浮かんだのは、箱根登山鉄道の小田原〜箱根湯本間。
この区間は「箱根登山鉄道」ではありますが実質的には小田急の路線で、小田急の車両しか走っていません。(運転系統的には箱根湯本で分かれています)
ここはたしか国道1号線に沿って走っていたはず……!
まずは箱根湯本寄りの現地へ。
別の地点へ。
線路の向こうに住宅!ここはどうだ?
↓
小田原付近まで戻って。
ここはフラット!
次は……現在はJRの路線だけど、元々は私鉄が開通させた青梅線。
多摩川に沿った山あいを走っているぞ!
↓
この地点ではなかったけど、架線柱はいい感じか?
問題写真↓
うむ。
近いような、そうでないような。
これ以上、特に盛り上がりを見せることなく青梅線完了。
次!
群馬県のローカル私鉄・上信電鉄。
↓
(なんで俺はこの画像を残しておいたんだ?)
一気に戻って、伊豆急行電鉄!
↓
あっ!いい架線柱!!
完了。
そのまま伊豆急と直通するJR伊東線へ。
↓
うー、やはりJRは単線でも架線柱がガッシリしてるか……景色の感じは良いんだけどな!
そう。我ながらよくこんなに良い感じの景色をポンポン探し出せるもんだな!ひょっとしてセンスあるんじゃないか?
などと自分をおだてたりします。
そうでもしないとやってられん!!!
さすがに頭を整理しようと絵を導入↓
筆の運びからも心の乱れが見て取れますね。
ちなみにレシートの裏です。
(切り込みが入ってるってことは、セルフレジから拾ってきたレシートだな…そんな追い推理はどうでもいい)
〜以後、捜索した路線〜
秩父鉄道 富山地方鉄道 北陸鉄道 えちぜん鉄道 富士急行 神戸電鉄 和歌山電鐵 JR仙石線 江ノ島電鉄
関東・北陸・関西・東北と。
完全にドツボです。
普段は恐ろしくて手を出し切れなかった北陸の私鉄を、今回はとうとう全部見てしまいました。
一皮むけた気分です。
事実はそうそううまくいかない現実。成果ゼロ。
(舞台公演間近。一旦完全断念)
稽古に集中している最中、ワッティさんのほうが痺れを切らしたのか、新しい写真とともに今回のヒントとなる「別角度の写真」を送りつけてくれました。(やり取りの中で芝居の予約も取り付けました。昔のダチ2人も連れてきてくれてありがとうございます)
さて写真はこちら。
駅か。
……なんか、一枚目より開けた(平地の広がった)場所な印象。
駅裏の茂みは下が芝生になってるようにも見えるし、公園か何かか?
駅の架線柱が一枚目の写真より立派なのが、意外というか「あれ、そこまでローカルな路線でもないの?」と少し動揺しますが。
とにかく駅の配線が見えることは大きい!
2面2線の対向式ホームと、その裏へ敷かれた引き込み線(おそらくほとんど使われない線路)がある。
そして、線路の幅が一般的な狭軌だと推測できるのも大きい。
こうなってくると私の最大の羅針盤・配線略図大先生をお呼びすることができる。
大先生の表記だとこんな感じだろうというイメージ↓
さあ公演終了後、改めて腰を据えて捜索開始。
一度目の捜索路線を思い返します。
箱根登山鉄道 JR青梅線 秩父鉄道 上信電鉄
富山地方鉄道 北陸鉄道 えちぜん鉄道 富士急行 神戸電鉄 和歌山電鐵 JR仙石線 江ノ島電鉄
一枚目の写真↓
うむ、やはり山あいのローカル私鉄から洗い直してみよう。
まずは、よく捜索に出る路線としてすっかりおなじみ秩父鉄道。
しかし、山あい区間の寄居〜三峰口間にイメージに該当するような駅はなく。
ここでハッと思いついたのが、静岡県のSLが走る路線として有名な大井川鉄道。
SLが有名な鉄道ですが、それ以外にも大手私鉄で活躍していた往年の特急電車を多数走らせている(鉄オタ的にはこっちの方が惹かれたりする)れっきとした電化ローカル私鉄!大井川に沿った山あいを通る!
勢い込んで現地へ。
いい架線柱の素朴さ!
捜索無事完了。
一旦頭を切り替えて、架線柱の検索から路線を絞ることはできないかと画策。
意外とストレートな検索であっさり出てくることもあるからな!
↓
「架線柱」という言葉をここまで連呼する人は世の中にほとんど存在しないため、すぐ自分のブログが出てきてしまいます。
うーむ、どうやったら辿り着けるものか。。。
この架線柱の素朴さと、
こちらの架線柱の立派さから考える限り(また繰り返してる)、
やはり電化ローカル私鉄か、
あるいは大手私鉄やJRの末端区間か。
これ以外には考えられないよな……これらの路線だけでも相当な範囲だけど。。
よし、引き続き電化ローカル私鉄を手当たり次第に捜索だ。一度目の路線も新たに見る路線も、略図大先生を駆使できるところは駆使し、できないところは架線柱の確認だけでも。
三重県と岐阜県にまたがって走る養老鉄道。
もと大手私鉄・近鉄の路線だったローカル電化路線。
素朴なのと立派なの、両方の架線柱が立ってるぞ
!
速度制限の標識もあるが丸いのがネックか…!
(終了)
現役の大手私鉄末端区間・南海高野線はどうだ?
↓
お?
東桂駅、イメージ図に近い感じ…!
↓
現地へ。
やはり標準的な架線柱……JRのセンは薄いのか……?
ここでハッと思いついたのが、JR西日本の電化ローカル線たち。
特にJRになってから電化された路線たち(JR西日本はかなり頑張って電化路線を大幅に増やしました)は、費用の関係もあってシンプルな設備のところが多いはず!
勢い込んで捜索開始。
まずは和歌山線。
目に入る「高野(こうや)口」の文字。
観光地の匂いがそこはかとなく漂っています!
現地へ。
駅の裏に公園!!!
接近、激しくSUKA。
他の駅も同様。
ここからさらに小浜線・赤穂線・奈良線・草津線・七尾線・加古川線……思い当たる限りのJR西日本電化ローカル単線に加え京都丹後鉄道の電化区間をも捜索、轟沈。
クーッ!!!!!
一体どこなんだ!!ここは!!!!!
頭の中で「ここまで苦労した捜索をどうやって書けばいいんだろう」と、まだ解けてもないのに新たな悩みが徐々に大きくなり面倒でたまりません。
とにかく進まなければ。
単線の山あい電化ローカル私鉄→✖️
大手私鉄の山あい末端区間→▲(ほぼ無いだろう)
JRの電化ローカル末端区間→やはりここか……?
西日本エリアで轟沈したあと、ふと頭に浮かんだのはJR東日本の越後線。
この路線と連絡する弥彦線が「直接吊架式」という、銚子電鉄と同じ簡素な電化方式なので、
この越後線もシンプルな設備である可能性は高いんじゃないか?
配線図がないため、直接現地へ。
ひと駅ひと駅見て行って……
↓
この駅!
配線が同じで、しかも駅裏に緑!!!
かつてない期待と祈りを込めて駅の画像へ。
↓↓↓
背景がSUKASUKA。
クーーーッ!!!!!
架線柱は悪くなかったけども!!!
もはや終着心もとい執着心の塊となっている私は完全に膝から崩れ落ちた体勢でもスマホを離しません。
このままJR東日本の電化ローカル単線を洗いに洗ってやろう!
次は略図大先生を頼りに、吾妻線(あがつません)だ!
群馬県の山あいを、草津温泉のほうへと向かう路線です。
うっわ、怪しい配線の駅が一気に3つも出てきた。
これは。もしかして。
渋川寄りから当たっていって……
この駅!
駅裏に緑!!!
ちょ待てよ、さっきの事があるから茂みには期待しすぎないようにな……慎重に駅の画像へ。
んーーー???これは!!!!
あの駅の裏の住宅!
(問題写真の拡大↓)
この家じゃないか!!!???
ついに、ついに来た!!!!!
この絵を成仏させる時が。
駅の付近を物色。
ここだな。
では、1枚目の写真↓
ついに辿り着いた写真↓
ヨッシャァァーーーーー!!!!!!!
JR吾妻線・郷原(ごうはら)駅と近くの景色、またしても全国各地を這いずり回った末の確保!!!!!!!
いやー、また大変な捜索になってしまった!
さすがに公演期間中にこれは無理だったな!
…最終的に当てられたのはいいけど、意外と近場の群馬県・吾妻線だったというのはけっこう悔しい!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は以上です。
ここまで本気を出したのは久しぶりでしたね。
読んでくださった方も疲れたでしょう。ありがとうございました。
それでもようやく、最も悩まされていた写真が解けたので、また新たな気持ちで次の写真に取り組んでいきたいと思います。
えー、
おかげさまで現在、20枚ほどの新作が皆様から寄せられております。本当にありがとうございます。
ヒイーー!
「嬉しい悲鳴」という言葉がこれ以上に当てはまる状況を僕は知りません!
どこ鉄はひとりの深刻な職人が一枚一枚手作業でアレしていますので、どうぞ気長にお待ちくださいませ!
ではまた!














































