お試し行動の次は赤ちゃんがえり。
嫌がらせばかりしていたハジメ(横山歩)が、今度は美奈(尾野真千子)から離れない。
相変わらず信次(江口洋介)がウザい(;・∀・)
着替えるのも歯を磨くのも、トレイに行くのも一苦労。
信次の妹・春代(坂井真紀)からもらったお下がりのおんぶ紐で背負って買い物。
荷物があるからと歩くことをお願いしてもダメ。おまけに赤ちゃんと同じオムツがしたいと言い出したようで・・・。
特別養子縁組でもらわれる子が、みんなこうなのかな・・・。
※ドラマとは全く無関係情報ですが信次の母が入居している老人ホーム、「いつ恋」で音(有村架純)が働いていたロケ地ですよね?気づいた時嬉しかったー!
今夜観ていて改めて感じたのは、また遊川和彦さん、何が言いたいか分からない脚本になっているような。
「養子縁組の苦労」
を、描きたいのだとドラマが始まる前に新聞で確か読んだと思います。
でもどうしてこんなに余計な信次の家族トラブルを絡めてくるんだろう?
謎・・・(ミステリではないのに私から謎・・・が出たらそれは理解不能という意味です。)
便器に向かって叫ぶシーンがあったり、一人トイレが落ち着くとか、やたらトイレに拘る描写も意味が分かりません。
今回もまた大勢の主婦が信次にイラついたことでしょうし。
(どうしてここまで夫をイラつくキャラに仕上げる必要があるんだろう?)
で、なんとハジメ、初めて弾いたピアノで「ドレミの歌」を弾いちゃいました。
で、指揮者である美奈の父親(藤竜也)はハジメにはピアノの才能があると見抜いていて、高価なスピーカーを送ってきて。
独身女の感想としては、子供の前で夫婦喧嘩はいかがなものかと・・・途中でそれに気づいて慌ててやめたけど、気づくのが遅すぎるわ!
(我が家がそういう方針だったから。両親がそういう考えだったから。)
夫婦を喧嘩させたくて信次をこういうキャラに描いているのかなぁ。
児童福祉士の堂本(余貴美子)が
「あなたは今、この子の人生を背負っている」
と言ったのは、まぁ、まんま、今回の美奈が実際ににしてきたことをうまいこと表現したなと視聴者に思わせたいのが見え見えで、逆に何にも感じなった私は鬼ですか?
「本当は黙っていて欲しいと言われたのですが」、
信次に相談にのってあげて欲しいと頼まれたから来たと内緒話を告げてしまう堂本さん・・・。
これは・・・二人が仲直り?するきっかけを作りたかったんだろうけど、内緒話を内緒にしておけないの人は信用できないですぅ。
必要なエピソードだったのは分からないでもないけど・・・。
出産の真似は、事実を取材した上だと分かってはいても共感しづらく・・・。
養子縁組した人の中には実際にあれをする方々がいるから入れたのかもしれませんし、タイトルの「はじめまして、愛しています」を美奈がハジメに言う大事なシーンなのに、感動すべきエピソードのはずなのに、どうしたものか全く涙腺が崩壊しているこの私が泣けませんでした。
今回はとても大切な回のはずで、遂にハジメが二人を
「お母さん、お父さん」と口にしました。
うん・・・
微妙な回でした。
ここまでにどれほどの日数を経たのかこの回だけでは分からないので(少なくとも季節は変わっていなかったから長くても2か月以下でしょう?)、二人の達成感が全く伝わってこなかったんです。
長く耐え忍んだから感動するってわけでもないけれど納得のいかない回でした。