世界ダウン症の日の前に | ネコのつぶやき

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明日、3月21日は”世界ダウン症の日”です。

その日を前に毎年「マムラボ」さんがイベントを開催されています。

今年はノエビアスタジアムの芝生広場での青空図書館の中でのブース開催の予定でしたが

強風のため青空図書館が中止になってしまいました。

 

この青空図書館・・・どうもお天気に恵まれず、前回に引き続きの中止です。

なんかもーなんかもーと牛が何匹も心の中で鳴いていると主催者から泣きそうなメッセージがはいりました。

なんかもーなんかもーと何度も反芻しながらより一層素敵なイベントになりますように。

 

 

ヒューマンライブラリー

 

 

 

 

イベントは中止になってしまいましたが、せっかく準備してきたのですから・・・

ということで、急きょ、兵庫図書館の一角をお借りしてのヒューマンライブラリーになりました。

 

会場にはまだ幼いダウンちゃんの子供達を連れた若いママが集まりました。

なっちゃんが小さかった頃はこのような集まりは無かったので羨ましかったです。

区別するつもりは無いのですが、やっぱり健常児を育てているママには言いにくいこともあります。

障害児を育てているママ達同士で気兼ねなく話が出来る場はこれからもきっと必要です。

 

 

最近の若いママ達の行動力がステキやなぁと感心しています。

当時の私は何も動けませんでしたから。

動けないというか、動く術がわからなかったというか、動くことも考えられなかったというか。

そんな時代だったのでしょうか。

今のママ達は一生懸命に周囲へアプローチを続けています。

社会の仕組みそのものを変えたいくらいの勢いで動いている姿が眩しいです。

 

そんなアクティブなママ達を前に「しゃべって」とお願いされました。

 

 

 

どうするよ。。。。

 

 

 

なっちゃんが小さかった頃を思い出しました。

今のようにスマホで検索ができるわけでもなく、その類の本を読んで知識を学ぶくらいしかできませんでした。

先輩ママのお話を聞こうにもどこにおられるのかもわかりません。

保健師さんや小児科のお医者さんが唯一の相談相手だったという狭い範囲でした。

 

わからないことがありすぎて、不安でいっぱいでした。

目の前のこともわからないのに、5年先、10年先の遠い未来をこれまた不安いっぱいに想像していたネガティブなママでした。

 

そんなダメダメなママだった私が偉そうに言える言葉もないのですが。

今日、集まっていたママ達に伝えたことは「何があっても大丈夫だから」

 

 

先のことがとても心配なのです。

この子は学校に行ってもみんなと一緒にお勉強できるのか?

運動会はどうなん?

もっと大きくなった時に進路はどうする?

就職とかできるの?

その先はどうする?

 

目の前にいるのは、まだやっと歩けるくらいの子供なのに

ずっと先のことを心配してしまうのです。

 

 

今日、集まったママ達の言葉からもその気持ちを感じることができました。

時代は違っても心配のネタは大して変わらないんだよね。

 

 

 

 

 

我が子がダウン症と宣告されたショックから少し立ち直って、それなりに受け止め始めたママにはこれからまだまだ長い道のりが待ち構えています。

きっと色んなことがあるでしょう。

楽しいこともあるでしょうが、泣きたいことも辛いこともたくさん経験するでしょう。

 

それでも、絶対に何があっても大丈夫だから。

自分の思惑とは違う方向に進むかもしれないけれど、それでもダイジョウブだから。

このおばさん、何もわからんくせに無責任なこと言うなよ・・・と思われるでしょうが

ホンマにダイジョウブやから。

 

 

世の中には納得するための色んなツールが揃っています。

医学的な文献にすがるも良し、スピリチュアルな想いに共鳴するも良し、誰かの励ましを心の支えにするも良し。

自分が一番、自然に納得できる方法に頼れば良いのです。

それが嘘とかホントとかはこの場合、どっちでも良いのです。

自分が心の拠り所にするところは自分で決めたら良いのです。

もちろん、何にも頼らず、自分の心だけ信じるのもアリです。

 

 

私はなっちゃんを見ていて思うことがあります。

なっちゃん達は天国までの道がキレイにまっすぐ繋がっているのです。

私達も恐らくまっすぐなはずなのだけれど、自分で横道にそれてみたり、あえてデコボコ道を選んでみたりしてグニャグニャ曲がった石ころいっぱいの道に自分でしているように思えます。

(せっかくまっすぐな道をつけてやってるのにアホやろ・・・と神様はきっと笑っている)

 

だから、きっと何があっても大丈夫なように生まれてきてるのよ。

自分で勝手にイベントやアトラクションをオプションでつけるからややこしいんだと思うな。

 

 

なっちゃんが居てくれるから見えてくる世界があります。

なっちゃんが教えてくれる優しさがあります。

なっちゃんが居たから、私はママになれています。

そして、これからもずっとママでいることができます。

 

今日お会いしたママ達もいつの日か、この幸せに気がつく日がくることでしょう。

 

 

みんな、ダイジョウブだよ。

不安で泣きそうになるかもやけど、笑える日も来るから大丈夫。

私で良ければいつでも呼んでください。

どんなお話でも聞きますから。

溜めたらダメよ。 溜めたらよどむのよ。

 

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2024年3月23日(土)12時~14時
(3月は5週目まであります。第4土曜日は23日です。お間違えのありませんように)

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
 

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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