106万円の社会保険料、110万円の住民税、130万円の社会保険料や国民健康保険、160万円の所得税……。
こうした税金や社会保険料の負担が増える収入ラインは、一般に「年収の壁」と呼ばれています。
例えば、妻のパート収入が一定額を超えると(=壁を超えると)、夫の扶養から外れ、本人に社会保険料の負担が発生します。さらに、夫も扶養控除が受けられなくなるため、結果として世帯全体の税負担が増えることになります。
大切なのは、目先の手取りを優先するのか、将来の年金や保障を重視するのかという視点です。
女性の就労が進み、共働きが当たり前になってきた今、年収の壁は家族全体の働き方や将来設計に大きく関わる問題だと感じました。納得のいく働き方を選ぶことが重要です。
目次
1.「年収の壁」早わかりQ&A
2.年収の8つの壁
3.読み始める前にチェック! 図解「要注意ワード」
1 しくみの理解が第一歩! 年収の壁となる税金のキホン
2 手取りへの影響大! 年収の壁となる社会保険のキホン
3 どう働けばいい? 世帯構成別に見る年収の壁のポイントと対策
4 児童手当・就学支援金・奨学金 etc. 子育て世帯がもらえるお金にかかわる年収の壁
5 まだまだある! 年金・介護・医療費・贈与などその他の年収の壁
6 いまから備える! 年収の壁に関わる将来の動き
索引
著者紹介
土屋裕昭さん
税理士、CFP、登録政治資金監査人。早稲田大学政治経済学部卒業。設立間もないベンチャー企業から上場企業まで幅広いクライアントを持ち、特に中小企業のサポートを得意としている。
佐藤敦規さん
社会保険労務士。中央大学文学部卒業。一般企業勤務を経て46歳でFP・社会保険労務士に転身。現在は社会保険労務士法人に勤務し、「ダイヤモンド・オンライン」などのウェブメディアで執筆も行っている。









