内定に向けた方程式は、キャリア×人柄×熱意 の方程式です。
それらをうまく伝えるために、書類の上手な書き方や面接での受答え方というのが大切と
なりますが、とりわけ面接練習でついつい忘れがちなのが自己紹介の練習です。
「面接だ!」と聞いて、大体の人はそりゃ当然予習を始めます。
ただ、その対策の多くは、転職理由や志望動機、今後のビジョンについてを懸命に予習し、
面接当日に挑みます。
ところが、実際の面接となると、『それでは自己紹介からまず簡単にお願いします』と、
自分の紹介から聞いてくることがよくあるんです。
そりゃそうですよね。
営業(商談)へ行くときも、初対面の人と話をするときも、まずは軽く世間話からはじめて
自己(自社)紹介に入り、そしていよいよ核心へ突いていくのと同じように・・・
履歴書やエントリーシート、職務経歴書を通じて面接官は求職者のある程度の人となりを
把握して面接に臨むものの、いきなり「志望動機は?」なんて単刀直入に本題に入るのは
なんだかギコチナイものです。
なので、“まずは手始めに”といった感じで、自己紹介を要求されることがけっこう多い。
にもかかわらず、面接される側は自己紹介なんてよもやされるなんて思ってもみないから
予期せぬ質問に面を突かれた格好となって、終始頭が真っ白のまま面接が修了となって
しまうことも多々あります。
この自己紹介の質問。
別の狙いとしては、プレゼンテーション力や論理展開力、端的に物事を人に伝えられるか
といったことを確認するために聞いていたりもするものです。だって、仕事は報・連・相が命なのに、回りくどく長々と的を射ずに話されたら困ってしま
いますからね。
面接対策は、まずは自己紹介から
仮に面接で自己紹介を求められなかったとしても、端的に言い伝えられる力はつきます。
少し頭の片隅に置いてぜひ面接に臨まれてみて下さい。