昨日、びっくりな事がありました。
近所の推定85歳のおじいちゃん。
会えば挨拶や最近は少し立ち話なんかもする事もありました。
そのおじいちゃんが昨日いきなりうちにピンポンと訪ねてきました。
インターホンで『はい』と出ると『ちょっと外出てきて~』と言うので、外に出たら・・・
『聞いてー。さっきな、銀行のATMで100万下ろしたたんやけど、どっかに100万そのまま落としてきたみたいやわ』
と言うのです。
私は『えっ!?100万!?落としたの?警察言った?探した?』と聞くと
『探したし警察も言ったんやけどな~、お金に名前は書いてないから見つからないわ~って言われた』と。
私は『え~?警察そんな事言ったの?』て聞いたら
『そうそう。まぁ、定期預金に1億入ってるし100万くらいいねんけどな~。』と、おじいちゃん。
前々から俺は高所得者だの貯金いっぱいあるだの聞かされていて、きっと嘘だろうなと思っていた私は『そうか~。でも100万は大金やし探さなあかんな~』と言うと
おじいちゃんから衝撃の言葉
『100万落としたしな、3万か5万貸してくれへんか?』と
私びっくりして『え?』とフリーズしてたら
おじいちゃんは『ここで待ってるし、早く家からお金持ってきて』と。
↑
なぜに、上から目線の命令口調?
びっくりして私はもう一度『え?』とフリーズ。
そしたら、おじいちゃん
『だってな、1億定期預金入れてるけど、途中解約したら利息ちょっとしかもらえへんやん。損やろ』と。
もうびっくりです。
でも、私もコロナで収入なくて困ってるのかな?と心配になって・・・
でもお金の借り貸しはどんなに仲の良い友だちでも絶対にやりたくないって昔から思っていて。
そんな事も頭の中でグルグル考えていると私は気づきました。
・そもそも、働いてないおじいちゃん。年金暮らしだからコロナの影響とか関係ない
・ATMで100万下ろした?ん?おかしい。ATMだと一日の引き出し上限は決まってるはず。
そこで、おじいちゃんに
『ATMで100万下ろしたの?1回で?』と聞くと
『そうやー。通帳とカード入れて暗証番号押して100万って打ったら100万円出てくるやろ』とご丁寧に操作方法を教えてくれまして、おかげで嘘だなと確信が持てました。
嘘と確信を持った私は『困っているところ、申し訳ないけどお金の貸し借りはたとえ1円でも出来ません。おじいちゃん、警察が本当にお金に名前は書いてないし見つからないって言って相談に乗ってくれないなら、おかしいから私、知り合いの警察官いるから今から呼んであげる。すぐに知り合いの警察官に電話するから待ってて』と電話するふりをしたら
おじいちゃん急に慌て出して『いやいや、もういいわ。警察も忙しいし、100万探してもらうの悪いしな。急いでるし帰るわ』と足早に帰っていきました。
本当にびっくりしたわ~。
なんだか昨日は朝からドッと疲れました。
でも、私も老後に人にお金を借りることのないように今からしっかり老後の為に貯金しようと思いました。
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