なっちゃん ダウン症35歳の”思春期” | ネコのつぶやき

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先日のなっちゃんに関する記事(なっちゃん ダウン症35歳の”今”)を書いた後、

励ましのお声をくださった皆様、ありがとうございます。

 

その後もあまり変化は無いのですが、ちょっと気がついたことがあったので書き留めておくことにします。

 

今日は、なっちゃんが受けている公的サービスの定期的なヒアリングの日でした。

計画相談支援をお願いしている方に会うために事務所に出向きました。

彼女にはここしばらくのなっちゃんの様子をお電話で伝えてありました。

 

相変わらず、洗濯物は言わないとたたんでくれません。

横で見ていると、自分と私の洗濯物はキレイにたたんで片づけてくれるのですが

パパと末っ子君の分はそのまま無造作に山盛りに分けてあるのです。

なんだろね?

 

その他の色々なお話もしながら、私が「子供の反抗期みたいでしょ?」と言い添えました。

 

 

黙って聴いていた彼女が微笑みました。

「そういえば、思春期の高校生の女の子みたいですよね。」

 

 

そうや・・

中学生、高校生の頃って何か知らんけどお父さんが嫌だった。

理由を聞かれても答えられるようなモノは無く、

ホントに意味もなくただただ、嫌だった。。。

 

ふたりで遠い昔の(彼女はつい最近だと思うけど)自分の姿を思い浮かべたのでした。

 

 

 

 

 

もちろん、お医者様や専門の先生のご意見は違うかもしれません。

でも、私達の中で”思春期””反抗期”のワードが出てきた時点で色んなことが腑に落ち始めました。

 

実は、なっちゃんは中学生くらいの時の発達検査で

「小学2年生くらいの知能です」と言われました。

あぁ、そうなのか。

なっちゃんは7歳、8歳くらいの少女なんだな・・・と私は納得しました。

 

そして、そのまま勝手に少女のままだと思い込んでいましたが

なっちゃんはじわっと成長していたのですよ!

20年ほど遅れて思春期がやってきた・・・・と考えてみると

今度は逆に嬉しくなってきました(笑)

 

 

なっちゃんは今、青春真っただ中なのですよ。

思春期の女の子なのですよ。

自分のその頃を思い出すと妙にくすぐったいのは何でしょうね?

 

 

先のブログで書いた「退行現象」であるのかもしれませんが

ちょっと遅れてきた思春期と思う方が対処しやすい気がしません?

 

なっちゃんは元々の性格がおとなしいので

反抗期と言えども物が飛んでくることもありませんし、

壁を蹴って穴をあけることも無いでしょう(過去に誰かは穴をあけてくれましたが)

思春期、反抗期と言われる時期を(何年かは知らんけど)過ぎるのを待てばよいのです。

 

 

「退行現象」と納得してその対策を講じるも良し、

「思春期」と解釈して、息子達と対峙した頃を懐かしく思い出しながら過ごすも良し。

先日のモヤモヤから一気に気が楽になった単純なワタシです。

 

ただ、今日お会いした方が知り合いの方に聞いてくださった話では

毎日通っていた作業所までの道順が急にわからなくなって困った人もおられたということなので

これからも様子を見守っていかねばなりません。

 

 

どちらにしろ、ダウンちゃんの大人になってからの様子があまり良くわからないのが現状です。

赤ちゃんや子供の頃、高校生くらいまでの様子は

検索すると結構色々、健康状態から困ったことへの対処方法までそれこそ色々出てきます。

その子達が大人になったら、どんな生活をしているのか?

書き留めている人が少ない気がします。

 

私の拙い文章でも、どなたかが検索した時の参考になれば幸いです。

 

20歳まで生きれるのか?と言われたなっちゃんが、元気に35歳を迎えています。

これから、どんな青春時代を過ごすのか?

私も隣で一緒に楽しみたいと思います。

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」

2022年9月24日(土)12時~

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。

 

 

 

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで