活動名:徳多秀香 Shuka Tokuta

世田谷区で作品制作と書道教室を運営中鉛筆

書道に携わって人生が豊かに♩

芸術が身近にある暮らしを発信しています

 

 

 

 

ぜひこちらの作品を見て頂きたくて

ご遺族様から了承を得て

掲載させて頂きます🙏

 

 

 

 

 

 

  

こちらの書作品、素敵ですよね恋の矢

 

パッと見た作品自体も素敵ですが、

その込められた意味を知ると

さらに胸熱になりますお願い

 

 

こちらの作品は、

徳多秀香書道教室へ通って下さっている

生徒様のお母様の作品。

 

お母様は昨年末にご逝去されまして

(享年92歳)

 

お母様も長く青森県弘前市で

溪心書道会という団体にて

近代詩文書を学ばれていました。

 

 

年賀状用に作成したこのハガキの作品。

 

こちらの書体は【金文】の

【星】という文字になります。

 

 

 

 

 

 

 

赤字のものが【甲骨文字】で、

それが進んで【金文】に

なったのが青字の方です。

 

 

もとの字は、日が三つある『晶』

の下部に『生』がある文字。

 

『晶』はたくさんの星が

輝く形を表しているそうで、

そこから『星』が「ほし」という

意味になったそう。

 

 

この文字を使い、

晶の3つの日を

娘さんの3姉妹に見立て

輝く『星』として

表現されたそうです。

 

 

素敵過ぎます・・・ラブラブ

 

 

生徒さんは書道を勉強されているだけあって

意味を知った時の感情はそりゃあもう・・・

 

 

 

90歳を過ぎても

生活の中で大切にしていた

書をする時間。

 

生きる糧にもなっていたと思います。

 

 

最後の絶筆作品は数枚あるそうで、

棺に一緒に入れたり

額装して保管する予定だそうです。

(棺に筆は一緒に入れられないんですって。

筆管が爆竹みたいになっちゃうとかキョロキョロ

 

 

 

書いた作品や

書いた線、

書いた画を通して

大切な人を思えるって

なんて素敵なんだろうと。

 

 

書いた本人は残そうとしてないかもですが

そうして残ったものを

大切にしてもらえるなんて

本当に素敵ですよね〜〜〜ラブラブ

 

 

そうやって大事にされる書作品。

 

有名な先生の作品だけが

残っていくわけではないんですよね。

 

 

一般人の我々が

こうやって書道文化を

次の時代に繋いでいくんですよね。

 

 

その事に貢献されているお母様の

書のある暮らしと御作品。

 

 

とってもとっても

感動したのでありました照れ

 

 

 

 

 

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