我楽苦多通信 -31ページ目

我楽苦多通信

なんやかんやつらつらと。

 何年前だろうか、「攻殻機動隊」が実写映画化になると聞いたのは。マンガやアニメの実写化は、滅多に観に行かないんだけどハリウッドでというのもあり、あの世界がどういうふうに表現されるのか楽しみではあった。

 公開が近づくにつれ、ちびちびと解禁されていく映像に期待は高まるばかりで。

 この映画4Dでも上映があるとのことで、とりあえず4Dで観ることに。そしてハリウッド映画なので当然英語なんだけど、これまた当然吹き替え版があってその声の担当がアニメ(田中少佐の方)の声優さんが務めるというので、普段吹き替えは観ないんだけれどどっちを観るか迷ってしまった。

 友人に聞けば、それはやっぱり吹き替えだろうというので、とりあえず吹き替え。そのほうが字幕に気を取られずに画面に集中できるしね。

 

 予告映像では押井版アニメと同じシーンが何度か出てきていて、その完成度に思わず声が出ちゃうほどだったんだけど、問題はストーリー。

 もしかしたら押井版のリメイクなのかしらと思ったり、思わなかったり。でもまぁ、あの世界が映像として再現されていればいいかなと、あまり多くを期待するとがっかりしちゃうので、そこは過度な期待をしないように注意していざ劇場へ。

 

 あまりネタバレにはならないように注意しつつ、感想を。

 実は観に行ってからひと月近くたってしまって、細部は残念ながら記憶がうすれてしまったのだけれど。

 まず映像はよかった。すごく。押井版、神山版(これはTVシリーズ)もちろん原作者の士郎氏へのオマージュというかリスペクトというか、それがすごくわかる映像。

 予告で観た似たようなシーンをどういうふうに物語に組み込んでいくのかと思っていたけど、違和感なく使われていた。

 アニメでのシーンがこうもまんまに実写で表現できるとは技術のすごさに感服。

 それから登場人物たち。主人公少佐こと草薙素子は押井版寄りの性格でちょっと鬱々しているかな。あと、自分が認識している少佐像よりちょっとおバカな感じ。(失礼な言い方だな)

 バトーとトグサはまぁいい感じだった。後の面々も出ていたようなのだけど、あまりの出番の少なさに記憶に残らず。映画を観てからネットでの評判を見て、いたことに気付くという。(笑)

 キャスト情報が出た時、ビートたけしの名前もあり、てっきり悪役かと思っていたら猿親父(荒巻)の役だった。少佐を演じるのが日本人もしくはアジア系出ないことに、ちょっとモヤモヤしていたんだけど、それ以上にモヤモヤ。

 マンガやアニメのイメージからすると、ベストとは言えない気がしたんだけれど、観ないうちから批判はよくないと……。

 観てからも、モヤモヤ消えず。何か違う。そして滑舌が悪いのよ。で、たけしだけ日本語なのよ。別にいいけど。

 日本人と言えば、少佐の母親役で桃井かおりが出てくるんだけど、こちらは英語で話していて吹き替えの声は本人じゃないんだよ。

 それはいいんだけど、本人の声を知っているから桃井かおりの顔で別の声で話すのを聞くのは何とも不思議な感じだった。寄せてはいるんだけど、やっぱり本人ではないし。

 物語は少佐の誕生にまつわるエピソードも出てくるんだけど、これは最新のアニメ版(黄瀬版)での少佐誕生とは全く違う話になっていて、それはそれでまぁいいかとも思えるんだけれど、ちょっとモヤモヤ。

 アニメと漫画の印象的なシーンをぶっこんだという印象で、ネットで読んだ攻殻のものすごくお金をかけた二次創作という表現に、なるほどって、そんな作品だった。

 そう思うと、自分が認識している「攻殻」とは微妙に違うというのも許容できる。それなら吹き替えで観ない方が別物という感じがしてよかったかもしれなくて、吹き替えじゃく普通にも観てみよう、と思いつつ、それはまだ叶っていない。

 

 

 4Dに関しては、別に普通に観てもよかったなと。値段が変わらないのならどっちでもいいんだけど、余分にお金を出してまで4Dで観たいとは思わなかった。

 3Dもそうなんだけど、苦手なんだ。

 揺れるのと風が吹いたり水滴がかかったりするのはいいとして、足元に何かが当たるのが痛くて、それは勘弁してほしい。それに、これは私だけかもしれないけど、集中力がそがれるの。

 

 総評として、面白かったんだけどなんかもやもや、て感じ。あとから「ブレードランナー」に似てるか?って思った。「ブレードランナー」をカラフルにした感じ。

 

 「攻殻」関係はいろいろ出ているので、適当に見繕って貼ってみた。

 ちなみに、押井版に出てくる人形使いの声が、女性と男性のツーバージョンがある。DVDではどうなっているかわからんのだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

  映画と合わせて小説アンソロジーとコミックトリビュートが出ていたんだけど、小説の方は名前は知ってるけど読んだことない人ばかりで、どういう感じなのか楽しみで。

 五人が五人とも違った雰囲気で、それでもちゃんと攻殻の世界で。話の構成やら主役に誰をもってくるかとか、全作とも、やられたーって(もちろんいい意味で)思ったよ。

 

 

 

 

 しばらく放置している間に、入力画面が大幅に変わっていて、ちょっと戸惑う。

 ぼちぼちではあるけれど、真面目に更新しようと思う。

 また出来ないことを言っているわけだんだけど、宣言でもしなければ永遠と更新出来ないような気がするし。とりあえず言っとこうかと。

 ただ、書きたいことはいろいろあるんだけどね。主に時間の問題で書けない。書かないからいつまでたってもうまくまとめて素早く書くということが出来なくて。これではいかんよね。

 

 というわけで、ぼちぼち書きます。

 ぼちぼち。

 

猫の神様 (講談社文庫)/東良 美季



¥514

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 深夜ローカル番組で司会の勝谷誠彦氏が絶賛していた本。


 ジョギング中に見つけた二匹の子猫、ぎじゅ太とみゃ太との話。のっけから葬送の日というタイトルで始まるこの話は、ネットや個人のねこ写真集のような、猫との楽しい生活を綴ったものではなく、主に彼らの闘病記だった。



猫を主役にした話はあんまり読んだ記憶がなく、それは家の庭にやってきた猫の事をひたすら描写していて、そこから猫の可愛さが伝わってくる、そんな一冊だった。
      ↓これね。

天からやってきた猫 (新潮文庫)/塩田 丸男

¥389
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画像がないのが残念だけど。

だからこの本もそう言うのを期待していたんだけれど、違った。まったく。
上記の本のように、猫の可愛さが伝わってくるわけじゃないけれど、飼い主(東良さん)がどんなに、この二匹の猫を大切な存在としていたかは伝わって来る。
この、病気で日に日に弱っていく猫たちを、どうやって楽に快適に過ごさせてやれるだろうかと。
そして必死に生きようとするみゃ太の姿に、もう涙涙。
すごく愛に溢れた一冊だった。

猫だけじゃないけれど、何かしらペットを飼っていれば死は必ずやってくるわけで、それは大切に思っていれば思っているほど辛いもので。
私はその辛さに耐えかねるから、だから飼わないのだけれど、こういうのを読んでしまうと、さらに自分は飼えないなぁと思ってしまう。
辛さもさることながら、ここまで一生懸命にはたぶんなれないから(時間的にも金銭的にも無理というのもあるけど)だから、巷に溢れる可愛い猫やら犬やらの動画や画像を見て、つい飼いたいなどと思ってしまうのだけれど、この本を思い出して、思い止まろうと思うのであった。

先日、園子温監督の「ひそひそ星」を観に行ってきた。
以前予告を観て、ちょっと気になる作品の一つで。でもいつやるかなんてことをわざわざ調べもしていなかったんだけど。
最近Twitterで感想を上げているのを見て、もうやってるんだと知ったしだい。
公開してからすでに一週間がたっていて、この手の作品は知らない間に終わっていることが多くて、急いで観に行ったのだった。
いつもなら割引の日にいくのだけれど、この日も割引だと勘違いしてしまいチケット売り場で正規の値段でチケット買うときの悲しみと言ったら。
悲しくて目の前が真っ暗になってしまった。(嘘)


上映時間が昼からだったので、とりあえずチケットをとってから昼食へ。
お目当てのイタリアンは長蛇の列で、そうそうに諦める。並ぶのはあまり好きじゃない。
で、別のビルの中にあるタイ料理の店へ。





まずは一杯。
普段ビールはあまり飲まないのだけれど、店の雰囲気がそうさせてしまう。(笑)
よく冷えていて、美味しい。
本日のランチを食べてのち、劇場に戻る。
チケットを買ったときには、ポツリポツリとしか埋まっていなかった席だが、上映が始まるころには、ずいぶん埋まっていた。
この日はロフトの下にあるテアトルで観たのだけれど、上映前に劇場の人が「ただいまから○○を上映します」ってイチイチ言うのがちょっと好き。

で、上映。
以下ネタバレもありなので、反転してみてください。


物語はアンドロイドの鈴木祥子がレトロな内装の宇宙船に乗って、星々へ荷物を宅配すると言う話。
鈴木祥子が降り立つ街は、荒れている。配達先の人以外、誰にも会わない。
そんな街に降り立ち、配達先に向かって歩き、荷物を渡しサインをもらう。
それだけの作業をたんたんと映し出す。
全面白黒で、静かな音楽が流れ派手なことはまったくない映画。
特に何も起こらない。
移動中の宇宙船の中、地味にそれでも選択したりと普通に生活をする祥子の日々も面白い。アンドロイドのくせに、たまに人間臭いところを見せたりする。

なぜだろうか、特におおっというシーンはないのだが、もう一度みたいと言う気になる映画だった。




余談なのだが、昼間にビールを飲んでしまったせいか、始まって少ししたのち、ウトウトしてしまった。始まったと思ってから、しばし記憶が飛んでいる。
なんというか、悔しい。
ったく、なんてこっただよ。







園子温作品集 ひそひそ星/朝日出版社

¥3,024
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なんだかよくわからんのだけど、こんなスタンプもらったから、一応投稿。

ここ数年、放置状態が続いていたので、もう少しこまめにとは思っているんだけど、なかなか続かない。

書くことがないというよりも、書きたいことをとりあえず人に伝わるように整理したりまとめたりする時間がないというのが正直なことろ。


あんまり話が広がらないようなテーマというか出来事は、Twitterでぼそぼそ呟いて終わってしまうし、ここんとこ書いてなかったというのもあって、書き方がわからなくなったといか、どこまで書いていいかの判断が自分の中でもはっきりしなくて、書いては消し書いては消ししているうちに、世間的にも自分の中でも旬を過ぎてしまって書く気が失せる、ということもしばしば。


ともあれ、なるべくマメに、できれば月一程度には更新しようと、今年もはや四か月が過ぎようとしているこの時期に、再び決意したんだけど、はてさてどうなりますか。


実は今年に入り、月が変わるごとに決意しているのだけれど、なぜか気がつくとすでに月末。(笑)