主夫ライター 突破口の生活 -850ページ目
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目を開けて、耳をすましていれば、学びは飛び込んでくる

平日日刊のメルマガを始めました。
→ お金をドブに捨てないIT経営

その分、ブログはダラァーッと、しかも短くしようと思いました。
雰囲気がまるで変わるので、アメブロに引っ越してきました。

ああ。でも・・・

ぜんぜん短くなってない・・・

ダラダラはしてますが・・・

しかも今日は祝日。メルマガ出しません。

なんで、長くなることでしょう・・・


昨日、調布の税理士さんのところでいろいろ気づきがあったようなことを書きました。どんな気づきかは書きませんでした。

長くなるから・・・

でも、書きたいので、今日書いちゃいます。

ぼくはITコンサルタントなんですが、顧客ターゲットは、10億円ぐらいのIT投資をする会社です。

この10億円というのは、年間でもいいですし、数年にわたる1プロジェクトでもいいです。コンサルする内容は、ぼくの場合は大差ありません。

上場企業の規模ですから、税理士さんのクライアント層とは違います。

では、なぜ税理士さんとコラボしたいのか?

二つ理由があります。

一つ目は、先物買いです。将来性のある企業さんと今からお付き合いしたいということです。見込み客の開拓ですね。これは、ロングスパンの戦略です。

もう一つは、お客様の声が欲しいということ。これは無償でもかまわないんです。その代りに、一緒に写真を撮ってもらって、一言でいいから感謝の声をいただく。これは広告として説得力があります。

こちらは、1年ぐらいでお客さまを増やしたいという短期的な戦略です。


二つとも戦略としては間違っていないと思います。

ただ、じゃあどういう事例が効果的なの?と聞かれて、一瞬ですが、うーんと唸ってしまいました。

失敗体験のある会社さんに、ぼくが行ったら次は成功したという事例が一番いいのだと、5秒後に回答しました。でも、そういう会社って、そうそうあるんだろうか?

IT導入で失敗している会社は、枚挙にいとまがありません。

ただ、完全にお金をドブに捨てたと企業が自覚するほどのケースは少ないのです。仮にあったとしても担当者は経営者に見えないようにします。

経営者が、うちのITは失敗していると気づかないような企業だから、失敗するんですね。だから、それを経営者に訴えていくのは、なかなか難しいわけです。怒ったりする人もいるし・・・

だけど、そんな会社がほとんどなんですけど・・・


というわけで、経営者に分かるほどの失敗をすることはあまりない。

むちゃくちゃ営業しづらい業態を選んでしまった・・・

でも、これに気づいたのは大きかったです。わざわざ調布まで出かけて行った甲斐がありました。1万円のセミナーをタダにしてもらったぐらいのお値打ち感がありました。

ちなみに、このような金銭感覚はサラリーマン時代にはなかったものです。会社というところは黙っていても情報が入ってきますし、研修費も会社が持ってくれたり(自分が行きたいというのには、あまり出してくれませんが・・・)しますから。

※こういう独立してる人間の変なマインドをお伝えするセミナーを4/4にやります。お越しくださいませ。
→ http://itbt.biz/event/20080404_publication_semi.html

振り返って考えると、ぼくの友人・知人で中小企業向けで十分儲かっているITコンサル会社がいくつかあります。

こういうところは例外なく、SEO対策のような「儲けに直結するコンサル」をやっています。SEO対策と聞くと、インチキじゃないのという印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、ぼくの友人・知人はかなり本質的なことをやり、効果も出しています。

ぼくは、「IT導入に失敗しないために・・・」というキャッチコピーで出していますが、これはやっぱりダメなんですね。

肯定的なメッセージを打ち出す必要がある。

当たり前なんだけど、消極的なメッセージを出しているのには理由があるんです。

ある人から、絶対に効果がでるの?と聞かれて、ちょっと腰が引けちゃったんですね(苦笑)

でも・・・


よくよく考えたら、失敗しないなら、成功するしかないじゃないの?

成功でも失敗でもないプラスマイナスゼロのIT導入なんて、イメージ湧かない(笑)

なので、強い肯定的メッセージを打ち出すことに方針変更しました。現在コピー検討中。

とはいえ、ここまで言い切れるようになったのは、もう一つ理由があったりするのです。

先日、訪問した代々木の社長さんが、1冊の本を薦めてくれました。

昨日の昼間は時間があり、乗り換え駅が新宿でした。で、紀伊国屋に行ったんです。ぼくの本があるかどうかも確認したかったし(昨日お知らせしたとおり、ありました)。

薦めてくださった本は、ある程度大きな書店でないとおいてない、日経ビジネス人文庫の一冊です。実にすばらしいタイミングだ。買えと言われていると、ぼくは思ったのです。

その本のタイトルは、『なぜハーレーだけが売れるのか』 (水口健次著)。

マーケティングの本です。

ハーレーダビットソンジャパン(HDJ)が、急速に縮小する日本のバイク市場の中で、なぜ1社だけ売上を伸ばしているのかについて、独自のマーケット論を展開する水口さんが解説している本です。

HDJの奥井社長という人が、本当にすごい。考えられないぐらい、すごい。こんな経営者がいたんだということに感動するぐらい、すごい。

すごい、すごい、ばかりで何がすごいか分からないでしょうけど(笑)、それこそ長くなりますので、できたら前掲書を読んでください。

そのHDJのシステムが、またすごいんです。理想です。ぼくが言いたいことです。こうでないと。

こちらITのことだから、すごさを一言でまとめられます。

経営者が何をしたいかを明確に伝えれば、考えられないほど画期的なシステムが、中堅のソフトハウスでも作れる

開発しているのは、タクト情報システム という会社です。

資本金6,000万円だから、中堅の小さい方と言えます。技術力がすごいという印象は、前掲書からもHPからもうかがえませんでしたが、丁寧に一生懸命仕事をするという印象はうけました。

HDJのCRMシステムは、本当にすごいんです。聞いたことがありません。顧客満足度を最大限に高めるために、あらゆるステータスが検索できます。

HDJは顧客満足度を高めるために、年間100個以上のイベントをやっている会社です。そのイベントに対して、すべての顧客が今どういうステータス(DM送付後、申し込み済みなどのステータス)にあるかが分かります。ちょっとフォローしようかなというときに、あらゆる検索ができます。もちろんイベントだけではありません。あらゆるステータスが分かります。

これが、既存客だけなら、そういうシステムを持っている会社もあるでしょう。

HDJがすごいのは、その100倍ぐらいの新規見込み客の情報もすべて同様に扱えるということです。

このシステムを作るのは、たいへん。ぼくもIT屋のはしくれだから、良く分かります。

では、タクト情報システムだからできたのでしょうか?

違うと思います。奥井社長の期待に応えるだけのマインドの高い会社だということは言えます。しかし、そういう会社は、それこそ山のようにあります。

マインドの高さは必要でしょうが、技術的にはもっとすぐれた会社もあったでしょう。

タクトの田邉社長も、謙遜もあるでしょうが、奥井社長についていったら、気がついたら考えられないようなシステムになっていたと述懐しています。

この関係性なんです。「ダメ」な会社ほど、「提案がない」っていうんです。

そうじゃないんです。

もちろん、ITの構築のしかたとして、どういうやり方がいいかという提案を求めるのは当然ですが、「何をしたいのか」に提案を求める会社が多すぎるんです。

翻訳するとこういうことを言う会社が多いんです。

「××をやりたいんだけど、他の会社での経験もあるんでしょ?他の会社でやってて良かったことを提案してよ」

あのねえ。守秘義務ってものもあるんだから、そんな画期的なことを教えられるわけないじゃないの・・・

奥井社長は、システムに関するあらゆる指示を自分で出します。
これをやりたいから作ってくれとはっきり言います。そもそもよその会社の真似をしようなんて発想がありません。

奥井社長自身がこう述べています。

「コンピューターに詳しい部門の人間にまかせっぱなしにして、経営者がリードしない会社があります。これはこれで、もう、はじめから、不成功を保証してるようなものです。」

拍手喝采です。

HDJは小さな会社ですから、経営者がここまでやれるとも言えます。

しかし、もっと小さな会社でも、やっていない人は多い。

大企業では、ここまでは社長がやるのは無理かもしれない。そのためにCIOという役職の人がいます。でも、こちらもシステム部長任せの人が多いんじゃないでしょうか。

とにかく経営者が関わらない時点で不成功だと、日本一のCRMを作っている会社の経営者が力強く言っているのです。

ぼくが、絶対に効果があるIT構築のやり方を支援しますと言いきっても全く問題がないという気になってもいいじゃないですか。


人の話を素直に聞き、薦められた本を読むだけで、これだけのことが分かる。

目と耳が開いていれば、学びはいくらでもあるということです。

自分の狭い経験だけで、世の中はこういうもんだと決めつける生き方は、本当にもったいないと思いませんか?





3月25日に、技術評論社から本が出ます。

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SEのための 価値ある「仕事の設計」学
―― 決定版!! 顧客満足度No.1となって開ける
突破口から窺われた「人生設計」の肯綮(ポイント )



よろしくお願いいたします。

ついては、出版記念セミナーを、4月4日、浜松町でやります。

セミナーのタイトルは、「SEが独立する前に」 
「独立」の実態が知りたいというSEの方に洗いざらしお話します。是非こちら をお読みください。





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税理士さんと会ってきました

ありました!ぼくの本。新宿の紀伊国屋に。

3月25日が発売日なんですが、その前に一部の大きな書店を選んで、テスト販売というのをするんだそうです。100部ぐらい刷って、反応を見るとのこと。



感無量ではありますが、どうもあまり売れてないみたい・・・

まあ、これからでしょう^^;

☆☆☆

今日は、午前と午後と、二人の税理士さんに会ってきました。

税務相談ではありません。

最近真面目に集客と営業を考えていて、いろんなチャネルを模索しているのです。その一環として税理士さんとコラボできないか、率直な意見を伺いに行ったのです。

一軒目は、調布の税理士さんで、2年ぐらい前に知り合った方です。

独立したときに最初に税務相談をしてもらった方です。当時は、一人で事務所を構えていましたが、今では3人ぐらいのスタッフを使っています。

いろいろと率直なご意見を伺いました。

士業の方々は、クライアントの信用をものすごく大事にします。

別の社労士さんにも言われましたが、自分の要件で突破口に相談することはあっても、紹介はやはりハードルがあるとのこと。

そうだと思います。信用商売ですから。なので、いきなり紹介ということはお願いせず、間接的にお役に立つところから始めさせてくださいとお願いしてきました。

せっかく来てくれたんだから、何とか役に立ちたいと温かい言葉をかけていただきました。こちらはこちらで貴重な時間をいただいて、何のメリットも提供できなかったうえ、勉強になる話を聞かせてもらったので、恐縮です。

すごく温かい人柄の方で、数年でスタッフを雇うところまで大きくなったのは、その人柄によるものじゃないかと思います。

今まで社労士二人、税理士二人に話を聞きましたが、こちらからすぐにメリットが提供できるような話にはなりませんでした。

でも落胆はしません。まだ四人ぐらいしか聞いていなし、話をしているうちに自分に足りないものが分かって、また新しいアイデアが湧いてきたりします。営業ツールがちょっとずつ進化してきている実感がありますが、こういう人たちが貴重な時間を割いてくれるからだと本当に感謝しています。

午後は、埼玉の税理士さんとお会いしました。こちらはクライアントのほとんどが東京らしく、東京でお会いしました。

この方も税理士としてはなかなかコラボは難しいのだけど、税務アドバイザーのような業態を今後拡大していこうと考えているので、コラボできることがあるかもしれないとのこと!

しかも、今日これから行く会社があるが、突破口さんのビジネスになるかもしれないから、紹介してきますよと。

おお!まだ5人目なのにこんな話が。やはり動くことですね。

もちろん、このぐらいのことですぐにビジネスになると思うほど、ぼくも甘ちゃんではありません。でも、会う機会ができれば、かなり頑張れると思います。

ぼくの周りには、この二人の税理士さんのような親身に相談に乗ってくれる方がたくさんいます。

お金は流動資産ですから、一時的にあったりなかったりしますが、人というのはこちらが裏切らない限りは一生の財産です。今日はそのことを痛感しました。



3月25日に、技術評論社から本が出ます。

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心も体もヘン?

こんにちは、アメブロ!

いままで、ココログで書いてたんですが、心機一転アメブロに引っ越すことにしました。

過去記事はこちら に.。

今までは、いろいろ意見とか評論めいたこととかを中心に書いてたんですが、どうも変な人と思われてるんじゃないかという気がしてきたので、自分の人となりを書くことにしました。

名刺交換したりした人に、自分の人となりを説明するのも面倒だから、こっち読んでくださいって感じですね。<こういうズボラさがいけない?

まあ、ぼちぼち日常生活でも書くことにします。

☆☆☆

昨日友達の社長に会いに、代々木まで行ったんですよ。

うちが行徳なんで、小一時間かかります。

電車の中でぼぉーっと出来ないたちなんで、iPodと文庫本を1冊持っていきました。

iPodがいきなりならない・・・

何回も押したのにすぐ消える。よくよく見たら電池切れでした。

しかたないので、文庫本を読もうと思ったら、ない・・・

入れたつもりになってただけでした。帰ったら机の上にしっかりあった・・・

しかたないんで、ぼぉーっとしてました。帰りはさすがに本屋に寄りましたけどね。

今日は今日で、午前中に釣りに行きました。

この土日に根つめて働いたんで、代休です。半日だけど。

そしたら、いきなり竿が壊れた・・・



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▲コンパクトでしょうと自慢しようと撮影。その直後になぜか先端が折れていた・・・

しかたないので、近所のホームセンターで、480円で竿とリールと仕掛けがセットになったものを買ってきました。

で、全然釣れないの・・・


ぼくは、昔は結構キレやすかったんです。こんなことが起こったら、自分にキレてたと思う。

しかも二日連続での不幸。昔だったらどうなってたか分かりません。

ところが自分でも驚くほど穏やか。

こんないい天気にぼぉーっと釣りができるなんて、なんて幸せなんだろうと、ハッピーをかみしめたりして。



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▲だって幸せなんだもん・・・

頭がおかしくなったとしか、思えません(笑)


体もどうにかなってしまったようです。

メタボ健診など受ける必要もないほど、すでに生活習慣のために体を壊しています。

もう10年間、尿酸値を下げる薬を飲み続けています。その2年後ぐらいから高脂血症の薬も飲んでます。そして、ここ4年ぐらい血糖値が正常値より少し高い。前回は厚労省の糖尿病のガイドラインの1mg手前までいっちゃいました。

薬が切れかけてるので、病院へ行きました。本当は明日行くつもりだったんだけど、よくよく考えたら明日は午前も午後も用事が。

いつもなら1週間ぐらい禁酒してから行くんです。そうでないと院長に怒られるような素敵な数値になっちゃうから。

ところが、今日行こうと思ったのが、昼過ぎ。昨晩は結構飲んじゃったし、昼ご飯も食べちゃいました。

もう院長の雷を覚悟しました。

ところが・・・


ALT(GPT)という肝臓の異常を示す値以外正常値。ALTも2Uだけ高いだけで、これは風邪薬を飲んでもこの程度になることはあります。

血糖値が正常になったのは、4年ぶり。

なんなんだろう。そろそろ糖尿病の検査を受けましょうと言われるのを覚悟してたのに・・・

中性脂肪もコレステロールも、このところ正常範囲なので、高脂血症剤もいったんやめることになりました。

ということで、体も変なようです

大丈夫か?オレ・・・

あまりにめでたいので、今から祝杯をあげてきます。<おいっ



3月25日に、技術評論社から本が出ます。


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