ONE SONG,ONE SOUL~
The Room 20th Anniversary party special
DJ100人一曲入魂開催まで、
あと71日！
ですが、
今日は、The Room 20th Anniversary Vol.18について。
DJ100人一曲入魂も
我ながらとんでもないイべントだと思いますが、
The Roomには数々の伝説のイベントが他にも
ありまして、
24時間単独DJプレイ
（過去３回もやってます）。
沖野修也DJ七番勝負
（毎夜都内のTOP DJと激突）
など、
ま、
キワモノが多いんですが、
そんな伝説のイベントの中で
最もクリエイティヴだったのが
フューチャー・ジャズ喫茶、
SOFA！
ダンス・フロアーに
特注のソファーを持ち込み
早い時間には僕の手料理を４種４食づつ出し、
踊れないジャズやリスニング・テクノをプレイ。
更には
海外人脈から入手した未発表音源や
リリース前のデモ音源をメニュー化し
リクエスト可、
ダンス禁止
にした
クレイジー・イベント。
時代を先取りし過ぎましたかねw？
なんと
あの
CASA BRUTUS
に
誌面で取り上げてもらった事も。
それに
このイベント名を冠した
CDまで出したんですよ。
当時
空前のカフェ・ブームで
ある日、
The Roomの常連さんが
目の前を素通りして行くのを目撃！
「どこ行くの？ここでしょ！」
と声をかけると
「済みませんー、ちょっとこの先のカフェへ・・・」
なんて
バツ悪そうに足早に去って行くではないですか？
そこで
僕は
カフェの勃興に対抗する（苦笑）為に
この企画を思いついたんです。
じゃ、
こっちは
今版の
ジャズ喫茶スタイルで
迎撃するかと！
だから
フューチャー・ジャズ喫茶。
今考えると大人げない発想ですが・・・。
ところが
思わぬ角度から僕は
刺し違えられる事になります。
このフューチャー・ジャズ喫茶、
僕の踊れない選曲だけでなく
ミュージシャンのジャム・セッションも
行なうようになったんですよ。
SOFAに座ってる人が
ライブも鑑賞できるって事で。
すると
このセッションが盛り上がり
いつしか
フューチャー・ジャズ喫茶＝SOFAではなく、
SOFA=ジャム・セッションに変化（進化）していったんですよね。
僕は追いやられてしまい
食事の提供はおろか
DJすらできなくなってしまったんです。
それ程
このSOFAジャム・セッションは盛況だったんです。
クラブという空間でミュージシャン達の存在感が重要になって行った事に
SOFAは大きな貢献を果たしたと思います。
クリエイティヴなのはDJだけじゃない。
僕はそう確信しました・・・。
そして、
初期メンバーが皆忙しくなって集まれなくなった事や
あまりにも
ミュージシャンが増え過ぎて
来た人がちっとも
演奏できないという事態になり
ある日突然、
僕はこのイベントに終止符を打つ事にしました。
SOFAの最終回の事をかつてブログに書いています。
http://ameblo.jp/shuya-okino/entry-10029167929.html
その時のブログでは書いていないけれど
考えてみれば
HanaHにもFire Lilyにもさかいゆうにも
SOFAで会ってるんですよね。
Jazz Collectiveなんかは
このセッションでやったフレーズをモチーフにして
曲作ったって言ってたもんなー。
中でも秀逸なエピソードは、
かつて
Kyoto Jazz Massive Live Set
でも叩いてくれて
今はJazztronikへの参加をはじめ
多忙を極める
ドラマーの天倉正則君
がSOFAに来くる事になったきっかけ。
SOFA全盛の頃、
レンタル・ビデオ店で働いていた彼は、
楽器を持ってるお客さんに話しかけ、
「渋谷のThe Roomでセッションやるから行く」
と聞いたので
その人について来たんだとか。
SOFAでのプレイが話題になって
売れっ子になっていった
天倉君ですが、
なんと
その時、
彼は
The Roomの事も
沖野修也の事も
知らなかったんですよねー。
いい話だと思います。
そんな
ある意味
今をときめく
若手ミュージシャンの
タマリバ
だった
SOFA
が
ROOT SOULこと池田憲一の仕切りによって
The Room 20th Anniversary Vol.18として
一夜限りの復活です！
彼も熱い想いを綴ってくれてます。
http://ameblo.jp/theroom/entry-11411629661.html
ミュージシャンの人にも集まって欲しいな。
ある意味、同窓会なのかもしれません。
SOFAを体験した事がある人も
ない人も是非遊びに来て下さい。
きっとその夜も
"即興の作曲"
という
ミラクルが起こるに違いありません。