こんにちは(^^)

二子玉川書道教室の徳多です。


今日は大人になってから書道を始めたばかりの方に向けて、文字を書くコツをお伝えしようと思います。




まず最初に


頭の中には
運動野と言語野という働きがあります。



運動野とは、頭から身体へこーしろと命令する器官で、


 
 
言語野とは文字を読んで理解する器官です。



書道は、この両方の器官がちょうど良く連動します。


言語野は、お手本を見てなんと書いてあるか理解し(どのように書かれているか)、
運動野はお手本のような字を書くよう身体へ命令します。

つまり、キレイな文字を書くには、言語野でお手本をきちんと理解し、運動野で正しい命令を身体に出す事なのです。



お手本を見て書く
という行為は、ただお手本の真似をするだけでなく、
 
観察力を磨く
(観察眼とも)
 
という目的があります。
 
 
 
お手本の文字がどのような形なのか、
 
線と線の間はどのくらい開いてるのか、
 
この漢字の横に書くには、どの線を目安にするといいのか、、、
 
 
 
などなど、
 
観る箇所がたーくさんあります。
 
これを観ているのが言語野だそうで、
 
それを理解し、そのように書くのが運動野の役割です。
 
 
 
観て、理解し、書く(動かす)
 
 
 
これをずーっと連動して書いていくのが望ましいのです。
 
 
慣れないうちは、一つの線を書いたら、またじっくりお手本を見て、また書く…
 
を、繰り返していくといいと思います。
 
 
 
 
 
自分の文字とお手本の文字を照らし合わせ、
 
・何が違うのか
 
・どこがどう違うのか
 
という部分を、自分の力で見つけなければいけません
 
 
次からは文字の字形や原則について見ていきます♪