活動名:徳多秀香 Shuka Tokuta

世田谷区で作品制作と書道教室を運営中鉛筆

書道に携わって人生が豊かに♩

芸術が身近にある暮らしを発信しています

 

 

前回記事はこちら下差し

 

 

 

 

前回お伝えした書道の効果以外に

実験から何が詳しくわかったのか?

をまとめていきたいと思います。

 

 

まず

 

 

①視覚認知力がアップ

 

ちなみに視覚認知とは、

 

★ 長時間集中して作業を続けにくい。
★ 文字を読むのに時間がかかる。
★ 行を飛ばしたり同じところを読んでしまう。
★ 字を覚えにくい。
★ 図形の理解が苦手。
★ 手先の作業が、うまくこなせない。
★ 左右を認識しにくい。
★ 鏡文字を書いてしまう。
★ 探し物をうまく見つけられない。

※視覚発達支援センター参照

 

 

 

お手本をじっくり見なければいけないので

目から得る情報量が増えます。

上記のような障害に

どのくらい影響があったかは分かりませんが、

 

 

「目で見て、

その場でアウトプットする」

 

 

インプットとアウトプットを同時に行うので、

脳の認知機能がアップした・・・

という解釈でいいでしょうかね。

 

 

 

 

②注意力、集中力がアップ

 

これも①の認知機能がアップしたことで

散漫だった意識が一か所に集中する力が

相乗効果でアップしたのではないでしょうか。

 

 

 

 

③習慣化により衝動を抑制

 

患者の興奮や敵意

情動的引きこもりの改善が見られたそうです。

一定期間

同じ時間に

同じ行動をする

 

習慣になると

脳の興奮を抑制する効果があるんですねキョロキョロ

 

 

 

 

 

④作業記憶力がアップ

 

作業記憶とは、

別名「短期記憶」や「ワーキングメモリ

と呼ばれるものです。

 

用語解説詳細はこちら

 

 

「お手本を見て、

それを覚えてすぐに書き出す」

 

これがワーキングメモリを強化する

トレーニングになってるんですね。

 

 

ちなみにワーキングメモリには

・視空間的短期記憶

(イメージ・絵・位置情報)

 

・言語的短期記憶

(数・単語・文章情報)

 

があり、

これを実行させる機能と

組み合わせて行われるそうです。

 

 

昔の学校であった「寺子屋」で行われた

「書写」(現在のお習字みたいなもの)が

このワーキングメモリの

トレーニングになっていたんだなと思いました。

 

お手本は文字だし

それを罫線の無い半紙に

配置させなければいけないので

ワーキングメモリを強化するには

持ってこいの作業ですね。

 

 

image

 

 

ちなみにワーキングメモリが弱わまると

意欲低下やネガティブ思考になりやすいそうです。

※参考記事はこちら

 

 

 

 

次は、

 

 

⑤モニタリング能力がアップ

 

⑥遂行能力のアップ

 

 

について、詳しく見ていきます♪

 

 

 

 

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