巫(かんなぎ)の林 紗妃です。
もう12月も半ばを迎えようとしていますね。
ひたひたと迫りくる来年の足音に、楽しみでもありながら、忙しなさを感じてちょっぴりドキドでもあります。

本日は、12月のお知らせ。


神さま派遣は冬至22日スタートをただいま受付中!
季節の節目に一定期間、いま必要な後押しをお届けする神さまにお見守りいただきながら、いっしょに過ごせるメニューです。

とくに新年から春分までは流れの変わり目。
心身も過敏に反応しやすい時期は、新たな運気に乗る準備にも最適です。

日々の難を低減しながら、穏やかに流れに入っていくのをサポートしてくれます。

2期分のお申し込みで、冬至から春分にかけて後押しをいただけるので、この機会にどうぞ☆



そんな来年の気になる運気は2026年の運気リーディングにて、お届けしています。

来年は全体的に穏やかな傾向にあり、物事の起伏が少ないのですが、自分から動き出してチャンスを掴める年でもあります。

長い目で見たときの今後の方向性や、自分のあり方を見つめるいい機会ともなりそうです。

一年を支えてくれる、ご自身だけの「年神さま」からお届けする来年の運気を知って、目標設定や自己実現に役立ててくださいね。


なお、12月のお届けは残り3名様となりました。

次回は1月のお届けとなりますので、年内のお届けをご希望の方は、お早めにどうぞ。



自分で動くにしてと、何から手をつければいいのか…と悩む方もおられると思います。

そんな方には出雲の神さまメッセージがオススメ。

毎年、出雲の神さまとご縁を結ぶメッセージ、今年のテーマはずばり「開運縁結び」!
運を開いて縁を結ぶ後押しから、ためらいなくチャンスを掴んだり、幸運を受け取れるように神さまが支援してくれます。

また今年は、魂の力を呼び覚まして人生に変革を起こすために、年間を通じて出雲各地の神々が必要な後押しをお届けする「定期便」もご用意しています。

「自分で変わる・自分が変わる」という強い決意に呼応して、生き方や人生の変容を後押ししてほしい方にオススメです。

通常のメッセージもありますので、ご自身のステージに合わせてご活用ください。


そして、出雲といえば大黒さんこと、オオクニヌシ!
帰ってきたら、オオクニヌシがついてきちゃいました…
もとい、必要なご縁を結び、強化すべくサポートしていただけることになりました。

そんなオオクニヌシが、がっつり「運を開いて縁を結ぶ」後押ししてくださる神さまレッスンも出します。

こちらは、月に一度のペースで半年間メッセージをお届けするメニューになります。
来週中にご案内する予定ですので、今しばらくお待ちください。


最後に、一年間に溜まった不要なエネルギーをリフレッシュする大祓クリアリングで、年越しをスッキリした気分で迎えてみませんか。

通常のクリアリングと併せて、ご縁を整理して物事をくくりまとめる「ククリヒメ」が無用な縁を断ち切り、新たなご縁を呼び込むためにエネルギーを整えます。

エネルギーを軽くすると、新たな運気を呼びやすくなります。
心機一転して軽やかな過ごすためにも、ぜひエネルギーの大掃除で、新たな年をお迎えくださいね。

「師走」って、人もさることながら、神さまも忙しくなる時期です。
でも、ヒトの幸せを願う神さまからすると、忙しいのはヒトの役に立つこと、神さま自身の喜びにもつながること!

そんな神さまといっしょに年の終わりまで走るのは、私にとっても幸せなことだなあと改めて思います。


いつでも神さまは身近にいて、見守ってくれる。

見えないけれど、確かなことに変わりありません。

心に寄り添い、ヒトの現実を変える力が自分自身にあるのだと、神さまたちがよくご存知だからこそ、信頼して心を人に預けられるのだと思います。


残りわずかとなった2025年。
寒さに負けず、ときには神さまと共に、力を借りながら、最後まで一緒に駆け抜けていきましょうね☆




帰ってきたら、オオクニヌシがついてきていました。
旅の余韻に浸る間もありません。

当たり前でしょ!?
これから、ビシバシ開運縁結びを鍛えるからね!

鼻息荒く言われますが、開運・縁結びって鍛えるもんなんだ…と、ボンヤリ聞き流していました。
だって、鍛えるという言葉と「開運・縁結び」が、どうにも結びつかないように思えたからです。

それに、帰ったばかりで話を聞く余裕もありません。
荷物の片付けも、旅のレポートも残っています。


やっと落ち着いて話を聞く機会を作ることができたのは、週末になってからでした。

大物主を迎える大国主像。

◆出雲の霊威、ここにあり

…から始まるインタビューで、ホントにいいの?

いいのっ。ガツンといっちゃって。
ホントのことだし!

いや、今さら疑う人もいなければ、疑う余地もないでしょうよ…。

当たり前でしょ!
キミが一番疑っているんでしょうよ!

アレ?私ってば信じてない?

またヒトゴトのように言い腐りおって。

ふてくされないでよー。
私とオオクニィの仲じゃん?

そうして余裕ぶっていられるのも今だけだからな。
言っとくけど、ボクは怒っているんだよ!

エー。それはまたなんで?

行く前から「開運・縁結び」って言っていたのに、自分から開きにも結びにも言ってないじゃないか!

旅の間にどないせいっちゅーねん。

そういうことじゃないの、わかってるでしょ。

まあね。自分でも薄々は気づいていたけども。
や、でもカミゴト…もとい配達に集中して、それどころびゃなかったのもあるよぅ。

そう、だからこれからだね。

ヒン。お手柔らかに…!


◆開かず、結ばず。

いや…こう、自分の隠してきたフタを開けると、私は人から承認を得るためにしか動いてなかったんだよね。
で、いざ手放そうとすると「承認をもらえないなら意味なし・価値なし」っていう観念につまずいていたりする。

うん。続けて。

仕事も同じでさ、承認を得られないなら価値がないと思いこんでいたんだよね。
仕事って、自分から価値を提供することなのに、まず他者からの承認や保証ありきっていう隠してきた動機に気づくと、途端にうまく動けなくなってしまって。

うん。

これまで、何してしたのかな、どうやってきたのかなって思うくらい、パタっと物事が進まない。

動機の是正が入ったら、途端にうまくいっていたものが、うまくいかなくなるよね。

そうなの。
機運についてもね、流れがある感覚はあっても、どこかヒトゴトというか、自分で乗り切れないというか。

変化が、怖いんだね。

あ、うん。まさに、そう!
根源的な変化に対する本能的な恐れが出てきているんだと思う。

現実はガラッと変わったのにねえ(笑)

そうね、巫に転換したときとか、後ろ向き過ぎてズルズル引きずっていかれなきゃ入れなかったもんね。
それはもう大丈夫だから、いいんだけど…
結局のところ、生きる目的を変えられないまま、ここまで過ごしていたから、今そのツケが回ってきている感じかな。

うんうん。それでもいいよ。
ツケというか、まあ順番だよね。
先に現実を変えてから、内面…つまり動機の是正にしないと、うまくいったかどうか。

そうね、出てきたってことは順調に進んでいる証だもんね。
こう長いと…なかなかにキツいもんがあるけど。
手放したいのに、そう簡単に手放せない執着にがんじがらめになっている気がする。

それが自分への足枷になって「こうじゃないと運は開かない」「そうでなければ縁は結ばない」とか、自分で決めつけて選んでいるから、結局はうまくいかない現実を自分自身で作っている気がする。

そこまでわかれば、もうゴールはすぐそこでしょ。

手前が一番苦しいんですぅ…!
…でも、まあ、それはそう。
今こうしてインタビュー、というか喋ってるのも、抵抗を経て…だからね。

こんな時間に、とかね(笑)

そうそう、誰も気にしてないのにね(笑)

読まれないとかね(笑)

そんなのヒトの勝手なのにね!
…とかさ、まあなんというか、私自身の心の後ろ向きさ加減が前面に出てへーコラショ、な日々だよ。

出雲に来て、何が変わった?


◆出雲に来てからの変化

行動方針を「今の自分でどうしたいか」に転換できたのは、大きかったかな。
まだ承認欲しさ…もとい、承認を得られない恐れとの葛藤や揺れはあるけど、戻しやすくはなった。

過去に起因する精神的な依存とも言えるんだけど、逆に隠せなくなったから対処しやすくなったよね。

その通り。出てこなきゃ、何も対処できないからね。ボクたちも、そこら辺は心砕くところだよ。
まずは自覚してから、気づいてもらうことから始めないと、だね。

ここ数年、ずっと支えてもらいながら取り組んできたからってのはあるけど、旅が実践の場になった気はする。

そうだけど、ここからが本番だからね?
我が愛しい「受け取りベタ」たちを受け取れるようにするのが、ボクたちの役目だからね?

ウィッス。
…で、やっぱりレッスン、するの?

当たり前でしょー!!今しなきゃいつするの!
キミも既に参加済みですよっ。

デスヨネ。知ってた。従うしかないなって。

従うとは、人聞きの悪い。命令じゃないんだし。
素直に受け入れなさいって。

それも、そうね。
それこそ魂の願うことだもんね。

そういうこと。
なら、今日はこの辺で。


ここまでが、今日のインタビューでした。
もっと早く出す予定が、途中でインタビューの中で出てきた「変化への恐れ」が強く出てきて中断、やむなく投稿がこの時間になりました。

本能的な変化への恐れって、こんな感じになるのね。
アタマでは何も悪いことは起こらないと理解しても、うまく心や行動と連動しないんだな…。


いつもの調子で軽口も叩きあうものの、言うて相手はやはり、「かくれたることを統べたる王」です。
逃さない圧を感じます。あー逃れられないー!


というわけで、近々「運を開いて縁を結ぶ出雲神さまレッスン」を出します。
メインはオオクニヌシだけど、場合によっては他の出雲の神さまも入ってくるそうです。

定期便との違いは、集中して徹底的に「運を開いて縁を結ぶ」ことでしょうか。あと期間が半年と短め。

そろそろ師走の慌ただしさもチラつく時期に、さらに忙しくするって、よっぽど気合いがいりそうですが、今の私にはこのくらいで丁度いいのかもしれません。

「承認とか期待してる場合じゃない!」って、自分で動かざるを得なくなりますからね。


インタビューはまだまだ続きますし、私自身の(早速入っている)レッスンの話も出していきますので、どうぞお付き合いいただければ幸いです。


夜は冷え込む季節になりました。
寒暖差で風邪など引かぬよう、ご自愛くださいませ。
おやすみなさい。


出雲の神さまレッスンは近日ご案内予定です。



ただいまお申し込み受付中です。

12月お届け分をただいま受付中です。










神在祭の最終日に、雑感を書きました。

本日は、そのときに訪ねた場所のお話です。



長浜神社に行くのは、初日ぶり。
旅の間で二度は訪れるのが、すっかり定着しました。

この日は、焚き火の匂いがすると思ったら、境内の端で焼き芋を焼いていました。
美味しそう…♪


なんだか昔を懐かしむ気持ちになり、それと同時に童心に返ったような、それでいて泣きたくなるような寂しさが湧いてきます。

そのままで、いてもいい。
だけど、そのままではいられない。

後ろ髪を引かれても、過去には戻れません。
だけど、童心にいつでも返ることはできます。


揺れ動きながらでも、前に進まなきゃ。
それで、私は私のままでいてもいいんだ。

ご挨拶をしたあと、ゆったり境内を歩きました。
変わらないものも、変えられることも私にはあって、今はその狭間でゆらゆらしているようです。


揺れる気持ちをそのままに、出雲大社方面へと赴き、
まずは上の宮へ。

もうすぐ時刻は、神等去出祭のときを迎えます。
こんなに、のんびりした最後の日ってあったかな…。


上の宮は、まだ空いていました。
各地でいただいた、祭りのご祝儀をお届けします。

人々は大社の御神事に足を運んでいるのか、こちらは静かなものです。


ぶらり歩いて、稲佐の浜。
旅の終わりに、ようやっと日の当たる浜を訪れることができました。
小さなお社が新たになっているのを改めて自分で確認することができて、感無量です。


なんだか今年は、神さまを送るというよりも、帰るための「目印」を置くために浜に来たようです。

そのせいか、いつものように神さまとワイワイ賑やかに帰ることなく、一人ぽつねんと帰り道を辿ります。


出雲大社に戻ってくると、閑散としています。
人が、御神事に集まっているからかもしれません。

のんびり、勢溜の道をくだっていきます。



時刻は4時過ぎ。
神さまがお集まりになる十九社から神さまを遷し、拝殿では出立される儀が執り行われている最中です。

旅のはじめでは長蛇の列だった素鵞社(そがのやしろ)も、今では人の気配もなく、やっとこちらへのお届け物をお納めすることができました。

ぐるりと回ろうとすると、警備員さんから閉めるので戻るように言われて、そこで自分が「ギリギリで間に合った」ことに気づきます。


ご神事が終わり、閉じられていく十九社を眺めていると、「何しに来たかわかったでしょ?」…と、オオクニヌシが横に来て言いました。

うん、そうだねえ。
私は私で、カミゴトの務めを果たしていたねえ。

それが「日程を合わせても、ご神事の全てに合わせなくていい」という意味でした。

うーん、まだ私は形あるものや目に見えるものに惑わされがちなようです。
こうして神さまのガイドがなければ、無理を押してでもご神事に間に合わせようとしたかもしれません。


ただただ自分に従っているようでいて、神さまの意に沿って動いていた、という何とも不思議な一日。

それでも、今日見たものが、オオクニヌシの見せたかったものだったことがわかります。

集まる人も社地も、山や空を仰ぐ景色、お社も全てを通じて、誇り高い出雲のあり方を見せてもらっていました。

それは、確かにオオクニヌシの統べる、神事(かくれたること)を守る国の姿だったのです。

時代に合わせて、変えるべきところは変えながら、変わらなくていいものをそのままに、「あるがまま」を維持する。
私も、そう在りたいと願いました。


来年も、きっとまた来られますように。
今度はもっともっと、今よりも成長した自分の姿を見てもらえたらいいな。
変わらぬことをそのままに、変えられることを変えてもなお、いつまでも相変わらずな私の旅に、また付き合ってもらえたらいいな。


これで旅のレポートは終了です。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

あとは、後日談を書こうと思います。
引き続き、お楽しみいただければ、幸いです。



ただいまお申し込み受付中です。

12月お届け分をただいま受付中です。





熊本に帰ると、ことのほか気温が高くて戸惑います。
ヒートテックにカットソー、パーカー&ダウンと旅ではフル装備はでしたが、こちらはまだ早かった模様。


さて、旅の7日目と8日目は、両日ともクシナダヒメにまつわるお社を訪れていました。


前夜に出会った埼玉から来た方たちをお連れするべく、朝から八重垣神社へ。




さすがに6時過ぎは真っ暗で、扉も閉じたまま。

「ばけばけ」のロケ地になった鏡の池にもお連れしたものの、スマートフォンのライトで足元を照らさないと見えないほどです。

それでも、どこか幻想的な雰囲気が漂っていて、こんな時間に参拝するのもいいな、と思いました。


夜の間に雪が降っていたのか、珍しく屋根には雪が積もっていて、白々と明ける空に映える雪化粧を見せてくれたのでした。

30分足らずの滞在でしたが、いつもとは全く違う姫神さまのお社を見られたのは、お二人のおかげです。

その後、バスの時間までカフェで談笑。

とある人のブログがきっかけだったお二人の参拝旅、この時期の出雲に来たのは偶然で、神在祭は知らなかったそうです。
なんと引きが強い…!

この機会に、今度は神在月の出雲を目的に訪れてくださるといいなあ。

カフェでちょっとしたお心遣いもしてくださった、素敵な母娘でした。
たぶん、また会う気がします。


お二人と別れたあとは、休憩を挟んでクシナダヒメの生まれた奥出雲へと向かいました。


こちらもまた見事な雪景色!
山を越えると、これほどまでに見違えるのかと、その姿に惚れ惚れします。

ここ数年で晴れと雨、そして今回は雪と、姫神さまの晴れ姿を見られるのは嬉しいものです。


男神の社だから雄々しく撮ろうと頑張るも、どうしても里の素朴さが全面に出ます。


こちらの姫神さまのお社を守るお社では、ときおり雪がドサドサと落ちてくる様を見られて、なかなか乙なものでした。


里山の冬景色を見るのは初めてだったかも。
本当に、今年はそこかしこで神さまの「とびっきり」を見せてくれるので、気が抜けません。

奥出雲の山の景色は、いい目の保養になりました。撮影:Tさん

帰りは、居酒屋の店主が教えてくれた斐乃上温泉へ。
玉造温泉と同じく、美肌の湯として知られている温泉は、温度感がほどよくて、入った瞬間に肌がスベスベに!

…とは言うものの、私はTさんに指摘されるまで気づきませんでした(滝汗)
姫神さまの呆れ顔が目に見えるようです。


この日、Tさんともお別れ。
寒暖差の激しかった出雲旅、最後まで着いてきてくださいました。
とくに今年はTさんがいなかったら、成り立たなかった旅でしたし、これもまたかけがえのない「ご縁」だったと、振り返ってつくづく思います。
毎度、私がやらかすのを見守ってくださってありがたい限りです。改めて、この場を借りて、御礼申し上げます。


翌日は一人で、八重垣神社から奥出雲へ。


「一度行ったからいいんでは?」と思うのですが、来年は私の「年神」さんだから張り切っておられるようで、もう一度お呼ばれしました。

この日は前日と打って変わって晴れて、雪化粧は幻のように消えていました。
これもまた風情があるけれど、傷んだ屋根がちょっと痛々しいと感じます。



水占くじは

感謝の心をもて 運開く

これまでもそうですし、旅を振り返ると確かにその通りで、ちょっぴり反省しきり。
今からでも、官舎の心を育てないと…。

来年をお見守りいただくのに、お守りも頂きました。
いかにも!…な物はニガテなので、心願成就として「成す」とかけた「ナス守り」をゲット。


木次のコーヒー牛乳。優しくて素朴な味わい。

奥出雲に行く道すがら、海潮温泉へ。
わずかに花のような甘い香りのする温泉です。
疲労回復の効果を感じます。
わりと湯冷めしにくいのも、ありがたかったです。


再び、奥出雲の稲田神社へと赴きます。

「もっとワガママになっていいんですよ」と、どうにも変なところでガマンしがちで、溜まってドカンとしてしまうのを指摘されました。

うう、面目ない…。
八重垣神社の水占くじで言われたことも合わせると、どう出すかより前に、自由な感情表現をまず自分に許すことで、素直な感謝にもつながる…と、伝えていただいたように思います。


さて、次はいよいよ最終日のお話です。



ただいまお申し込み受付中です。

12月お届け分をただいま受付中です。





国譲り神話にまつわる出雲のご神事は、神在祭だけではありません。
美保神社の諸手船神事も、その一つ。

毎年12月3日まで、数日かけて執り行われます。


この日、美保関は雨。
風も強くて、注意しないとラッパ傘になりそう。
そのうち雹(ひょう)まで降ってきて、ダウンをパラパラ打ち始めます。
帽子を持ってきておいてよかった…!

逝ったりと微笑むミホツヒメとコトシロヌシから、おめでたいご神事を迎える日、ということで、こちらでも御祝儀を頂きます。

これは、離れたところで祀られている客人(まろうど)社にお届けする分です。


それにしても、今回は自分の内面の課題が残ったまま旅が始まったので、神様を通すにも一苦労でした。

いつものように手を合わせても、自分の願いが先に出てきてしまいます。
裏の糺の社でもそんな風に四苦八苦していると「我が出てくるのはいいことだ」…だ、そうです。

自己犠牲にして空虚になるよりはいい、らしい。
そっか、そういう捉え方もあるんだなあ。

それでも、私はうまく使い分けができるようになれるといいのですが。


美保神社で待っていたつもりが、いつの間にか始まっていた客人社の御神事、なんとか間に合いました。

こちらに祀られているのは、オオクニヌシ。
コトシロヌシの親神にあたります。


来る神事に向けて、ご報告なのでしょうか。
それにしても、めちゃくちゃ寒い!
お社を取り囲むようにして生えている木々があっても、なお風が吹き抜けます。
ご神職の方たちの衣服が薄手なのも、とても寒そうです。

ただ、巫女舞のときは晴れて、風が止みました。
終わったら、また雹が降ってきます。
さすがオオクニヌシ、女性にはとても優しいのがわかりやすい(笑)


再び美保神社に戻り、くじ引きを経て氏子さんたちが二艘に分かれて舟に乗り込みます。
これが、このご神事のハイライト。

このときは、装束の着替え待ち。
湾内とはいえ、この極寒の中で漕ぎ出すのはなかなかのものです。

撮影:Tさん

…が、我々はもう寒さが限界。
くじ引きまでは真剣に見ていたものの、舟の神事は車からの拝観となりました。


8年ぶりに見たご神事でしたが、寒さで感慨にふける暇もありませんでした。
あのときは晴れていたんだけどなあ…。


でも、忘れ去られたものが多くある中で、こうしてご神事が長きに渡って続くことそのものが、何よりおめでたいことなのだと思います。

お届け物をするのはもちろんのこと、今まで大切に守られ続けてこられたという証である、ご神事そのものを神さまは見てほしかったのかもしれません。


旅のレポートは、まだまだ続きます。



ただいまお申込み受付中です。

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