6月15日。
群馬県渋川市の三國クリスチャン・チャペルでコンサートでした。
八木原駅。
この駅から徒歩10分ほどのところに教会はあります。
こちらの教会、設立から30周年ということで、記念コンサートに呼んで頂きました。
実は高校生の頃、家族と通っていた思い出の教会。
西山先生ほか、懐かしい皆様に再会した。
皆さんから
変わってないね
お父さんに似てきたね
などと言われた。
僕も思った。
皆さんも、本当に変わっていないと。
何よりも声。
話し始めるとすぐに記憶が戻ってくる。
高校生のころの、多感な、不安な、そしていつも少しワクワクしていた自分。風景。
そんなものが甦ってくる。
故郷の人との再会は、いつもこういう感じ。
三國クリスチャン・チャペルでの思い出のひとつは、チェロのベアンテ・ボーマンさんと奥様のるり子さんとの演奏。
ラヴェルの「二つのヘブライの歌」という曲を演奏した夜があった。その演奏の強烈な印象。チェロもピアノもすごかった。ものすごくエモーショナルで、エキゾチックで完全に心を持って行かれた。
その後ボーマンさん一家には、芸大受験のとき土曜日の夜に泊めてもらったりしてお世話になった（日曜日がレッスンだったので）。しかし、あの夜のラヴェルの曲の感動は、いまだ伝えられていないな。いつか、必ず。
さて、今回の三國クリスチャン・チャペルではオリジナル「レクイエム・シベリア」を弾いた。
アップライトピアノでの本番は初めてだったが、特段問題なく、思いっきり心を預けて弾き切った。
さ、次は7/13のヴェレラでこの曲を弾く。
そして、9月のコンサートで数回弾く。
そうしたら、しばらく寝かせようかな。
なんて、考えている。
今は、新しい曲集のことを考えている。
なかなか意欲的な曲集になりそうだ。
最後までありがとう！
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