始まると先が長いと思っていたのに、もう帰る日。

空港まで運転していると、雲の合間から光が差して、サヨナラの空だな、と思いました。
言葉にならないな…。



今年は、秋の紅葉と冬の雪景色と季節のコントラストが鮮明に映りました。

出雲、松江、美保関、奥出雲…
ここ数年、どこに行っても穏やかな気候だったので、地域によって天気も温度も全く違うのを改めて認識させられます。



クシナダヒメの故郷である奥出雲では、山里の厳冬に、大切に育まれてきた足跡に想いを馳せました。

身が凍るような寒さだからこそ、人の温もりや優しさがなおのこと降り積もります。
春を迎えるまで耐え忍ぶ、たくましさも養われます。
柔らかくもキッパリとしたところもある姫神さまの性質は、そんなところから来ているように思いました。



心地よさを重視して、朝をゆっくりにしたり、合間に休みを挟んでいましたが、それでも訪れるべきところは押さえられるという旅でした。


課題も改めて見えてきました。
見切り発車で動くときもあってもいいけれど、計画とのバランスも大切です。
限られた時間の中、どうしても欲が出てしまうので、押さえるべきポイントも考えておきたいところ。


帰る間際、とっておきの空を見せてくれました。
まるで飛行機に光が降り注いでいるかのよう!
ちょっとだけ、泣きそうになりました。

当たり前のようだけれど、よくよく考えたら体調を崩すことなく毎年来られるのは、ありがたいことです。

また、来年も来られますように。




美保神社の諸手船神事、クシナダヒメのふるさとの冬、そしてオオクニヌシの話など、まだまだ旅のレポートは続きます。
引き続き、お楽しみいただければ嬉しいです。


ただいまお申込み中です。

12月お届け分をただいま受付中です。





タイミングを神事に合わせているからといって、全てを合わせる必要なんてないよなあ、と思いながら迎えた最終日。


全てが神さまの、いやオオクニヌシの見せたかったものなんだな。
沈みゆく日も、波に反射する光も。

目に映る景色、その全てが神さまの愛するもの。


人が自分のために集まってくる、そんな営みも、彼は見てほしかったみたい。

神さまの愛する景色を見ている。
愛する「私」に目を向けている。
どこに目を向けたって、メッセージになる。


至らないことだらけでも、それすら愛しいって思ってくれるのが神さまなんだよねえ。
細かいことは、気にしない。


神さまが、いろんなものを見せてくれるのは、自分が神さまを好きだから、だった。

好きだからこそ、好かれるんだ。
愛しているからこそ、愛される。

そこには、なんの駆け引きも期待もなく、ただお互いの愛があるだけ。

自分の願いばかりで相手を見ていないんじゃ、人だってモヤッとするでしょう。それと、同じ。
姿かたちが見えなくとも、心を手向けて想いを馳せることはできるよ。


そうだった、そうだった。
私はそんな神さまの、等身大の姿を知ってほしいと、思っていたんだった。

威厳ある、遥か高みから人を見下ろしているだけの姿のだけではなく、となりに座って一緒にお茶を飲む近さもある、懐の深い神さまたちだよ。

どんな人だって、そんな付き合い方もある、それができることを神さまも、私もまた知ってほしいと思っていたんだった。

忘れかけていたのをまた、取り戻せたねえ。
これも、神さまのおかげだねえ。


「見てみて」って、子どもが無邪気にお気に入りを見せてくれるみたいに、神さまも見せてくれる。
「できるよ、任せて!」って、頼られたら嬉しいのは神さまもいっしょ。


「こうじゃなきゃ」って自分で決めるより、スナオに流れに任せるほうがうまくいく。
今日もそうで、お届け物が間に合わないかも…と思いきや、ギリギリで閉じられる前にお届けができた。

私はご神事の時間を気にしていたけれど、よく考えたら神さま、何時何分何秒なんて時計に合わせて動いてないもんね。

気にするのをやめたら、「現実の時間」にも間に合うんだから、よくできてるなあと思う。


「運を開いて縁を結ぶ」って、そんな風に差し出されたチャンスを掴んで、スナオに受け取ることだ。

「損をしたくない」気持ちから諦める理由を探すのはよくないし、せっかく差し伸べられた手を「相手に悪いかも」と自分の罪悪感を相手の気持ちにして拒否するのも、違う。


かといって、ムリに感謝するのも間違い。
「大喜びで受け取ったらいいんだよ」とは、オオクニヌシの弁。
ホントに、そのとおりだと思う。

喜んでくれたら、相手だって嬉しい。
自分だって、嬉しいに違いない。


でも、逃したってまた機会を与えてくれるのが、神さまのいいところ。
ピンと来るタイミングで、自分がスナオに動けるかどうか。
本当に、それだけなんだと思う。



ただいまお申し込み受付中です。

12月お届け分をただいま受付中です。





私の欠点は、優柔不断なところ。
一度決めたところを覆し、結局は元の選択に戻ったり、思いつきで動いて予定変更になったり。

旅の道中も、度々そんなことがありました。
この見通しの甘さは、今後の課題だなあ。


4日目は午後から須我神社へ。
スサノオが「八雲立つ」と詠んだ場所です。
あんまりイメージが浮かばないけど…

そこで何を血迷ったか、「八雲山まで徒歩で行こう」と思い立ちました。
クルマに慣れてしまったので、たまには…というのは、後付けの理由で、ようは思いつきです。



歩くのは何年ぶりだろう?
車と徒歩では勝手が違い、道も思い出せません。

それに、長らく歩いていなかったせいで、Tさんに「ふもとまで徒歩15分から20分くらい」とか言いましたが、真赤なウソです。
普通に歩くと30分くらいかかります。


もともと私の歩くペースは速い上に、「帰りのバスまで一時間」を想定していることを思い出したのは「八雲山まで1,2km」の看板を見たときでした。

書かれているのは頂上までの距離とはいえ、お社から登山口までも、相当あります。
Tさんからしたら、いい迷惑です。
文句も言わずについてきてくれたことに、感謝しかありません。


ゼコゼコ言いながら、頂上に着いたのは40分後。
もう二度と、バス時間は想定しないと決めました。
参拝のゆとりが欲しいからクルマ移動にしたのに、これでは台無しです。

あとから「まあ二人とも頑張ったな」と笑いながらスサからコメントをいただきましたが…ちっとも嬉しくなーい!

雨が一瞬パラリとしつつも、それだけで済んだのは、もしかすると保たせてくれたのかもしれません。


行きとは打って変わって、帰りはのんびり景色を楽しみます。

行く先々で、神さまは里の景色の美しさを見せてくれましたが、ここも同じく。
というか、ここでは「思い出させてくれた」というのが、正しいのかもしれません。


今回の旅は、過去と現在が交錯している気がします。
変わらない里の景色に自分の成長を実感したり、かといえば変化から変わらないものを見つけたり、ときには自分の課題が浮かび上がったり。


そのたびに安堵しながら、あるいは頭を抱えながら、これからも進んでいくのでしょう。

大切にしているからこそ、変わらなくてはいけないことがあり、守るべきものもある。

どっちがいいなんて、正解はないのです。

何を選択したかより、どう選択したか。

最近は、そればかり問いかけられている気がしています。


現存する最古の大社造りな木調な社殿。 撮影:Tさん

日没間近に神魂神社。
スマホを車内に忘れるも、Tさんに撮影をお願いして事なきを得ました。


ここはご挨拶のみとはいえ、ギリギリで駆け込んだ形なので、ちょっと申し訳ない。

もとは出雲国造家(宮司)の私的な祭場だったと言われる神魂神社は、いかめしい雰囲気が漂っています。

が、意外と気さくな一面もあるようで、急いで訪ねて恐縮するこちらに「いいんやで(´ω`)」という気配で応答してくれました。
(顔文字はイメージ)

鷹揚な神さまにお目溢しをいただくも、やっぱり参拝は駆け足でするもんじゃないな…と、少し反省。

本当は今日、八重垣神社にも行く予定でしたが時間切れ。
こういうところに、私の予定の詰めの甘さが見て取れます。

…が、後日「かえって、それでよかったのかな」という結果に繋がります。



さて、旅のレポートもやっと折り返し地点。
(長かったー!)

次は御神事を迎えた美保神社のお話です。



ただいまお申込み受付中です。

12月お届け分をただいま受付中です。





松江から、再び出雲へと帰ってきました。
今年は、クシナダヒメの主張が強い!
うーん、私の来年の「年神さま」にあたるからかな…
(運気リーディングがクシナダヒメだったのです)

でも、今回は他の神さまも、どのポイントを押さえるか、あるいは「何を見てほしいか」が明確だったように思います。


4日目は出雲大社からスタート!


昨日の上の宮からのお届け物を三歳社にお渡しして、上の宮と下の宮にくだって稲佐の浜へ。

立ち寄るたびに、こちらも見えない「御祝儀で」を受け取ります。
「おめでたい」というだけで、理由は十分なのです。

坂根屋の善哉。サトウキビを使った、やさしいお味です。

大社は、ちょうど神在祭・縁結び大祭の催行中です。
境内を回りながら、オオクニヌシとお話。


どうも私は、普段からスサノオのお世話になっているためか、オオクニヌシの気配を薄く感じがち。
でも、あくまでも大社はオオクニヌシの管轄だということをいい加減わかってもらいたいそうな。

「霊威出そうか?」と聞かれて「いい」とお断り。
出されても困りますし。

お手洗いに行ったタイミングで雨が振り、雷も鳴り響きます。
屋根があったので、濡れずに済んだのが幸い。

大祭の祝詞奏上が終わったとおぼしきタイミングで雨が止み、晴れ間が見えてきました。
数分のことでしたが、これもまた「ご霊威」なのかな、と思いました。
私個人に対して、じゃなくてもどうしても見せたかったらしい。

北島国造館から命主社へ向かう道の途中に鎮座されています。

境内を横切り、北島国造館方面へ行くと山神さんがキレイになっていました!
お社もサイズが大きくなっています。
よかったねー!

心なしか、山神さんも嬉しそうです。
やっぱりお家はキレイが一番!


命主社では、来て早々に「水を持ってきてほしい」と言われて、さらに道の先にある真名井から水のエネルギーをお届け。

ご依頼されることが初めてだったのですが、どうも夏の酷暑で疲弊していたムクノキを元気にしたかったそうです。

リアルな暑さに「エネルギー」って効果あるのかな…と、ちょっと不思議でしたが、病は気からと申しますので、水のエネルギーで回復する部分はあるのでしょうね。


大社に戻って、瑞垣をぐるりと廻りながら、改めてオオクニヌシのご霊威を思い出します。

難を逃れたり、ちょっとした采配があったり。
さりげないけれど、ちゃんと見守られているし、知らずに受け取っているものはあります。
感謝を忘れてはいけないなあ。

ご霊威は大きくても強く主張はなさらないがゆえに、気づきにくいのかな、と思います。
もっとも、周りの主張(主にスサ)が強いというのも、ありそうですが。



午後からは日御碕へ。

スサノオが鎮まっているという隠れヶ丘は、鳥居をくぐった途端にスイッチオン!
…じゃないけど、霊気がジワリ。なんでや。


オオクニヌシの次は…と思ったかは知りませんが、そこは張り合わないでほしい。寒いから。

こちらも古くなった鳥居が撤去されており、少しずつ刷新している気配を感じます。


隠れヶ丘はともかく、日御碕神社はもともと行き先としては候補に上がっていませんでした。

でも、来たら来たで、行くで行くべきところはあります。
来たら、そうなる。結局は、私次第のようです。


さすがに2日連続で、朝から晩までフル稼働するのは少し疲れました。
でも、以前よりは動いているような。


5日目からは松江方面のお話。
旅のレポートは、まだまだ続きます。



お申込み受付開始しました!

12月お届け分をただいま受付中です。





ほぼ朝から晩まで動いているので、時系列で書くのは無理がありすぎましたね…。

あっと合う間に今日が松江滞在の最終日。
明日から出雲に戻ります。


旅のレポートは、夜神楽祈祷を待つ間の、出雲大社でのお話。


三歳社はえべっさんことコトシロヌシが祀られている神社。
オオクニヌシの御子神さまにあたるためか、両参りするといいという説もあります。


ご挨拶して「夜神楽祈祷に行きます」と報告したり、感謝などを述べていると「商売繁盛はいいの?」と聞かれて、それは願っておきます。

お社に行くと大体お届け物が発生するのですが、こちらでも例に漏れず。

この日は人が多くて、オオクニヌシのいる社殿周りは行かないと決めていたので、メモをしました。

スサの社に御祝儀お届けする。後日可。

スサの社=素鵞社(そがのやしろ)のこと。
とにかく行くところが多いので、書かないと忘れる!


お社からは川の流れる音が絶え間なく聞こえます。
歩くだけで、癒しになりそうです。



神議りの会議場である上の宮は、御神事の準備中でした。
以下、メモより。

三歳社に祝儀言われたけどさ、これも後日でいいよな…ってかまた、行くんかい。

さっき行ったばかりなのに、また行くの?…という不満がダダ漏れ(笑)
ちょっと疲れていたせいもあります。


このあとは、大社を離れて湯の川温泉へ。
(写真を撮り忘れました)

出雲市内から空港方面にある温泉は、ヤカミヒメがオオクニヌシを訪ねる途中で立ち寄ったと言われる美肌の湯。

観光客があまりいないので、ゆっくりできます。
早朝から動き回って神経が尖っていたので、なおのこと静けさが身に沁みました。


旅のレポートはまだまだ続きます。


お申込み受付開始しました!

12月お届け分をただいま受付中です。