『転職に有利な職種って何ですか?』
こんな質問も多く聞いてきました。
何事も“継続は力なり”です。
続かなければ意味が無いので、本当は、
『自分の好きな仕事をする(見つける)のが一番』
なんですが、SE(システムエンジニア)と経理は比較的ポンポンと転職をしていけます。
(比較的ですよ)
なぜなら、企業の構成要素は、ヒト・モノ・カネ・情報です。
この中でも、“カネ”と“情報”に関しては、いつの時代でもどこかの企業で需要があり、
SE、経理の仕事内容は業種が違えど、経験が活かされる(汎用性のある)仕事です。
そして、この2職種ともに“手に職”の側面が強く、認定資格が多く存在するのも特徴です。
ですから、ある程度、保有資格でその人のスキル(ジョブレベル)が解り、その資格が
いわば通行手形となって、転職の手助けとなります。
これからもITがなくなることは有り得ませんし、法人なら決算書を提出する義務があります。
ホームページさえあれば、インターネット通じて世界中どこからのアクセスも可能ですし、
経理の分野はIFRS(イファース:International Financial Reporting Standards)という新しい
国際財務報告基準の流れへと変わりつつあり、更に経理職のニーズは高まっています。
このようなことからも経理とSEのニーズは堅調にあるのは事実です。
ただ。
やっぱりITや経理に興味がなく、イヤイヤやっていては続きません。
キャリアチェンジしたくとも、ITのキャリアならITの道で転職するのが当たり前となります。
転職が一般的となり、雇用の流動化が進んでいるこの時代、エンプロイアビリティ を培う
ためにも、“転職に有利な職種”という軸で仕事を考えることも必要ではありますが、まずは
“何が好きなんだろう”といったことをしっかり考える、とにかく自分を見つめることが大切だと
僕は思います。