活動名:徳多秀香 Shuka Tokuta

職業:書道家カラーパレット

家族:夫&息子

出身地:青森県雪の結晶

世田谷区で作品制作と書道教室を運営中鉛筆

書道に携わって人生が豊かに!

芸術が身近にある暮らしを発信しています

 

 

急に秋めいてきまして、

寒暖差に体調がやられがちなこの時期泣くうさぎ

いかがお過ごしでしょうか!

 

 

さて、

当書道教室では大人と子供のクラスがありますが、

子供のクラスを「キッズクラス」と題しまして、

案内ページをリニューアルしましたニコニコ

 

 

 

今までは大人のクラスと同じページでしたが、

やはり子供の頃から書道を習うメリットなどは

子供独自のものがあるので、

そう言った事を1つのページに

私の思いをぶつけさせて頂きましたニヤニヤ

 

 

新しいページはこちら飛び出すハート

 

 

 

上記の案内ページには私が思う書道(習字)を

子供の頃に習わせておくメリットを3つに

まとめてますが、

この記事ではもちょっと掘り下げて

考察していきたいと思います!

 



まず1つ目は、

「とにかく美しい文字は一生の財産になる」

ということ。

 


これは誰もが疑う余地のないところではありますねグラサン

 

子供の頃についた書き癖って、

なかなか直らないんです。。。

 

かくいう我が息子も、

ひらがなの書き順がめちゃくちゃ・・・

 

何度も修正を促すんですが、

本人も「自分は間違った書き順をしている」

という自覚はあるものの、

もう体(指)が覚えちゃったもんですから、

無意識レベルに浸透してしまったので、

いくら声がけしたところで直らない・・・笑い泣き

 

まぁこういうのも性格があるかと思うんですけどあせる

うちの息子は「俺がこう思うんだからこう!」

みたいな部分があるので、

最初にひらがなを保育園で書く時に

「自分流」に解釈してしまい、

それが定着しちゃったんだと思います笑い泣き

 


正しい書き順は「知って」いるので、

どこかのタイミングで自分で直してくれる事を

待つしかありません泣

 

で、書き順はハチャメチャだけれど

書き終わった字は割と良い字を書いているので、

まぁとりあえず良しとしていますショボーン

 

 

 

それと綺麗な文字って

「文字によって色んなジャッジをされない」

というのも、

割と大きいのではないかと思っています。

 


日本人て、

手書き文字に敏感な種族だと思います。

すっごい敏感かと真顔

 


外国の子供達って、

ペンの持ち方とかめちゃくちゃですよね。

びっくりするような持ち方してる!

でも、外国ってそんなものらしいです。

文字なんて、

ようは「読めればいい」というレベル。

 

 

日本では手書き文字を見ると

割と人柄を判断している傾向

ってありませんか?

 

 

綺麗な文字だと「性格良さそう」とか

「頭良さそう」とか。


私も学生時代に思いましたもの。

じゃあ読みにくい文字を書く人は性格が悪いのかっていうと、またそれは別の話ではあるのですが、

 

大体みんな何かしらジャッジしてません??

って思うんです。

 

 

それによって、地味〜〜〜に心理的なダメージを

負うケースは少なくないと思いますよ。

大人になってからも自分で文字を書くのを

極端に嫌がる人はいますから。

(今後はそういうジャッジが無くなってくるのではと思いますが)

 


「書いた文字=その人の印象」として、

日本では手書き文字の取り扱いは

独特なものがあると思います。

 


また今後、

入試なども手書き答案が増えるらしいので、

やはり相手に良い印象を持ってもらえる文字

というのは大事なのではないかなーと思います。

 

 

 

その他のメリットとしては、

「集中力がつく」

というのも有名ではないでしょうか。



普段落ち着きのない子が、

書道の時間だけはジッと座って集中している

様子を見てびっくりする親御さんも多いですね。

 

私が以前「本当の書道の効果とは?」という記事で、統合失調症の患者さんに向けた

書道プログラムの結果をシェアしたのですが、

そこにもあるように、書道の一連の流れには

「精神を落ち着かせる」

作用があると実験結果に出ています。

 

 

 

右矢印視覚認知が必要であること

(お手本をよく観察し、多少の思考力も使う)

 

右矢印その都度フィードバック(添削)があること

(短期記憶が鍛えられ、

他人の添削を見ることで客観的に捉えられる)

 

右矢印必ず1枚書いたものを提出すること

(達成感につながる)

 

右矢印それらを繰り返す事により自制心が働く

(習慣化)

 

 

=集中力が身に付く

(精神が落ち着く)

 


という構図になっているのではないかと

勝手に考察していますニヤニヤ

 

(実験結果に詳細なホルモン名などは記載されていませんでしたが、患者さんの意欲が向上したとあるので、書道によりドーパミンが分泌されたのではないでしょうか)

 

 

 

 

その他にも、

書道というのは「頭」と「身体」を使う塩梅が

絶妙な習い事ではないかと自負しています。

 

というのも、

運動でも同じような集中力が

身に付くと思うのですが、

身体に対する負荷が大きいと

疲れや怪我のリスクもあります。

 


その点書道は、

自然と思考して身体全体を使っているので、

実は結構疲れるんですよぅにやり

 


書道は指だけと思う勿れ!

指だけ動かしているようで腕全体を使っているし、

子供達が腕を動かすためには

身体全体も連動しています。

 

疲れるといっても

汗ダクになる疲労ではありませんし

怪我のリスクもありませんしね。

(運動は運動で別の脳を使っていると思うので、

やはりそれぞれメリットがあるのですよね)

 

 

 

こういったメリットと共に、

当書道教室では独自の活動もプラスしています。


それについては

次回の記事でまとめていきたいと思いますベル

 

 

 

長々となりましたが、

お読み頂きありがとうございました!

 

 

 

 

 

 


 

 

徳多秀香HP

 

 

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