最近若いDJさんに会うと
お父さんがファンです、
という人が居たりって(笑)。
その若いDJに評価して貰えるように
頑張りたいと思います。
今回のイベントの主催者でもある
Do it JAZZ!の
田村君とも話したんですが、
Donna Leakeの
The Roomでの成功例が示すように、
若者って結構
カッティング・エッジな曲?プレイ?を
求めているのかもしれませんね。
僕が若い頃は、
ジャズで躍らせる事、
テンポがバラバラなのに
ハウスみたいに繋げる事自体が
エッジな行為でした。
今では、
踊れるジャズなんて普通だし
(むしろ踊れないジャズで
DJ的にOKなものが
どんどんリリースされているし)、
ジャジーなハウスは
むしろ
心地良いBGMのように
聴こえているのかもしれません。
フュージョンですら値上がり中、
海外バイヤーもよりオブスキュアー
(レアで不透明でミステリアス?)な
サウンドを掘り始めてまししね。
Brit Funkの再評価なんかも
(もうすっかり定着したけれど)、
王道で定番のDiscoではなく、
New Waveや
ファンカラティーナの流れで作られた
Boogie感覚が
新鮮だったからじゃないでしょうか?
僕が大好きな
Universoundsでは
フリー・ジャズが
普通に売られています。
ネットに情報は溢れていて
既に色んなモノが予めある状態に。
探すのに苦労した経験を持つ者にとっては
羨ましい時代になりました。
Donnaがかける
ビッグバンド・ジャズや
民族音楽に
狂喜乱舞する若いオーディエンスを観て
僕は嬉しくなりましたよ。
こんなので盛り上がるんだねと。
勿論、彼女が有名なのと
海外ゲストとであるいう事は
差し引かないといけませんがね。
この夜は、予定調和にならないように、
30年のキャリアを振り返りつつ、
それはちょっと無茶な・・・
と焦って貰えるような選曲に
トライしたいと思います。
これはフロアーじゃ難しいなぁと
僕の偏見で
自宅に眠らせて来た
''変な盤''は多々あるけれど、
問題はそれらを後1週間で
僕が見つけられるかどうか・・・。
1枚探すのに6時間位かかるので
(途中、これ何だっけ?とか、
あ、これ何か入っているかも!
と色々聴き出すから
探している盤に辿り着かないのです)。
以下、
Do it JAZZ!主催の田村正樹君の紹介文です。
来週の金曜日は
「DoitJAZZ!18th × KYOTO JAZZ MASSIVE 30th Anniversary
at Kyoto Metro」
我々DoitJAZZも18年、
学生時代から始めているので就職などでメンバーも変わっていき、
場所もCOLLAGEからMETROに移り、
JAZZを軸としながら生音メインから
クロスオーバー・ブロークンビーツなどを取り入れていったり、
他業種とコラボレーションしたり海外ゲストを招待したりと
大小変化しつつ続けてきました。
初めて買ったアルバムの時は僕も高校生だったKJMも30年、
2ndアルバム、そして先日発売の「KJM EOANDO」のように
ヨーロッパのバンドEchoes Of A New Dawn Orchestraと
コラボレーションし打ち込みからLIVE形態へシフトし
海外の名高いフェスティバルに出演し成功をおさめ続けてます。
最近若いDJさんに会うとお父さんがファンです、
という人が居たり、
海外のACID JAZZ世代を親に持つ若い世代からすると
レジェンドとなっているそうな。
継続は力なり、
僕の一番好きな言葉ですが続けていくことで
世代を超えて愛されていくんだと身をもって知ることが出来たし、
そして継続するには変化も必要ということで
我々も時代をくみ取った選曲をしていこうと思います。
最近はメインだった70年台ジャズファンクから変化し
UK REGGAE,DUBやガボールザボや東欧系、
80年台以降のジャズ、そしてドンチェリー等の
土着系スピリチュアルジャズ等がフィットしてます。
ジャズという
自由であり新しいという精神性に
感銘を受けて活動してきました。
少しでもそういったものを感じつつ
当日は楽しんで欲しいと思ってます。
是非お越しください!
詳細more info :
http://doitjazz.jp/archives/5054
前売りメール予約:
https://www.metro.ne.jp/schedule/241011/
(DMでも受け付けます)