活動名:徳多秀香 Shuka Tokuta

職業:書道家カラーパレット

家族:夫&息子

出身地:青森県雪の結晶

世田谷区で作品制作と書道教室を運営中鉛筆

書道に携わって人生が豊かに!

芸術が身近にある暮らしを発信しています

 

 

 

案内ページをリニューアルしました!

徳多秀香書道教室キッズクラスです飛び出すハート

 

 

 

 

さて、前回記事の続きです。

 

小さい頃から書道を習っておくメリットを

本気で考察していきますその②です!

 

 

「美しい文字は一生の財産」であると共に

「集中力が身に付く」

という部分を掘り下げました。

 


集中力が身に付く・・・と言っても、

習っている本人は実感として

湧かないかもしれません笑い泣き

 

私自身も7歳から書道を習い始めてますが、

「自分て集中力あるな」

と自覚した事はありません。


でも周りから見ると

結構集中力があると見えるらしく、、、


でもですね、この点は書道のおかげなのか

運動部だったからなのか性格的な事なのか、

正直わかりません!!(オイ)

 


間近で見ている両親の方が、

何かしら感じているかもしれませんね。

 

 

ただ、書道教室の環境としては

おしゃべりしながら良い字は書けないし、

あまり動いていると墨をこぼしたり、

服についたりしてしまいます。

 


「所作」という点も、

書道を習っているといつの間にか

身に付く部分かもしれません。

 

書道の用具って、色々多いんですよね〜〜〜

今はほとんどがプラスチックの硯になりましたが、

一昔前は全て石の硯でしたしね。重かったなー笑い泣き

 


墨もすぐ乾くわけではないので、

しっかり吸取り紙で余分な墨を取らないと

いろんな場所に墨がつく・・・

 

あと紙は多いし、

新聞紙を広げるので場所も取るし。

準備・片付けは大変かもしれません。

それを要領よくできれば、早く帰れる(笑)

 


道具を広げてそれをまた片付ける作業で、

知らず知らず所作が良くなってくる

のではと思います。

 

 

 

また、これは「創作活動」として

当書道教室で行なっている活動になるのですが、

年に1回の展示会に向けて、

子ども達が主体となって

作品を作ってもらう活動です。

 

 

 

 

 

 

普段使わない大きな筆と紙を使い、

書く字も自分で決めてもらいますが

お手本はありません

 

今まで習ってきた事を活かしつつ、

自分だけの文字を書いてもらう作業になります。

 

 

どうしてこんな作業をやらせるのかと言いますと、

小・中学生時代って、

学校生活や社会生活に必要な

「ルールを知り・守る」事を

徹底して学んでいく時期かと思います。

 


でも、社会に出た後に必要とされるのは

「ルールを知ってわかった上での

ルールブレイクできる力」

なのではないかと思うんです。

もとい、

「表現力」とでも言いましょうか・・・

 

 

書道には「守・破・離」という流れがあります。

 

 

形を守り身につけ、それを破り、

最後は型から離れていきます。

そうして自分自身の書と対峙していくのです。

 

ここでは「守」を身につけ、

そしてちょっとした「破」を

体験してもらえたらと思っています。

 


本来であれば、

ひたすらお手本をよく見て基礎を学ぶ時期であり、

学生書道展などでも

評価基準は「正しい文字」です。

芸術的表現は評価されません。

 


ですが私はあえてこれを体験してもらう事で

「基礎を学び、自由に表現する」

という事を体感して欲しいなぁと思っています。

 

そこに「正・誤」はありません。

えらい先生から評価され

賞をもらうとかでもありません。

 

ひらすら脳内にあるイメージを具体化してほしい!

ただそれだけです。

それって芸術表現の

何ものでもないのではないでしょうか。

 

 

これをやっていて思うのは、

こだわりの強い子ほど集中して(または喜んで)

やっているように感じます。

普段隠している強い思いが、

筆に乗って静かにぶつけられている

感じがするのですよね〜〜

 

 

ただ、低学年のうちは少し混乱が生じるので

そこは丁寧に指導していきます。

というのも、子ども達はその純粋さゆえ

醜い文字も一瞬で体得してしまいます滝汗

 

課題は自由ですが、美醜の方向性は考慮しながら、

その子らしい伸び伸びとした文字を

書けたらと思っています。

 

 

そうして出来た作品は、

この時期にしか出来ない特別なものです。

ぜひご自宅に飾って

一生の思い出として頂けたら嬉しいです照れ

 

 

 

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さて来年の展示会は

どのような作品が並ぶのでしょうか音譜

準備など大変なのですが、

この作品を作る過程の

面白さに叶うものはありませんウシシ

 

 

以前は書道・習字というと「正しい文字を習う」

部分だけだったかもしれませんが、

今は書道パフォーマンス全盛ですし

表現する方法か増えてすよね。

 


 それに同郷の先生は

こんな面白い展示をやっています飛び出すハート

 

 

 

滋賀県では書道教育がユニークで私は大好きですラブ

 

 

 

 

小さい頃に書道を習うメリット、

感じて頂けたでしょうかちゅー

我が息子もどこまで続けてくれるかわかりませんが笑

 


楽しく、美しくをモットーに、

書道教育の一助となれますよう

取り組んでおります。

 

 

 

徳多秀香書道教室キッズクラスはこちらひらめき電球

 

 

 


 

 

徳多秀香HP

 

 

直近のお仕事

2023年6月鎌田区民センターにて書作品展示を行いました

二子玉川 書道教室

 

 

2023年3月八芳園にて東京マラソン2023アフターパーティで席上揮毫を行いました

二子玉川 書道教室二子玉川 書道教室

 

 

2022/6/29~7/3初の個展を開催しました

個展開催の様子