米国ファンドKKRに(約320億円と言われるが)買収されたインテリジェンスさん。
学生援護会→MBO→インテリジェンス→そしてファンドと、株主に翻弄されている会社ですが、
まぁそんな話は置いといて・・・。
そのインテリジェンスさんがビジネスパーソン1000人を対象に、「あなたにとっての『いい転職』」
に関するアンケート調査(*)を行ったそうです。
今日はその結果と僕が思うことについて書いてみようと思いました。
(*)調査方法 ・・・ 「あなたにとって『いい転職』とは?」という質問の回答を以下9項目に分類、
それぞれの項目の中で「転職経験者」「転職未経験者」の回答比率をみたようです
① 「良い同僚・上司に出会える」
② 「将来の目標に近づける」
③ 「転職先とWin-Winな関係」
④ 「キャリアアップできる」
⑤ 「希望の仕事に就ける」
⑥ 「給与・待遇がUPする」
⑦ 「職場環境が改善される」
⑧ 「プライベートが充実する」
⑨ 「自身のスキルが活かせる」
そのアンケート結果によると、、、
・転職経験者は「入社後の長期的な活躍」を重視
していることがわかったそうです。
転職経験者が選んだ回答項目は、「良い同僚・上司に出会える(85%)」や、「将来の目標に近づける(72%)」、
「転職先とWin-Winな関係(65%)」といった長期的な視点で自身の活躍や成長をみている傾向にある
ということがアンケート結果からわかります。
一方、
・転職未経験者は「転職後すぐに得られるメリット」を重視
しているとのこと。
「自身のスキルが活かせる(68%)」や、「プライベートが充実する(67%)」、「給与・待遇がUPする」といった
その場(瞬間の)の就業環境の改善といった項目が目立ちます。
これは転職相談をしていても、本当に実感します。
『もっと自分のコミュニケーション力が生かせるような仕事がしたい』
『もっと早く帰れるところが良い』
『もっと給与を上げたい』
若ければ若いほど、イメージ先行の仕事選び、勤務地や待遇といった転職理由が本当に目立つ。
“隣の芝が青く見える”のは当然です。
ただ、辞めてしまって初めて前職の有難さに気付く人も実に多いのも事実。
『辞めなきゃ良かった』って何人の人から聞いてきたことか・・・。
それを身を持って痛感してるからこそ、転職経験者は長期的な視点に立って仕事を考えるんでしょうね。
このニュースの結びでも書いてあった通り、
・転職先が決まることがゴールではなく、転職してからがスタート
ということを忘れてはいけません。
それは、就職活動でも同じです。
就職氷河期なこの世の中、ついつい『内定を獲得すること』がゴールと錯覚してしまう人が多くいますが、
入社して活躍し続けることこそがゴールです。
僕もこのことは何度もブログを通じて言い続けます。
『あなたにとって“良い転職”を』もそうですが、
『あなたにとって“良い選択”を』今後も僕はアドバイスしていけたらなって思っています。
(お気軽に転職相談、就職相談、お待ちしています^^)