こんにちは✨

二子玉川書道教室の徳多です。

 

 

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書道でご法度とされている

 

二度書き

 

 

 

一度書いたもののを上から、さらに重ねて書いて、文字を修正する行為ですね。

 

 

大人ももちろん、やらない方が良いですが、

特に子供達には厳しく注意しています。

 

 

というのも、二度書きがクセになって良い事って全然ないんですよね。

 

絵の具と違い、「墨と半紙」という組み合わせは、空気にものすごく敏感な用具なんです。

 

一度書いて、ほんの少しでも「間を置く」と、スッと乾いてしまいます。

 

そしてその上にもう一度書くと、「不自然な墨の出方」になって、先生が見れば一発でわかってしまいます。

 

「二度書きしているな」

と思われたら昇級もされませんし、団体によっては厳しく対処される場合もあります。

 

それぐらい、「墨と半紙」は繊細な用具であり、書く方も慎重にならざるを得ないのです。

 

 

また、「これぐらいならいいや」と思って修正する行為。

 

その心の在り方は、書道にはあまり必要ないものです。

 

二度書きという、ただの、ちょこっと直しただけ・・・は、

書道上達や心構えには不必要なものなので、

 

いさぎよーく、捨ててしまって下さいね☆笑

 

 

 

*熟練の先生方であれば二度書きしてもわからない域になりますが、くれぐれも初心者の方は真似しないで下さいね!

 

 

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