幻想奇行 -64ページ目

幻想奇行

時計*蛇*守宮*Belgian Beer etc... 

いやー今日は久しぶりに仕事した!って感じ。
いや、毎日頑張ってはいるんだけど、古い時計や精度の出にくいモデルを毎日修理してるとこっちが手をかけても裏切られるってことが多くて。
けど今日はロレ2本フルでオーバーホールできて精度もばっちり。
いやー仕事がうまくいくと気持ちいい。

しかし、趣味と実益を兼ねた職ってのはつくづくいいと思う。私物の時計オーバーホールしてるときなんか、一瞬働いてること忘れるもんね。

今日工房にきた修理品。久々にいい時計が何本かあった♪



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まずはオーデマピゲ ロイヤルオークオフショアクロノ!

いやーごついね。44ミリケースは俺の腕では完全にはみ出してしまいます。
まあ正直いうとそんなかっこいいモデルでもないよね。ただ迫力があるだけでそんなに質感もよくない。いかにも体格のよい欧米人が休日の海辺でつけるための時計というかんじ。
けど、やはりオーデマピゲっていうブランド力は捨てがたいですよねー。
1本は欲しいなあ。けどオフショアじゃなくていいな。
定価200万円ちょい。この質感でこの値段はちょっとね・・・・・



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2本めはブレゲ アエロナバル
泣く子もだまるブレゲ。まあこれは超有名な時計だね。会社でも比較的よく見る。けど最近はあまりこなかったので少し新鮮だった。
なにはともあれ、ここまでケースもベゼルもブレスもびかびかに磨いてある時計というのは存在感も抜群なんだけど、やらしすぎてつけづらいな。そしてこれはブレゲの時計だ!っていう威厳は微塵もないね。
ベゼルの印字もけっこう雑にインクがのせてあるだけだし、文字盤の装飾やインデックスもけっこう作りが荒い・・。
知らない人が見たら100万もする時計だとは夢にも思わないだろうな↓
それでもなぜ人はこの時計に惹かれるのか。それは歴史あるモデルということとブレゲ製だからということです。
ああ、オレって時計に関していえば完全にブランド至上主義だな。いや時計好きはみんなそうだろう。
30万くらいで手に入れば欲しいかな。



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最後はロレックス ミルガウス
これは意外に目にすることのない時計です。
いや店頭ではよく見るんだけど、電車等で人がはめてるのを見たことない!あまり人気がないのか、ロレの花形スポーツモデルのなかで唯一伸び悩んでいるモデルです。
けっこうオレは好きなんだよね。イナヅマ型の秒針も遊び心があっていいし、なによりはめてる人が少ない、かぶらないって点がよい。
けどデイトくらいは欲しいかな。
あとちょっとでかすぎる。
最近のロレにいえるんだけど、ケースがでかくなりすぎてブレスとの調和がとれてないんだよね。時計は総合的な美しさが大事です。

ああ、毎日時計に囲まれて仕事してると時計欲しい病が慢性化するな。

春雨降りそうな日の夜はふと絶望的な空気が部屋を支配しているのに気付く。


このまま僕が消えてしまったらはたしてだれがそのことに気付くだろう?


捻じ曲げられた感情が体の穴という穴から滲みだし、それを助長するようにやがて訪れるだろう世界の終末を待ちわび阿鼻叫喚の状況に歓喜する背徳的な思いがむくむくと頭をもたげてくる。


明日も気丈にふるまえるだろうか?


自分のことが自分でも分からない。


いつまでこうして秩序あるととのった文章が書けるだろう。


いつしか消えてゆく正常な思考のなかで、悪鬼へと変わりゆく自分の狂気がさえわたっていくのが分かる。


せめてこの子たちだけでも育てあげよう。


悪魔の正統的な後継者とするために



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今のもっぱらの悩みはGWにいかほどの休みがもらえるかということであります。


工房の雰囲気からいって4連休とると村八分にされる危険があり、いくら単独で仕事するスタンスを貫いているといえども、今後もある程度はつきあっていくこの工房との関係を悪化させるのも考え物です。


カレンダー通り休める会社がうらやましい・・・・・・・・


そんな由無し事を考えれば考えるほど、頭の中はどす黒い狂気に支配され、道徳秩序はなくなり、臓腑すべてを口から逆流させて粉みじんに吹き飛んでしまいたい衝動にかられるのです。


そして今日もその病的な狂気のなかで、どんよりと陰気な空気に支配されたこの殺風景な部屋の中で一人、いつか解放されるであろう我が歪曲された誇大妄想に身をまかせて消えてゆきたいと切に願うのです。



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日曜日は花見をしてきましたよ。


花見と花火はしておかないと僕は駄目になりますよ。


上野と目黒川に行ったんですが、両者の違いに笑みが絶えませんでした。



上野ではワンカップ片手にスルメをかじる翁達、目黒川ではシャンパン片手にグリルチキンなどかじる洒落た若

者や淑女達と、土地が違うと人の層、場の雰囲気がこうも違うのだと改めて実感しました。まったくもって東京と

いう都市はおもしろいところです。この都市は飽きません。



目黒川の夜桜はそれは幻想的で、永遠に連なる淡い橙色のぼんぼりにあぶられるように浮かび上がる乙女の

白肌のような桜を眺めながらそぞろ歩いていると、その非現実的な光景とあいまって異世界に迷い込んでしまっ

たかのような不思議な高揚感を味わえます。



来年もまたここを同じ気持ちで歩けるといいですけどね。