「ベースボールマガジン2月号」1979-1987 江川卓と読売ジャイアンツ
「よく取材してここまでまとめたよな」とは思うが「この特集を今作ってニーズはあるんだろうか」と不思議にも感じる。それがこのベースボールマガジンの江川卓特集。個人的には大好物だけど。昭和40年代以降、そして平成までをジャイアンツファンの視点で考えていくと、ざっくり15何周期ぐらいで①ON(長嶋茂雄・王貞治)とV9(9連覇)時代」、②江川卓・原辰徳時代、③松井秀喜・高橋由伸時代、④坂本勇人・菅野智之時代。今振り返ってみると投手・江川卓が君臨して、原辰徳だの中畑清だの篠塚利夫だの50番トリオ(槙原寛己、吉村禎章、駒田徳広)など、ONと比べると小粒の生え抜き選手ががんばっていたあの頃のジャイアンツが見ていて一番楽しかった気がする。江川自体も空白の一日とそれに伴った当時のエース、小林繁の阪神タイガースへのトレードなど入団時はダークなものだったけれど、やっぱり投手としては超一流だし、なによりチャーミングだった。すごいピッチングしたかと思えばノーマークの外国人選手にポカっとホームラン打たれたりしてね。ポンポン投げるので1時間半ぐらいで試合が終わったりしていたよ。そう、まだ後楽園球場の頃だったよ。読んでいてとてもしんみりした気持ちになった。ベースボールマガジン。1月号は落合博満とロッテオリオンズ、3月号は田淵幸一と阪神タイガースだって。攻めた企画だなあ。ベースボールマガジン 2024年 02 月号 [雑誌]Amazon(アマゾン)ベースボールマガジン 別冊新年号(2024年1月号:落合博満とロッテオリオンズAmazon(アマゾン)