今日は浜松へ出張。

年に2回、この街に通うようになって、もう20年になる。

仕事を終えて、夜の街へ出掛ける。
お酒を飲んで、話して、笑って。
浜松には、そんな思い出がいくつもある。

街に来ると、その頃のことがふと懐かしくなる。

「あの頃、楽しかったな」

そして今日は、こんな気持ちも顔を出した。

「飲んだら、楽しいんだろうな」

今、私は断酒中だ。
アプリを見ると、431日を超えていた。

これだけ続いていても、飲みたいと思うことはある。
昔よく飲んでいた街に来ると、思い出と一緒に、あの頃の気分まで戻ってくるような感じがする。

少し疲れているのかもしれない。

日々、仕事や考え事に追われていると、気持ちを緩めたくなる。今日の「飲みたい」には、そんな気分も混ざっている気がする。

お酒をやめたからといって、昔の楽しかった思い出まで消えるわけではない。

あの時間は、あの時間で大切だった。
一緒に笑ったことも、いろいろな出会いも、懐かしいと思う。

ただ、今の自分には、断酒を続けてきた431日もある。

アプリに表示された節約金額は、215万5,000円。
体重は77.5キロから69キロへ。

数字を見ると、積み重ねてきた時間を実感する。
今日も、その続きを過ごしたい。

さて、今夜はどうしよう。

サウナでも行こうかな。

ゆっくり温まって、ひと息ついて。
おいしいものを食べて、早めに休む。
そんな浜松の夜も、よさそうだ。

20年通った街だけれど、お酒を飲まずに過ごすことで、まだ知らない楽しみ方が見つかるかもしれない。

今日は少し、飲みたくなった。
その気持ちも、正直に書いておこう。

そして今夜は、今の自分が気持ちよく過ごせる時間を選ぼうと思う。


お酒をやめて421日。

正直、最初から
「人生を変えてやろう」
なんて大げさなことを考えていたわけではありません。

でも、1年以上続けてみて、一番変わったと感じるのは体重でも、お金でもありません。

頭の中です。

以前は朝起きても、なんとなく頭が重い。

二日酔いというほどではなくても、エンジンがかかるまでに時間がかかる。

仕事を始めても集中できず、ついスマホを見たり、動画を見たり。

「今日はなんか調子が出ないな」

そんな日が結構ありました。

でも当時は、それが普通だと思っていました。

禁酒を続けてしばらくすると、朝の感覚が変わってきました。

目が覚めたときから、頭がスッキリしている。

そして一番大きかったのが、

「考えることが面倒じゃなくなった」

ことです。

仕事をしていると、毎日いろいろな判断があります。

社員のこと。
売上のこと。
新しい店舗のこと。
これから会社をどうしていくのか。

社長の仕事って、結局かなりの部分が「考えること」なんですよね。

以前なら後回しにしていた問題でも、今は

「じゃあ、どうすればいい?」

と自然に考えられる。

本を読む時間も増えました。

運動する時間も増えました。

新しいことを始めることへの抵抗も減りました。

酒を飲んでいた時間がなくなっただけではありません。

翌日のダルさや、頭のモヤモヤまでなくなったことで、

1日の使える時間そのものが増えた感覚があります。

現在、禁酒421日。

体重は77.5kgから69kgへ。

アプリによると、控えた純アルコール量は47,152g。

節約金額は約210万円。

数字だけ見ても結構すごい。

でも僕にとって一番大きな成果は、数字には出ません。

それは、

「自分の頭を自分で使えている感覚」

です。

頭がクリアになると、仕事について考える。

将来について考える。

健康について考える。

家族について考える。

すると少しずつ、行動まで変わっていく。

僕はいま、会社をもっと大きくしたいと思っています。

100億円企業を目指しています。

禁酒したから100億円企業になれる、なんて単純な話ではありません。

でも、

目標に向かうための時間と集中力は、確実に増えました。

以前の僕なら、夜に酒を飲んで、その日は終了。

今はその時間に本を読んだり、考えたり、次の行動を決めたりできる。

421日続けて、ようやく気づきました。

酒をやめて手に入ったものは、

「飲まない生活」ではなく、

自分の時間と、自分の頭だったのかもしれません。

まだ421日。

これから頭と身体がどう変わっていくのか。



経営しているある店舗で、
6人いたスタッフが全員辞めたことがあります。

当時の僕は、

「車が売れて、売上が上がっていれば会社はうまくいっている」

そう思っていました。

社員とは仲が良く、
仕事が終われば飲みに行く。

まるで家族のような会社でした。

でも、社員が増えても、

誰が何を決めるのか。
誰が何に責任を持つのか。
会社として何を守るのか。

そんな基本的なことすら、きちんと決まっていませんでした。

全店舗の社員は30人近くいるのに、経営は一人親方のまま。

僕は当時の会社を、

「一人親方と29人の仲間たち」

と表現しています。

車を売ることはできても、
会社をつくることを知らなかったんです。

そこから組織図をつくり、
役割を決め、
ルールをつくり、
会社を少しずつ変えていきました。

そして気づいたことがあります。

会社を変えたければ、まず社長が変わらなければならない。

社員に求める前に、
自分はできているのか。

経営の問題を突き詰めると、結局は自分に返ってきます。

今、僕は100億円企業を目指しています。

このブログでは、成功談だけではなく、
これまでの失敗や、今まさに挑戦していることを書いていきます。

これは、

100億円企業をつくった社長の成功談ではありません。

100億円企業を目指す社長の、まだ途中の話です。

これから、僕の「しくじり」も少しずつ書いていきます。