『それまで点だったものが、その時初めて一つの線となって理解できたんです』
転職相談に来られたある方が、このようにとても素晴らしいことを言われていました。
その方は飲食店舗を展開している会社で店長を、その後、管理本部で経理の仕事に。
決算業務をしていたある時、店長時代に“無駄だな、この仕事…”って思ってた作業の
数々が“あっ!このタメだったんだ!”って一瞬にして一つの線で結ばれたそうです。
『なんでこんなわけわかんねぇ仕事しなきゃいけないんだよ!』
若かりし頃の自分はつまらない仕事に直面してはそう思ってばかりいました。
でも、それが案外いまの自分のベースとなり、役に立っていたりもするんですよね・・・。
すべての仕事が血(知)となり骨となる
長く踏ん張って仕事をし続ければ、いつかそれらが自分を助けてくれるものです。
転職意識調査
でわかる通り、転職未経験者ほど「転職後すぐに得られるメリット」を重視
してイメージ先行で現状の“意味のわからん”と思う仕事から脱却するために転職という
選択肢を選ぶ傾向が強いようですが、グッとひと踏ん張りすることも時には大切です。
仕事を楽しく、そしてお金を稼いでいる人、尊敬できる人ほど『無駄な仕事なんて一つも
ない』なんてことを言ったりもします。
ぶーぶー文句はすぐ言えますが、前向きに考えて与えられている仕事から何かを吸収
しようと努めてみることこそが大切なのかもしれませんね。
さて、僕は明日も志事(しごと)です。
ムダな仕事なんて一つもないんだから。
顔晴るぞ!