今年、私のなかで最もヒットしたのは「あいみょん」でした。
「マリゴールド」
♪むぎわらの ♪帽子のき みが揺れたマリ ゴールドに似 てる
♪あれは空がまだ青い夏のこと 懐かしいと・・・・・・・
あいみょんの楽曲に「空の青さを知る人よ」というものあります。
中国の故事成語として、
「井の中の蛙大海を知らず」というものがあります。
三省堂スーパー大辞林による意味は、
「せまいせかいにとじこもって、広い世界のあることを知らない。狭い知識にとらわれて大局的な判断のできないたとえ」と書いてあります。
中学受験生に限らず、ほとんどの学生が、「井の中の蛙大海を知らず」だと思います。
大丈夫だと思います。
井の中の蛙は、自分が井の中の蛙とそのうち気づきます。
必ず世の中には理不尽な人間がいます。論理ではどうにもならないんです。
そんなのはどうでもいいです。
挫折してナンボの人生です。
ですが、日本人はえらい。
(私は右寄りですが、右翼ではありません)
中国から伝来したこの諺にプラスの意味を加えます。
もちろん辞書にはありません。勝手な造語ですから。
「井の中の蛙大海を知らず、されど、空の青さをしる」
日本文化の優しさの現れだと私は勝手に思いました。
自己を卑下するのではなく、そこからポジティブを考える。
「されど」は逆説です。
逆説の後は、前に書いてあることより重要なことが書いてあることがほとんどです。
「されど」=「しかし」です。逆説です。
そういう観点にたてば、これは、「空の青さを知る」ということが大切なセンテンスとなります。
狭い世界でも、大切なことが学べる。
こういうことが考えられる日本人を私は誇りに思います。
タマは我が家が全て
大海なんて知らなくていいよ
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